【AMP廃止後も有効】「警告:推奨サイズより大きい画像を指定してください」の意味と画像サイズの見直し方

WordPressでAMP化したサイトをSearch Consoleでチェックしていると、「警告:推奨サイズより大きい画像を指定してください」という表示に気づくことがあります。エラーではなく警告ではあるものの、件数が多いと「すぐに対応すべきなのか」「放置しても大丈夫なのか」と気になる方も多いはずです。この記事では、この警告が具体的に何を指しているのか、対処の進め方、そしてAMPの位置づけが大きく変わった現在この警告にどこまで時間をかけるべきかについて解説します。

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この警告は何を指しているのか

AMPページに埋め込まれた画像(amp-img)は、表示するデバイスの画面幅に応じて複数サイズの画像を自動で出し分ける仕組みになっています。この仕組みを正しく機能させるには、もとになる画像自体が一定以上の解像度を持っている必要があります。

「推奨サイズより大きい画像を指定してください」という警告は、記事内で使用している画像の幅が、AMPが自動生成しようとしている表示サイズに対して不足していることを示しています。具体的には、画像の幅が1200ピクセル未満の場合にこの警告が表示される傾向があります。元の画像が小さいまま大きく表示しようとすると、拡大によって画質が粗くなり、ユーザー体験を損ねる可能性があるためです。

そのまま放置してもよいか

この警告は「エラー」ではなく「警告」です。表示されたページがAMPとして無効になるわけではなく、サイトのアクセス自体が止まることもありません。そのため、表示された直後にあわてて全記事を一斉修正する必要はありません。

ただし、Search Consoleからの警告を完全に無視し続けると、画像の表示品質が低いページが積み重なり、結果としてユーザー体験の評価に影響する可能性があります。記事を新しく公開する際は推奨サイズ以上の画像を使うようにし、過去記事については優先度の高いものから少しずつ対応していくのが現実的です。

改善方法

該当する画像を幅1200ピクセル以上に差し替える

もっとも確実な対処方法は、警告の対象になっている画像を「幅1200ピクセル以上」のものに差し替えることです。記事数や該当画像の枚数が少ない場合は、Search Consoleの該当URL一覧を確認しながら、ひとつずつ画像を差し替えていきましょう。

注意点として、すでにアップロードしている小さな画像を画像編集ソフトで無理に引き伸ばして1200ピクセル以上にするのは避けましょう。引き伸ばしによってかえって画質が粗くなり、ユーザー体験を損ねてしまいます。可能であれば、元データから改めて1200ピクセル以上の画像を書き出し直すか、新しい画像に差し替えることを検討してください。

該当する画像が大量にある場合

運営期間が長いブログでは、警告対象の画像が数百枚以上にのぼることも珍しくありません。その場合は、すべての画像を一度に修正しようとせず、優先順位を決めて取り組むのがおすすめです。

  • アクセス数が多い記事・検索流入の多い記事から優先的に対応する
  • 新規記事の執筆時は、最初から1200ピクセル以上の画像を使う運用に切り替える
  • 修正の手が回らない場合は、無理に全件対応せず優先度の低い記事は様子を見る

「警告」のままサイトを運営し続けている例は少なくありません。記事公開のたびに少しずつ改善していくことで、無理なく対応を進められます。

AMPを使わない場合でも、画像サイズの考え方は重要

Googleはすでにモバイル検索の優遇条件からAMPを切り離しており、AMPに対応していなくても通常のページとして検索結果に表示されるようになっています。そのため、AMP特有の警告ひとつひとつへの対応に時間をかけるよりも、Core Web Vitals全体を意識した画像最適化に取り組むほうが、結果的に効果的な場合が多くあります。

「画像を十分な解像度で用意し、表示サイズに応じて適切なサイズを配信する」という考え方自体は、AMPを使う・使わないに関わらず共通です。具体的な改善ポイントは、PageSpeed Insightsの指摘に沿って進めると分かりやすいので、以下の記事もあわせてご覧ください。

なお、AMP関連の他の警告・エラーについてはこちらの記事こちらの記事でも解説していますので、あわせてご確認ください。

まとめ

  • 「警告:推奨サイズより大きい画像を指定してください」は、画像の幅が1200ピクセル未満の場合に表示されやすい警告
  • エラーではなく警告のため、表示直後に全記事を一斉修正する必要はない
  • 該当画像は幅1200ピクセル以上のものに差し替えるのが基本的な対処方法
  • 該当数が多い場合は、アクセスの多い記事から優先的に対応し、新規記事は最初から大きいサイズの画像を使う
  • AMPの優位性は薄れているため、AMP特有の警告対応にこだわりすぎず、Core Web Vitals全体を意識した画像最適化を優先するのも有効

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