世界が託したギフト10月31日放送|国連の至宝と平和の鐘・ゲルニカの物語|10/31 18:00
10月31日(土)18時からNHK BSP4Kで放送予定の「世界が託したギフト 知られざる国連の至宝」は、ニューヨークの国連本部に集められた世界各地からの寄贈品を通して、そこに込められた平和への願いや歴史をたどる番組です。
国連本部には、美術作品や歴史的な品、建築的な装飾など多様な「ギフト」があります。国連公式のUN Giftsによると、こうしたコレクションは1950年以降、加盟国や財団、個人などから正式に寄贈されてきたもので、文化の多様性だけでなく、国連の活動と結びつく象徴的な意味も持っています。
10月31日の放送日時と番組内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月31日(土) |
| 放送時間 | 18:00〜19:00 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組名 | 世界が託したギフト 知られざる国連の至宝 |
| 主なテーマ | 国連本部に飾られた寄贈品と、その背景にある平和への願い |
BPOが掲載するNHKの番組紹介では、国連本部に飾られた世界の至宝に込められた平和への願いをたどり、ピカソ「ゲルニカ」の秘話、日本の寄贈品、アントニオ・グテーレス国連事務総長の証言などから国連の存在意義を見つめる内容とされています。
番組表情報では、シャガールやダリなど芸術家に関係する品をはじめ、世界中から贈られた240を超す寄贈品が国連本部を彩っていることが紹介されています。単なる美術鑑賞ではなく、「なぜこの品が国連にあるのか」をたどることが大きな見どころです。
国連の「ギフト」とは何?
国連公式のUN Giftsでは、ニューヨーク国連本部にある寄贈品を、加盟国・財団・個人の寄贈による美術作品、歴史的な品、建築要素などのまとまりとして紹介しています。
美術館の収蔵品と異なるのは、作品の美しさだけでなく、それぞれが国や人々から国連へ託されたメッセージを持っている点です。戦争の記憶、和解への願い、文化の誇り、国際協力への期待など、贈り物の背景にある物語を知ることで、国連という場所の意味が立体的に見えてきます。
シャガールのステンドグラスに込められた追悼
国連公式「The Art of Peace」では、マルク・シャガールが手がけたステンドグラスが紹介されています。これは第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルドをはじめ、平和のために命を落とした人々を追悼するために制作されたものです。
鮮やかな色彩の中に、平和や人間の苦悩を想起させる場面が描かれています。国連本部に置かれた芸術作品が、単なる装飾ではなく、外交や平和への努力で失われた命を記憶する役割を持つことが分かる代表例です。
日本から贈られた「平和の鐘」
番組を見るうえで特に知っておきたいのが、日本の平和の鐘です。国連公式によると、この鐘は1952年に鋳造され、1954年6月8日に国連協会日本支部から国連へ寄贈されました。
材料には、1951年にパリで開かれた国連協会の会議に参加した60か国の代表者などから寄せられた硬貨が使われています。鐘の側面には世界の絶対平和を願う日本語の文字が刻まれ、国連本部の庭園に設置されています。
なぜ今も鐘が鳴らされるの?
平和の鐘は、現在も象徴的な儀式で使われています。国連公式では、春分の日と国連総会の開会時期に合わせた平和行事で鐘が鳴らされる伝統が紹介されています。
2026年9月9日に行われた平和の鐘の式典でも、国連総会議長が平和への責任を訴え、グテーレス事務総長も鐘を鳴らしました。70年以上前に贈られた品が、現在の国際情勢の中でも平和を考えるための象徴として使われ続けている点は、番組のテーマを理解するうえで重要です。
国連にある「ゲルニカ」は本物の絵?
国連本部にある「ゲルニカ」は、マドリードのソフィア王妃芸術センターが所蔵するピカソの原画そのものではありません。国連に展示されているのは、ピカソの「ゲルニカ」をもとに制作された大きなタペストリーです。
国連公式によると、このタペストリーはネルソン・A・ロックフェラーの依頼で1955年に制作され、ピカソ本人も制作を監修しました。1985年から国連安全保障理事会議場の入口近くに掲げられています。
安全保障理事会の前にある意味
「ゲルニカ」はスペイン内戦中の爆撃の惨禍を題材にした作品です。そのタペストリーが、安全保障理事会へ向かう場所に置かれていることには強い象徴性があります。
2022年にタペストリーが国連へ戻された際、グテーレス事務総長は、この作品が国際平和と安全を前進させる緊急性を世界に語りかけるものだという趣旨を示しています。外交や安全保障を話し合う場のすぐ近くで、戦争がもたらす苦しみを可視化する存在になっているのです。
「至宝」を見ると国連の歴史が分かる
この番組の面白さは、有名芸術家の名前や作品の価値だけではありません。寄贈された時代、贈った国や人物、そのとき世界が抱えていた課題を重ねると、国連がどのような期待を背負ってきたのかが見えてきます。
平和の鐘は戦後日本からの願いを伝え、ゲルニカのタペストリーは戦争の悲惨さを訴え、シャガールのステンドグラスは平和のために命を落とした人々を記憶します。異なる作品が、国連本部という一つの場所で「平和」という共通のテーマにつながっている点に注目です。
出演者は誰?
番組情報サイトでは井上二郎さんの出演が案内されています。ただし、NHK公式番組ページ本文をこちらの環境では取得できなかったため、役割やほかの出演者については断定せず、確認できる範囲にとどめます。
番組の中心は、国連本部に残る品々の背景や、関係者の証言を通して、その「ギフト」に託された意味を読み解くことです。人物紹介そのものよりも、作品と歴史のつながりを追うドキュメンタリーとして見ると内容をつかみやすいでしょう。
参考にした情報
- BPO テレビ局が薦める「青少年へのおすすめ番組」
- United Nations Gifts
- United Nations Gifts「The Japanese Peace Bell and Garden」
- United Nations Gifts「Guernica」
- United Nations「The Art of Peace」
- United Nations「The history of the International Day of Peace」
よくある質問
世界が託したギフトはいつ放送されますか?
2026年10月31日(土)18時から19時まで、NHK BSP4Kで放送予定です。
国連本部の平和の鐘は日本から贈られたものですか?
はい。国連公式によると、1954年に国連協会日本支部から寄贈され、60か国の代表者らから集められた硬貨などを材料に作られています。
国連にあるゲルニカはピカソの原画ですか?
いいえ。国連に展示されているのは、ピカソの「ゲルニカ」をもとに制作されたタペストリーです。原画はスペイン・マドリードにあります。
まとめ
「世界が託したギフト 知られざる国連の至宝」は、国連本部に集まった寄贈品を、美術品としてだけでなく「誰が、なぜ、どんな願いを込めて贈ったのか」という視点から見る番組です。
日本の平和の鐘、ゲルニカのタペストリー、シャガールのステンドグラスなどを知っておくと、画面に映る品々の背景がより分かりやすくなります。国連本部に置かれた「ギフト」が、時代を超えて平和や国際協力を問いかけ続けていることが、この番組の大きな見どころです。

