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「タグる」を理解する3つの特徴

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「ググる」から「タグる」へのシフトが行われているといいます。若者を中心に、情報を求める方法が変わっているのです。Googleの検索エンジンから、インスタグラムやTwitterといったSNSに取って代わる時代が来るのかもしれません。
なぜタグる行為が浸透しているのか。その理由を解説します。


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「タグる」とは

タグるとは、タグをたどって求める情報を手に入れることです。インスタグラムやTwitterなどSNSの投稿にはタグが設定されています。そのリンクからページ遷移を繰り返して、目的の画像や情報を手繰り寄せるのです。

SNSはGoogle検索と同様に「情報を得る場所」になっています。「ググれ」とは、Google検索エンジンにキーワードを入力して情報を探すことです。同様の意味として「タグれ」が使われてもおかしくありません。それほど情報の探し方が、検索エンジンからSNSにシフトしているのです。

「タグる」メリット

近年、インターネットが身近になったことで、誰もが気軽に興味あることを検索するようになりました。いわゆる「ググる」ことが日常化してきたのです。しかし特に10代、20代の若年層を中心として、情報を得るために「タグる」人が多くなってきました。

テレビなどマスメディアは、いち早く風潮の変化を察知しているのか、すでにタグることを意識したコンテンツ作りをしています。例えばテレビCM。これまでは検索窓に企業名や商品名を入力させるような演出がされていた。しかし最近では、キーワードにハッシュタグをつけただけの演出にシフトしているものもあるのです。

なぜ「ググる」より「タグる」のか。「タグる」メリットについて項目ごとに解説します。

「タグる」の特徴1_情報の信頼性

商品を購入する場合、一般人の口コミが参考にされます。逆に売り手である企業が述べるPRを、そのまま鵜呑みにして信頼する人は減ってきているでしょう。これは個人的な意見のほうが、リアルで信頼性の高い情報だと思われているからです。

外食する店を探すときには口コミサイトの評価を気にするし、パソコンを買うときにはまとめサイトのレビューをチェックします。ユーザーは、インターネット上にあふれている情報の中から、信頼できるソースを探すとき、「個人的な発言かどうか」をフィルターとしている傾向があるのです。

特定の商品キーワードで「ググる」と、広告料を支払った企業のページか、SEOされたアフィリエイトページが、検索上位に表示されることが多いです。ユーザーはそれらのページが操作されており、本質的には信頼できないことを、肌で感じています。

対してSNSは、より信頼できる情報を求めるユーザーから、そのニーズに応えるツールとして認められました。利益が絡んでいるとはいえ、情報がまとまった客観的なウェブページより、友達や知人が発信する主観的な感想が優先されます。そのツールが、インスタグラムやTwitterのようなSNSです。

特にインスタグラムは、意識が高いSNSとして注目されています。その理由は、基本的に他者から見られることを意識して投稿するスタイルにあるでしょう。意識するからこそ投稿者は、内容を吟味してアップする傾向があります。

対するTwitterは、文字通りつぶやき。独り言の意味合いが強いSNSです。そのため無駄が多く、精度の高い情報を求めるときには、あまり使われません。

「タグる」の特徴2_即時性(リアルタイム)

インスタグラムやTwitterでは、情報は時系列に並びます。古い情報は流されてなくなり、常に新しい情報が溢れることになるのです。有益な情報がストックできないというデメリットもありますが、最新の情報を求める場合には適しています。

対して「ググる」ことで得られる情報のなかには、古い情報も含まれます。たとえ有益な情報だとしても、新しい情報を求めている場合は、不要となるでしょう。
たとえばハロウィンなどのイベント情報は、即時性が求められやすいもの。「今の渋谷の状況」や「今日のハロウィンのコスプレ」が知りたいときには、インスタグラムで「タグる」ほうが効率的です。また、電車の遅延情報や旅行先の天気なども、同じく即時性が求められるのでSNSが利用されます。

「タグる」の特徴3_スマホ最適化

若者に限らず、パソコンよりスマホを使うという人は増えています。スマホでググったとしても、パソコン用のページが表示されてしまうと、読みにくいのでそのページは見ないこともあるでしょう。また何度もスクロールしないと読みきれないほどの長文も敬遠されがちです。
一方、Twitterならひと目で全文が読めるし、インスタグラムなら画像がメインなので瞬時に情報を得られます。そのため、一瞬で情報を得たいというユーザーのニーズには、SNSがマッチしているのです。

またハッシュタグ自体をフォローすることで、興味ある情報を受動的に得ることもできます。このように情報を「タグり寄せる」ことは、能動的に自分から情報を求めるよりも楽なのです。

「ググる」と「タグる」をバランスよく利用することが大事

「ググる」から「タグる」へのシフトは若者に多く見られる現象です。情報を上手にまとめたり、PRしたりしても、ページを見つけてもらえない時代になりつつあります。
企業が彼らにリーチするためには「タグられる」工夫が必要になるでしょう。ユーザーにタグられないと、その情報に価値が生まれないからです。

これはある意味では、情報に嘘がなくなるので、正しいことのようにも思えます。しかし、嘘がないことが100%良いことかといえば、そうでもありません。悪気はなくとも間違った情報を発信することにつながるからです。例えばニュースなどは、事実情報を精査したり、裏取りをしたり、情報を加工することが必要でしょう。

結局、正しい情報を得るには、バランスが大事です。ググる情報とタグる情報を吟味して、情報を分析・理解する能力が求められているのかもしれません。

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