トップの源流#187髙橋秀仁社長の原点|米国M&Aで見た日本企業の課題と世界への挑戦【11月7日】|11/7 18:00
2026年11月7日(土)放送のBS朝日「トップの源流」#187は、株式会社レゾナック・ホールディングス代表取締役社長の髙橋秀仁さんを迎える前編です。
今回のテーマは「日本企業の技術で世界で戦う 米M&A社での選択」。東京大学在学中のコロンビア大学留学や、米国のM&A専門会社で日本企業が買収した米国企業の売却を担当した経験が、どのように現在の経営観につながったのかをたどります。
トップの源流#187の放送日時・出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月7日(土)18:00〜18:30 |
| 放送局 | BS朝日/BS朝日4K |
| 番組名 | トップの源流 #187 |
| ゲスト | 髙橋秀仁さん(株式会社レゾナック・ホールディングス 代表取締役社長) |
| 出演・ナレーション | 三田寛子さん |
BS朝日の番組案内では、今回のゲストをレゾナック・ホールディングスの代表取締役社長・髙橋秀仁さんと紹介しています。番組表の放送情報も、11月7日(土)18時から18時30分までの30分番組です。
今回の内容は髙橋秀仁社長の米国M&A経験
今回の前編で中心になるのは、髙橋秀仁さんが米国のM&A専門会社へ出向した時期です。番組の紹介文によると、髙橋さんは日本企業がバブル期に買収した米国企業の売却を手がけました。
日本企業が海外企業を買収した後、その事業をどのように運営するのか。
買収そのものだけでなく、買収後の経営や事業の価値を見極めることも重要です。
髙橋さんは売却を担当する立場から、当時の日本企業の経営を見つめることになりました。
番組案内には、買収された米国企業を見て「なぜ、こんな買収をしたのか。
経営が下手だ」と感じたことが記されています。
海外企業の経営に触れた経験が、日本企業の技術力をどう生かすべきかという問いにつながっていきます。
米国での仕事から生まれた「日本企業の技術で世界と戦う」という考え
髙橋さんの中に生まれたのは、優れた技術を持つ日本企業を自ら経営し、世界で競争できる企業にしたいという思いでした。
日本の製造業には、世界で評価される技術や製品があります。
一方で、技術を持っているだけでは海外市場で勝ち続けられるとは限りません。
事業を選び、経営資源を配分し、国や地域の違いを理解しながら組織を動かす力も必要になります。
今回のテーマは、米国企業の売却を担当した経験を、単なる海外勤務の思い出として振り返るものではありません。日本企業の技術を世界で生かすには何が必要なのか、髙橋さんが経営者を目指すようになった背景を知る手がかりになります。
ウォール街で感じたアメリカへの憧れ
番組公式の紹介文によると、髙橋さんは少年時代から「世界=アメリカ」「アメリカ=ニューヨーク」と受け止め、いつかアメリカへ行きたいと考えていました。
東京大学在学中にはコロンビア大学へ留学し、ウォール街で弱肉強食のビジネスの世界を感じたといいます。そこで「いずれ、ここで戦いたい」と思ったことが、ビジネスパーソンとしての原点の一つになりました。
ニューヨークで見た金融・ビジネスの世界と、その後に携わることになるM&Aの仕事。学生時代の憧れが、実際の仕事を通じてどのように現実の目標へ変わっていったのかも、今回の見どころです。
髙橋秀仁さんの経歴とレゾナック社長になるまで
髙橋秀仁さんは1962年生まれ。JBpress Innovation Reviewのプロフィールでは、1986年に東京大学経済学部を卒業し、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)へ入行したと紹介されています。
レゾナックが公開した2024年のサステナビリティ説明会資料では、旧三菱銀行への入行後、日本ゼネラルエレクトリックの事業開発部長、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン、GKNドライブラインジャパンなどで経営幹部を務めた経歴が記されています。
その後、2015年に昭和電工へ入社。
2020年には最高戦略責任者(CSO)として日立化成の買収に携わり、2022年1月に代表取締役社長・CEOに就任しました。
現在のレゾナック・ホールディングスへとつながる経営統合・事業変革にも関わってきた人物です。
日立化成の買収と現在のレゾナック
髙橋さんの経歴をたどるうえで、日立化成の買収は重要な節目です。レゾナックの公式資料では、髙橋さんが2020年にCSOとして買収に携わったことが確認できます。
昭和電工と旧日立化成は2023年1月に統合し、レゾナックとして新たなスタートを切りました。異なる企業文化や事業を持つ会社が一つになる過程では、事業の組み合わせだけでなく、社員が共通の目的を持って働ける組織づくりも課題になります。
レゾナックの2024年資料では、パーパス・バリューの浸透や、社員との対話、拠点訪問などの取り組みも紹介されています。髙橋さんは経営トップとして、企業価値の向上と組織文化の改革に取り組んできました。
レゾナックの最新動向にも表れる技術を生かす姿勢
髙橋さんが率いるレゾナックでは、半導体材料などの技術開発に加え、企業の枠を越えたデータ活用にも取り組んでいます。
2026年10月26日、レゾナックとZenmuTechは、機密データを開示せずに企業間で材料開発データを活用できるMI(マテリアルズ・インフォマティクス)基盤を構築したと発表しました。サプライヤーの化学メーカーと行った実証では、両社のデータを秘匿したまま組み合わせて解析し、単独データの場合と比べて物性の予測誤差を約78%減らしたと説明しています。
これは今回の番組で取り上げられる米国M&A時代の経験そのものではありません。ただ、企業が持つ技術やデータをどのように組み合わせ、新しい価値につなげるかという点で、現在のレゾナックの取り組みを知る材料になります。
米国企業の売却を通して日本企業の経営課題を見た髙橋さんが、現在は素材・半導体分野の技術を持つ企業を率いていることを踏まえると、今回のインタビューは過去の経験と現在の経営を結びつけて楽しめる内容です。
「トップの源流」の番組構成と直近の放送回
「トップの源流」は、日本を代表する企業や組織のトップが歩んできた道のりを振り返り、ビジネスパーソンとしての「源流」を探る番組です。
番組公式ページでは、ゲストへのロングインタビューに加え、三田寛子さんらがゲストの源流を訪ね、当時の思いを追体験する構成と紹介されています。家族や友人、仕事の上司、心を動かされた音楽や風景など、本人の価値観を形づくった出来事をたどります。
直近の放送では、商船三井の特別顧問・池田潤一郎さんを取り上げた前後編が放送されました。前編では歴史本を読んだ経験と海外への憧れ、後編ではロンドン駐在やコンテナ船を通じた日本と欧州のつながりがテーマでした。
池田潤一郎さんの回はトップの源流#186池田潤一郎後編の記事、前編はトップの源流#185池田潤一郎前編の記事でも紹介しています。今回の髙橋さんの回では、海外経験の中でも米国M&Aの現場で得た視点に焦点が移ります。
見逃し動画・視聴方法
今回の放送はBS朝日とBS朝日4Kで、11月7日(土)18時から視聴できます。BS朝日の番組公式ページには、放送終了後に期間限定で見逃し動画を案内する旨の表示があります。
見逃し動画の公開状況や視聴できる期間は、放送後に番組公式ページの案内で確認できます。放送前に視聴する場合は、BS朝日の番組ページで放送情報や番組紹介を確認しておくと安心です。
前回(10月31日公開)の#186は池田潤一郎さん後編
前回にあたる#186では、商船三井の特別顧問・池田潤一郎さんの後編が紹介されました。BS朝日の番組ページでは「日本経済を支えたコンテナ船 英国で欧州と日本を結ぶ」をテーマに、英国での経験やコンテナ船を通じた日本と欧州のつながりを振り返る回として案内されています。
池田さんの回は、海外での仕事や異文化との出会いが、経営者としての考え方にどう影響したのかをたどる内容でした。
今回の髙橋さんの前編もアメリカでの経験が中心ですが、焦点は米国企業の売却を担当したM&Aの現場と、日本企業の技術を世界で生かしたいという思いです。
前回と今回を続けて見ると、海外経験がそれぞれの経営者の「源流」にどのようにつながったのかを比べられます。
参考にした情報
- BS朝日「トップの源流」公式サイト
- レゾナック公式「サステナビリティ説明会2024」資料
- JBpress Innovation Review「髙橋秀仁」プロフィール
- ZenmuTech公式「レゾナックとの秘密計算を活用したMI基盤構築」
- 番組表.Gガイド「トップの源流 #187」
よくある質問
トップの源流#187の放送日はいつですか?
2026年11月7日(土)18時から18時30分まで、BS朝日とBS朝日4Kで放送予定です。
#187のゲストは誰ですか?
株式会社レゾナック・ホールディングス代表取締役社長の髙橋秀仁さんです。番組の出演・ナレーションは三田寛子さんです。
髙橋秀仁さんは米国M&A会社で何をしていたのですか?
番組の紹介によると、米国のM&A専門会社へ出向し、日本企業がバブル期に買収した米国企業の売却を手がけました。その経験から、日本企業の技術を生かして世界で戦う経営を志すようになったと紹介されています。
まとめ
11月7日放送の「トップの源流」#187は、レゾナック・ホールディングス社長の髙橋秀仁さんが、米国M&A会社での経験を通じて経営者としての原点を見つけていく前編です。
東京大学在学中のコロンビア大学留学、ウォール街で感じたビジネスの厳しさ、そして日本企業が買収した米国企業の売却を担当した経験が、「日本企業の技術で世界と戦いたい」という思いにつながっていきます。
日立化成の買収やレゾナックの発足にも関わってきた髙橋さんが、どのような視点で企業の変革を考えてきたのか。米国での経験と現在の経営を重ねながら見られる30分です。

