
台風が来る前に買うものリスト2026|水・食料・停電対策まで
台風が近づくと、スーパーやコンビニで水やパン、カップ麺、乾電池などが一気に売り切れることがあります。「まだ大丈夫」と思っているうちに棚が空になってしまうのはよくある話です。
この記事では、台風が来る前に買っておきたいものを、水・食料・停電対策・衛生用品・子どもや高齢者、ペットのいる家庭向けに分けて具体的に紹介します。あわせて、なぜ品切れが起きやすいのか、どのくらいの量を目安にすればよいのかも解説します。
最新情報:2026年7月7日更新
大型で猛烈な台風9号(バービー)は、2026年7月7日午前3時現在マリアナ諸島付近を西北西へ進んでおり、中心気圧920hPa、中心付近の最大風速55m/s、最大瞬間風速75m/sの猛烈な勢力を維持しています。気象庁の予測では、10日(金)から11日(土)頃に非常に強い勢力を保ったまま沖縄地方へ接近する見込みです。沖縄気象台は宮古島地方・八重山地方の暴風域突入確率を95〜99%としており、早めの備えが必要な段階に入っています。最新情報は気象庁や自治体、気象会社の公式発表を確認してください。
この記事の要点
- 台風前は水・食料・電池・モバイルバッテリーを早めに確認する
- 買い占めではなく、家族の人数×3日分を目安に備える
- 停電に備えて保冷剤や冷凍食品を活用し、冷蔵庫の開閉を減らす
- 薬・衛生用品・子ども用品・ペット用品は代替がききにくいため優先する
- 台風接近後の外出は危険なので、直前ではなく数日前から準備を進める
目次
台風が来る前に買うものリストの一覧
まず全体像をつかむために、カテゴリー別の買い物リストを一覧にしました。台風接近が予想された時点で、家にある在庫を確認してから買い足すのが無駄のない進め方です。
| 種類 | 買うもの |
|---|---|
| 水分 | 飲料水、麦茶、経口補水液・経口補水パウダー |
| 食料 | レトルトご飯、缶詰、カップ麺、乾麺、シリアル、栄養補助食品 |
| 停電対策 | モバイルバッテリー、懐中電灯、乾電池、保冷剤 |
| 衛生用品 | ウェットティッシュ、マスク、ゴミ袋、トイレットペーパー |
| 生活用品 | ラップ、紙皿、割り箸、簡易トイレ |
| その他 | 常備薬、現金、ペット用品、乳幼児用品 |
水はどれくらい必要?
防災の備えとして、飲料水は1人1日3リットルを目安に考えるのが一般的です。家族の人数と、最低3日分という日数をかけ合わせて、無理のない範囲で備えておきましょう。4人家族なら3リットル×4人×3日で合計36リットルが目安になります。
ローリングストックのコツ
水は一度に大量に買うと重く、保管場所にも困ります。普段から少し多めに水を買っておき、古いものから使いながら使った分を補充する「ローリングストック」という方法にすると、賞味期限切れを防ぎながら無理なく備蓄を続けられます。
ペットボトルの水だけでなく、麦茶やスポーツドリンクを混ぜておくと、停電で冷房が使えないときの熱中症対策にもなります。汗を大量にかく時期は、水だけでなく塩分やミネラルの補給も意識すると安心です。
食料は火を使わないものも用意する
停電や断水が起きると、いつものように調理できない場合があります。カセットコンロを持っていても、換気や一酸化炭素中毒への注意、ガスボンベの残量確認が必要になるため、そのまま食べられる食品を中心に準備しておくと安心です。
- そのまま食べられる缶詰(魚、肉、フルーツなど)
- レトルト食品(親子丼、カレー、おかゆなど)
- 栄養補助食品・カロリーメイトなどのバー系食品
- シリアル・ビスケット
- 常温保存できるパンや個包装のパン
- 子どもが普段から食べ慣れている食品
離乳食やアレルギー対応食品は、近所のお店ではすぐに手に入らないことも多いため、家族に必要な人がいる場合は特に早めの確保をおすすめします。
停電対策で買っておきたいもの
台風では電線や電柱への被害によって停電が起きることがあります。スマートフォンの充電手段、夜間の明かり、冷蔵庫の保冷をどう確保するかを考えて、事前に準備しておきましょう。
モバイルバッテリーの選び方
停電時にまず困るのが、情報収集や連絡に使うスマートフォンの充電です。10,000mAh前後の容量があれば、スマートフォンを2回前後フル充電できるため、家族の人数に応じて台数を用意しておくと安心です。USB Power Delivery対応のモデルなら、タブレットなどの充電にも余裕を持って対応できます。
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懐中電灯や乾電池も、停電時の必需品です。ろうそくは倒れると火災につながる危険があるため、台風のような強風・停電が想定される場面ではLEDライトを優先するほうが安全です。冷蔵庫の保冷剤は、あらかじめ凍らせて冷凍庫にストックしておくと、停電時に食品を守る保冷材として活用できます。
買い占めをしないための考え方
台風のたびに話題になるのが、スーパーの棚から水やパンが一気に消える「買い占め」の問題です。実際には、多くの家庭が「念のため」と少しずつ多めに買うことが重なり、結果として品切れが連鎖的に起きる仕組みになっています。
家族の人数と3日分という目安を意識して買い物をすれば、必要以上に買い込むことを避けられます。早めに少しずつ備えておけば、直前にまとめ買いをする必要がなくなり、結果的に他の人が困る事態を防ぐことにもつながります。
衛生用品・生活用品で見落としがちなもの
水や食料に意識が向きがちですが、断水時にはトイレやお風呂も使いにくくなります。簡易トイレやウェットティッシュ、ラップは、断水時の生活を支える重要なアイテムです。
- 簡易トイレ(凝固剤タイプ)
- ウェットティッシュ、体拭きシート
- ラップ(食器に巻いて洗い物を減らせる)
- 紙皿・紙コップ・割り箸
- ゴミ袋(多めに)
- カセットコンロ用ガスボンベ(換気に注意)
ラップを皿の上に敷いてから料理を盛り付けると、食後はラップだけを捨てれば済むため、断水時の洗い物の負担を大きく減らせます。ちょっとした工夫ですが、実際に被災した経験のある家庭ではよく使われている方法です。
子どもや高齢者、ペットがいる家庭の備え
子どもや高齢者、ペットがいる家庭では、一般的な備蓄品だけでは足りないことがあります。普段から使っている薬や食品は、代わりが利きにくいため、他の品目より優先して確保しておきましょう。
- 常備薬・お薬手帳のコピー
- 乳幼児用ミルク・おむつ・離乳食
- 高齢者向けの柔らかい食品
- ペットフード・ペット用の水・トイレシート
ペット用品は特に品揃えが限られる店舗も多く、台風接近後に買い足そうとしても手に入らないことがあります。人間用の備えと同じタイミングで、ペットの分も一緒に確認しておくと安心です。
高齢者のいる家庭では、停電で電動ベッドや医療機器が使えなくなる場合の対応も事前に確認しておく必要があります。在宅酸素療法など電源を必要とする医療機器を使っている場合は、かかりつけの医療機関や機器メーカーに、停電時の対応方法を早めに相談しておくと安心です。普段から予備バッテリーの有無を確認しておくことも大切なポイントです。
過去の台風で品切れが相次いだ実例
台風接近時の品薄は、今回に限った話ではありません。過去の大型台風の接近時にも、水・パン・カップ麺・電池・簡易トイレなどが各地のスーパーやコンビニで一時的に品切れになったケースが繰り返し報告されています。
共通しているのは、台風が接近する2〜3日前から急激に買い物客が増えるという傾向です。天気予報で進路がある程度固まったタイミングで、多くの人が同時に動くため、直前になるほど選べる商品が少なくなります。逆に言えば、進路がまだ不確実な段階で少しずつ買い足しておけば、行列や品切れを避けやすくなります。
また、台風9号のように大型で猛烈な勢力を保ったまま沖縄・先島諸島へ接近するケースでは、暴風域が広く長時間続くことが予想されるため、通常より備蓄の日数を1〜2日多めに見ておくと安心です。
離島や交通の便が限られる地域では、台風通過後もフェリーや飛行機の運航再開に数日かかることがあり、追加の買い出し自体が難しくなるケースもあります。沖縄や離島にお住まいの方、旅行で滞在中の方は、通常より余裕を持った日数分の備蓄を意識しておくと安心です。
【速報】台風9号「バービー」が発生 今後の動向に注意】
— tenki.jp (@tenkijp) 2026年7月2日
2日(木)午前9時、マーシャル諸島で、台風9号「バービー」が発生しました。
ネットスーパー・宅配サービスの活用も検討する
店舗に行く時間が取りにくい場合や、重い水をまとめて運ぶのが大変な場合は、ネットスーパーや食品の宅配サービスを早めに注文しておくのも有効な方法です。台風接近が予想されると配送自体が休止・遅延することもあるため、進路情報が出た時点で早めに注文しておくと安心です。
配送日時の指定ができるサービスでは、台風の接近予想日より1〜2日前の到着を選んでおくと、悪天候による配送遅延の影響を受けにくくなります。飲料水やお米など重量のある商品は、特に宅配を活用すると体力的な負担を減らせます。
ふるさと納税の返礼品などで、水や非常食をまとめてストックしている家庭もあります。日常的に消費しながら備蓄する仕組みを作っておけば、台風シーズンが来るたびに慌てて買い足す必要がなくなり、結果的に家計の負担も分散できます。
買い物のタイミングと店舗選びのコツ
同じ買い物でも、タイミングによって混雑度は大きく変わります。台風の進路予想が発表された直後は情報を確認する人が増える一方、実際に店舗へ足を運ぶ人はまだ少ないため、予報が出た当日から翌日にかけてが比較的空いていることが多いです。
逆に、台風接近の前日や当日は、仕事帰りの時間帯を中心に一気に混雑します。レジに長い列ができたり、水やパンの棚が空になったりするのは、たいていこのタイミングです。可能であれば、平日の午前中や、開店直後の時間帯を狙うと落ち着いて買い物ができます。
また、大型スーパーだけでなく、コンビニやドラッグストアもあわせてチェックしておくと、目当ての商品が品切れでも別の店舗で確保できる可能性が高まります。乾電池や簡易トイレなどはドラッグストアの防災コーナーに置かれていることも多く、意外な穴場になることがあります。
100円ショップも、懐中電灯やレインコート、簡易的な収納グッズなどを手頃な価格でそろえられる選択肢です。すべてを高機能な防災グッズでそろえる必要はなく、家にあるものと組み合わせながら、無理のない範囲で準備を進めていくことが長続きのコツです。
まとめ
台風が来る前に買うものは、水・食料・停電対策・衛生用品・家族それぞれに必要なものの5つに分けて考えると準備しやすくなります。直前にまとめ買いをするのではなく、進路がまだ固まっていない段階から少しずつ揃えておくことが、品切れを避けて落ち着いて過ごすための一番の近道です。
停電が長引いた場合の冷蔵庫の食材の扱い方や、電気代の負担を抑える工夫についても、あわせて確認しておくと安心です。
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