田村淳のキキタイ8月8日|二地域居住とは?住民票・税金・補助金を解説|8/8 17:00

2026年8月8日放送の「田村淳のキキタイ!」は、地方移住希望者が増えている背景と、政府も推進する二地域居住を取り上げます。都会を完全に離れる移住ではなく、都市と地方の2つの拠点を行き来する暮らしは、仕事や家族の事情を維持しながら地域との関わりを深める選択肢として注目されています。

放送を見ながら「二地域居住とは何?」「住民票は2つ持てる?」「住民税はどこに払う?」「補助金はある?」「結局、生活費は高くならない?」と気になる人も多いでしょう。この記事では、番組情報に加え、2026年時点の公的資料をもとに、二拠点生活を始める前に知っておきたい仕組みと課題を整理します。

この記事の要点

  • 放送は2026年8月8日(土)17:00~17:55、TOKYO MX1
  • 2025年の移住相談件数は73,003件で、前年比18.3%増・5年連続過去最多
  • 二地域居住は、主な生活拠点とは別の地域にも拠点を設け、継続的に行き来する暮らし方
  • 二地域居住促進の改正法は2024年11月1日に施行され、住まい・仕事・地域交流の環境整備を後押し
  • 住民票は原則1人1か所で、住民税は原則として1月1日現在の住所地で課税
  • 個人向け補助は全国一律ではなく、自治体ごとに対象・金額・条件が異なる
  • 最大の課題は、住居費と交通費の二重負担、仕事、子育て・教育、医療、地域との関係づくり

田村淳のキキタイ!8月8日の放送日時・出演者

番組名田村淳のキキタイ!
放送日時2026年8月8日(土)17:00~17:55
放送局TOKYO MX1
テーマ地方移住希望者5年連続最多/政府も推進する二地域居住
MC田村淳
アシスタント中村仁美
ゲスト馬場未織(南房総リパブリック)、登坂淳一、古市憲寿、榎本ゆいな

番組は政治・経済・生活などの社会課題を専門家とともに掘り下げ、田村淳さんが視聴者の疑問を率直に問いかける情報番組です。今回は、二地域居住の実践者である馬場未織さんを交え、都会と地方のどちらに暮らすのか、完全移住ではない選択肢に現実味があるのかを議論します。

地方移住希望者が5年連続最多とは?73,003件の中身

番組の「地方移住希望者5年連続最多」というテーマの背景にあるのが、ふるさと回帰支援センター・東京の相談実績です。2025年の移住相談件数は、面談・電話・メール・見学・セミナー参加を合わせて73,003件でした。2024年の61,720件から18.3%増え、5年続けて過去最高となっています。

相談件数の増加は、全員がすぐに地方へ転居したことを意味するものではありません。ただ、都市部の住宅費、働き方の変化、子育て環境、自然に近い暮らしへの関心などをきっかけに、具体的な情報収集を始める人が増えていることは読み取れます。

2025年の主な数字結果
移住相談件数73,003件
前年比18.3%増
過去最高5年連続
移住相談会・セミナー開催数658回
窓口相談の希望地上位1位 群馬県、2位 栃木県、3位 長野県

地方への人の流れや東京一極集中の議論については、副首都とは何か、候補都市と東京一極集中の課題を整理した記事も参考になります。

二地域居住とは?移住・別荘・ワーケーションとの違い

国土交通省は二地域居住を、主な生活拠点とは別の特定の地域に生活拠点を設ける暮らし方として説明しています。都市と地方、地方と別の地方など、2つの地域を継続的に行き来するのが基本です。法律上は「特定居住」という用語が使われます。

暮らし方主な特徴
地方移住生活の中心を地方へ移し、転居・転職・転校などを伴うことが多い
二地域居住2つの地域に生活拠点を持ち、定期的・継続的に行き来する
別荘利用休暇や余暇を目的とした一時滞在が中心
ワーケーション旅行先・滞在先で仕事を行う働き方で、生活拠点を持つとは限らない
多拠点生活3か所以上を含む複数の地域を移動しながら暮らす

たとえば、平日は東京で勤務し、週末は南房総で暮らす形、介護のために自宅と親の住む地域を行き来する形、子どもの自然体験や教育を目的に季節ごとに滞在する形などがあります。頻度や期間に全国共通の一律基準があるわけではなく、生活実態は人によって異なります。

政府はなぜ二地域居住を推進?2024年施行の改正法

二地域居住を促進する改正法は、2024年5月22日に公布され、同年11月1日に施行されました。人口が減るなかで、すべての地域が定住人口だけを奪い合うのではなく、都市住民が継続的に地域へ通い、仕事や消費、地域活動に関わる「関係人口」を増やす狙いがあります。

  • 市町村が二地域居住を促進する「特定居住促進計画」を作成できる
  • NPOや民間企業などを「特定居住支援法人」に指定できる
  • 空き家、仕事、イベントなどの情報をまとめて提供しやすくする
  • 自治体、支援法人、地域住民などが参加する協議会を設けられる
  • 住まい・なりわい・コミュニティの3つを一体で支える

制度ができたからといって、誰でも自動的に住宅や交通費の支援を受けられるわけではありません。自治体が計画を作り、地域の事情に合わせた受け入れ体制を整えるための土台と考えると分かりやすいでしょう。

二地域居住の住民票と税金はどうなる?

住民票は2か所に置けない

住民登録は1人につき1か所です。2つの家を行き来していても、両方の住所に住民票を作ることはできません。原則として、生活の本拠となる住所を住民登録地にします。

滞在日数だけで機械的に決まるとは限らず、仕事、家族、日常生活、郵便物、公共サービスの利用状況などを含めて生活実態が判断材料になります。どちらが生活の本拠か迷う場合は、転出・転入手続きをする前に両方の自治体へ相談すると安心です。

住民税は原則1月1日の住所地

個人住民税は、原則としてその年の1月1日現在の住所地で課税されます。ただし、住民票の場所と実際の生活の本拠が異なる場合には、実際に暮らしている自治体で課税されることがあります。

また、住民票を置いていない地域に家屋敷や事業所を所有する場合、自治体によっては均等割の扱いが関係することがあります。固定資産税、住宅ローン控除、事業利用、賃貸収入なども物件の使い方で変わるため、購入や長期賃借の前に自治体・税務署・税理士へ個別確認が必要です。

二地域居住の補助金はある?全国一律ではない

「二地域居住を始めれば国から交通費や家賃が出る」と考えるのは早計です。2026年度の国土交通省の先導的プロジェクトは、自治体や事業者による仕組みづくりを支援する制度で、二地域居住者への交通運賃や宿泊費の直接補助は対象外とされています。

一方で、自治体や民間企業が独自に、交通費、宿泊費、お試し住宅、コワーキングスペース、移住体験、空き家改修などを支援する事例はあります。たとえば静岡県では、東伊豆町をフィールドに、認定した二地域居住者の移動費・住居費負担を軽減する実証事業が行われています。

  • 対象者:年齢、居住地、勤務形態、滞在頻度などの要件
  • 対象経費:交通費、家賃、宿泊費、改修費、テレワーク環境など
  • 申請時期:契約・転入・工事の前に申請が必要な場合がある
  • 予算:年度途中でも受付終了になる場合がある
  • 併用条件:移住支援金や空き家補助と併用できない場合がある

検索するときは「二地域居住 補助金」だけでなく、「自治体名+二地域居住」「自治体名+お試し住宅」「自治体名+空き家改修」「自治体名+交通費支援」まで入れると、具体的な制度を見つけやすくなります。

二地域居住のメリット・デメリット

メリットデメリット・課題
都市の仕事や利便性を維持しやすい家賃・住宅費・光熱費が二重になりやすい
自然、趣味、子育てなど生活の選択肢が広がる交通費と移動時間の負担が大きい
完全移住の前に地域との相性を試せる空き家や庭の維持管理が必要
地域の人や仕事との継続的な関係を作れる仕事、医療、買い物、通信環境の確認が必要
災害時の避難先の選択肢になり得る住民票、税、保険、学校など制度面が複雑
将来の移住や定住を段階的に検討できる地域行事や近所付き合いとの距離感が難しい

特に見落としやすいのが、安い物件を見つけても毎月の交通費と維持費で総額が膨らむ点です。二拠点の家賃やローンだけでなく、電気・水道・通信、車、草刈り、除雪、修繕、留守宅管理まで年間費用で試算しましょう。

移住先の住宅・買い物・支援制度を具体的に知りたい方は、「東野幸治は移住したい」大田原市編の庭付き平屋と生活環境もあわせてご覧ください。

番組で注目したい論点|都会と地方どっちに暮らす?

  1. 完全移住より二地域居住のほうが現実的か
    仕事や家族の事情を残しながら始められる一方、費用負担は増えます。
  2. 移住相談の増加が実際の転居につながっているか
    相談件数と移住者数は同じではなく、検討段階の人も多く含まれます。
  3. 地域側にどんなメリットがあるか
    消費や労働力だけでなく、地域活動の担い手や空き家活用につながるかが焦点です。
  4. 住民票を置かない人にも行政サービスをどう届けるか
    教育、保育、医療、防災、納税など、中長期的な制度課題があります。
  5. 一部の余裕がある人だけの暮らしにならないか
    住宅費と交通費の負担をどう抑え、持続可能な仕組みにするかが重要です。

地方暮らしの理想と現実を扱う番組記事として、「ナゼそこ?+」麻布・銀座から山奥へ移住した人たちの暮らしも関連します。

馬場未織とは?東京と南房総で二地域居住を実践

馬場未織さんは、NPO法人南房総リパブリックの代表理事を務める建築ライター・コーディネーターです。東京の都心と南房総の里山に家を持ち、2つの地域を行き来する二地域居住を実践しています。

制度を説明するだけでなく、移動、住居の維持、地域との付き合い、子育て、仕事の両立といった実践者ならではの経験が、今回の議論の重要な材料になりそうです。南房総では移住・二地域居住の促進が地域計画にも盛り込まれており、都市からアクセスしやすい二拠点候補としても関心を集めています。

田村淳のキキタイ!の動画・見逃し確認方法

番組公式サイトには「動画」欄があり、YouTubeの再生リストへ案内されています。放送回によって公開内容が異なるため、今回の二地域居住特集の動画が公開されているかは、公式サイトの動画欄と番組公式X「@kikitai9ch」で確認してください。

ウェブで検索されやすい二地域居住の疑問

  • 二地域居住と二拠点生活の違いは?
  • 住民票は東京と地方のどちらに置く?
  • 住民税や固定資産税は二重になる?
  • 交通費・家賃・空き家改修の補助金はある?
  • 子どもの学校や保育園は2地域で利用できる?
  • 会社員でも二地域居住はできる?
  • 南房総で二拠点生活を始める費用はいくら?
  • 田村淳のキキタイ!二地域居住回の出演者は誰?
  • 番組の動画や見逃しはどこで見られる?

これらは一律の答えが出ない項目も多く、住む地域、物件の所有形態、家族構成、仕事、滞在頻度によって変わります。番組をきっかけに検討する場合は、まず1~3か月の試住や定期滞在で、交通・買い物・通信・医療・地域との相性を確認する方法が現実的です。

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よくある質問

田村淳のキキタイ!二地域居住特集はいつ放送?

2026年8月8日(土)17時00分から17時55分まで、TOKYO MX1で放送予定です。

二地域居住とは何ですか?

主な生活拠点とは別の地域にも生活拠点を設け、2つの地域を継続的に行き来して暮らすライフスタイルです。法律上は「特定居住」という言葉も使われます。

二地域居住では住民票を2か所に置けますか?

住民登録は1人1か所です。原則として生活の本拠となる住所に住民票を置きます。実際の生活状況によって判断が必要な場合は、関係する自治体へ確認してください。

二地域居住の補助金は全国共通ですか?

全国一律で個人が受け取れる制度ではありません。国の事業は自治体や団体の仕組みづくりを支援するものが中心で、個人向け支援の有無や条件は自治体ごとに異なります。

番組の動画はどこで確認できますか?

番組公式サイトにはYouTubeの動画再生リストがあります。今回の放送回の公開有無や公開期間は、公式サイトと番組公式Xで確認できます。

参考にした公式・公開情報

まとめ

8月8日の「田村淳のキキタイ!」は、移住相談が5年連続で過去最多となるなか、都会か地方かの二者択一ではない二地域居住を考える回です。東京と南房総で実践する馬場未織さん、登坂淳一さん、古市憲寿さん、榎本ゆいなさんが、それぞれの視点から暮らし方の現実を議論します。

二地域居住には、完全移住の前に地域との相性を確かめられる利点があります。一方、住民票は1か所、住民税は原則1月1日の住所地、補助制度は自治体ごとに異なり、住居費・交通費・維持管理の負担もあります。憧れだけで判断せず、年間費用と生活動線を数字で比べ、試住から始めることが失敗を減らすポイントです。

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