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渡辺篤史の建もの探訪10月25日・鎌倉市品川邸|草屋根15畳と半地下LDK、設計者・間取りの見どころ|10/25 8:30

10月25日(日)8時30分からBS朝日1・BS朝日4Kで放送される「渡辺篤史の建もの探訪」は、神奈川県鎌倉市の品川邸「鎌倉の山に溶け込む 草屋根の家」を訪ねる回です。

今回の大きな見どころは、山の中腹という敷地条件を生かした半地下のLDKと、2階からそのまま出られる約15畳の草屋根です。屋根を単なる建物の上部ではなく、住まい手が歩き、外の景色を楽しめる場所として使っている点が特徴です。

10月25日の放送日時と今回の家

項目内容
放送日2026年10月25日(日)
放送時間8:30〜
放送局BS朝日1/BS朝日4K
番組名渡辺篤史の建もの探訪
今回の家「鎌倉の山に溶け込む 草屋根の家」神奈川県鎌倉市・品川邸
案内役渡辺篤史

BS朝日公式では、街を見渡す山の中腹にあり、車が入れない細い山道沿いに建つ住宅として紹介されています。敷地の難しさを避けるのではなく、高低差と周囲の緑を住空間の魅力に変えている家です。

この品川邸はテレビ朝日の地上波では10月17日に放送された回で、BS朝日では10月25日に放送予定です。地上波で見逃した方にとっても、BSであらためて建築の細部を確認できる機会になります。

鎌倉市・品川邸はどんな家?

品川邸が建つのは、鎌倉の街並みを見渡せる山の中腹です。ORICON NEWSによると、外観では3枚の屋根が角度を変えながら重なる構成が特徴で、山の風景になじむよう草屋根が設けられています。

周囲に緑が多い場所では、建物が景観から浮いて見えることがありますが、この家は屋根そのものに芝生を載せることで、建築と山の緑が連続して見えるよう工夫されています。番組タイトルの「山に溶け込む」という言葉どおり、外から眺めたときの存在感だけでなく、住む人が家の中から自然を感じる設計になっています。

車が入れない細い山道沿いという条件も見逃せません。一般的には建築や搬入の難しさにつながる立地ですが、完成した住まいでは、その不便さと引き換えに得られる静けさや眺望が大きな魅力になっています。

約21畳のLDKはなぜ半地下なの?

今回の家で特に印象的なのが、約21畳のLDKを地面から半階分掘り下げていることです。BS朝日公式でも、半階掘り込むことで天井の高い大空間を実現したと紹介されています。

ORICON NEWSによると、このLDKは床面を下げることで外からの視線を避けながら、窓越しに周囲の緑を楽しめる構成です。一部は2階まで続く吹き抜けとなっていて、床を下げた分だけ閉塞感が出るのではなく、むしろ縦方向の広がりを強く感じられる空間になっています。

山の斜面に建つ家では、地盤との関係から段差が生まれやすいものです。品川邸はその高低差を消すのではなく、室内のレベル差として取り込み、LDKに独特の落ち着きと高さを与えています。

テラスへ続く階段も山の斜面を思わせる

LDKから外へつながる動線にも特徴があります。ORICON NEWSでは、山の斜面を再現したような階段がテラスへ続くと紹介されています。

ウッドデッキのテラスには造作ベンチと水栓が設けられ、単に眺めるだけの外部空間ではなく、座って過ごしたり作業したりできる場所になっています。室内、テラス、周囲の山という順に空間がつながるため、家の中にいながら自然との距離が近く感じられる構成です。

草屋根は約15畳!2階の窓から直接出られる

品川邸を象徴するのが、約15畳の草屋根です。BS朝日公式は「2階の窓を出ると青々とした芝生の草屋根が待っている」と紹介しています。

ORICON NEWSによると、廊下と書斎を兼ねたスペースには木々に面したデスクと背面の本棚が造作され、その近くの障子付き窓を開けると草屋根へ出られます。一般的な屋根は室内から見上げる存在ですが、この家では屋根が2階の延長にある外部空間として使われています。

草屋根に立つと、周囲の緑と屋根の芝生が一体化し、その先に鎌倉の街並みが広がります。住宅の外観を自然になじませるだけではなく、住む人自身が屋根の上で景色を楽しめる点が大きな魅力です。

草屋根が家の内外をつなぐ

この家では、草屋根が単なるデザイン上のアクセントではありません。書斎からも寝室からもアクセスできるため、2階の複数の場所と外部空間をつなぐ役割を持っています。

窓を開けた先が一般的なバルコニーではなく芝生という構成は、室内と屋外の境界をやわらげます。鎌倉の山の中腹という立地だからこそ、遠くの街並みと近くの緑を同時に楽しめる場所になっています。

寝室の天井高は最大4.8m

寝室も一般的な個室とは大きく異なります。ORICON NEWSでは、最大天井高4.8メートルと紹介されています。

南側には障子付きの窓があり、LDKの吹き抜けとつながっています。そのため、寝室を完全に閉じた箱のようにするのではなく、家全体の縦方向の広がりを感じられる構成になっています。

さらに寝室からも草屋根へ出ることができます。朝や夕方に外へ出て景色を眺めるなど、寝室と屋外が近い生活を想像できるつくりです。

書斎は廊下と兼用、造作家具で場所を有効活用

品川邸では、廊下と書斎を分けずに兼用している点も特徴です。木々に向けてデスクを設け、その背面には本棚を造作しています。

専用の書斎室を設けると、その分だけ床面積が必要になりますが、移動空間でもある廊下に仕事や読書の機能を持たせることで、限られた面積を有効に使っています。しかも、視線の先には緑があり、窓から草屋根へも出られるため、通路というより小さな居場所として成立しています。

こうした兼用スペースは、部屋数だけでは分からない住まいの豊かさを感じさせる部分です。番組では、渡辺篤史さんが実際に歩きながら、視線の抜けや場所ごとの距離感をどう表現するのかにも注目です。

品川邸の敷地面積・延床面積・構造・設計者

ORICON NEWSが紹介している建築データは次のとおりです。

項目内容
竣工2026年1月
敷地面積167.2平方メートル(50.6坪)
建築面積66.9平方メートル(20.2坪)
延床面積119.6平方メートル(36.2坪)
構造木造在来工法
設計白石圭/S設計室 + 酒井真樹/酒井真樹事務所

敷地は約50.6坪、延床は約36.2坪です。数字だけを見ると極端に巨大な住宅ではありませんが、半地下のLDK、吹き抜け、廊下兼書斎、草屋根など、高さと外部空間を組み合わせることで、実際の床面積以上の広がりを感じさせる設計になっています。

設計は白石圭さん/S設計室と、酒井真樹さん/酒井真樹事務所です。建築費や施工会社、土地取得費については、今回確認した公式・報道資料では明らかになっていません。

前回までの「建もの探訪」と比べても個性が強い家

「渡辺篤史の建もの探訪」は、限られた敷地を生かす都市住宅から、庭や自然とのつながりを重視した郊外住宅まで幅広く紹介しています。今回の品川邸は、山の高低差と屋根面を生活空間に取り込んだ家という点で、近年の放送回の中でも個性が分かりやすい一邸です。

直近のBS朝日放送では、新宿区の狭小地に建つ7坪の都市住宅も紹介されています。都市の密集地で街とつながる家と、鎌倉の山中で自然とつながる家では、敷地条件は正反対ですが、条件を弱点ではなく設計の出発点にしている点は共通しています。

前回の新宿区・堀邸については、「渡辺篤史の建もの探訪」10月18日・新宿区堀邸の記事で7坪3階建ての間取りやテラスをまとめています。今回の品川邸と見比べると、同じ番組でも土地の条件によって空間づくりが大きく変わることが分かります。

見どころは「屋根を使う」「地面を掘る」という発想

品川邸のポイントを一言でまとめるなら、通常は建築の制約になりやすい部分を、居場所へ変えていることです。斜面地だから床をずらし、屋根だから上に芝生を載せ、廊下だから書斎としても使うという発想が随所に見られます。

特に、約21畳のLDKを半階掘り込むことと、約15畳の草屋根へ2階から直接出られることは、この家の立体構成を理解するうえで重要です。番組を見るときは部屋を一つずつ見るだけでなく、LDK→階段→テラス、書斎→草屋根、寝室→吹き抜けというつながりを追うと、設計の意図がつかみやすいでしょう。

参考にした情報

よくある質問

10月25日の「渡辺篤史の建もの探訪」はどこの家ですか?

神奈川県鎌倉市の品川邸で、番組タイトルは「鎌倉の山に溶け込む 草屋根の家」です。

品川邸の草屋根はどのくらいの広さですか?

ORICON NEWSでは約15畳と紹介されています。2階の書斎付近や寝室から出られ、鎌倉の街並みを見渡せる構成です。

LDKは何畳ありますか?

約21畳です。地面から半階分掘り下げることで高い天井を確保し、一部は2階まで続く吹き抜けになっています。

品川邸の設計者は誰ですか?

白石圭さん/S設計室と、酒井真樹さん/酒井真樹事務所です。今回確認した資料では建築費や施工会社は公表されていません。

まとめ

10月25日8時30分からBS朝日で放送される「渡辺篤史の建もの探訪」は、鎌倉市の品川邸「鎌倉の山に溶け込む 草屋根の家」を訪ねます。

見どころは、約21畳の半地下LDK、約15畳の草屋根、最大天井高4.8メートルの寝室、廊下と兼用した書斎です。山の斜面や屋根、通路といった部分を制約のまま残さず、暮らしの場所へ変えた設計がこの家の大きな魅力です。

放送では、写真や数値だけでは分かりにくい高低差、視線の抜け、草屋根から見える鎌倉の景色を、渡辺篤史さんが歩く順番に注目すると品川邸の立体的な構成をより楽しめます。

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