
「手塚治虫の戦争」はいつ?キャスト・原作『紙の砦』・再放送と見逃し配信
NHK特集ドラマ「手塚治虫の戦争」は、2026年8月12日(水)午後10時から放送されます。その1週間前となる8月5日(水)午後3時40分~3時45分には、NHK総合で5分間のPR番組が放送予定です。
ドラマで描かれるのは、漫画家人生の苦境にあった1973年の手塚治虫と、戦時下の大阪で漫画を描き続ける少年・大寒鉄郎。検索で気になりやすい放送時間、キャスト、原作漫画、あらすじ、再放送、見逃し配信を、公式発表をもとに整理します。
この記事の要点
- PR番組は8月5日(水)15:40~15:45、NHK総合
- 本放送は8月12日(水)22:00~23:13、NHK総合・BSP4K
- 主演は高良健吾さんと原田琥之佑さん
- 原作は手塚治虫『紙の砦』『ゴッドファーザーの息子』
- 再放送は8月30日(日)15:30~16:43、NHK Eテレ
- NHK ONEで同時配信・見逃し配信を予定
「手塚治虫の戦争」PR・本放送の日程
| PR番組 | 2026年8月5日(水)15:40~15:45/NHK総合 |
|---|---|
| 本放送 | 2026年8月12日(水)22:00~23:13/NHK総合・BSP4K |
| 再放送 | 2026年8月30日(日)15:30~16:43/NHK Eテレ |
| 配信 | NHK ONEで同時配信・見逃し配信予定 |
| ジャンル | 伝記ドラマ/戦争と創作を描く特集ドラマ |
8月5日の番組は、本編の映像や見どころを短く紹介するPRです。本編そのものは8月12日の73分枠となるため、録画予約や配信検索では「特集ドラマ 手塚治虫の戦争」を選ぶと見つけやすくなります。
あらすじ|1973年の手塚治虫と1945年の少年が重なる
1973年、東京。漫画の神様と呼ばれた手塚治虫は、自ら立ち上げた会社の倒産と少年誌の連載打ち切りに直面します。多額の借金を抱え、世間から「もう終わった」と見られ、創作への自信まで揺らいでいました。
その時、手塚の中によみがえるのが戦時中の記憶です。1945年の大阪では、16歳の大寒鉄郎が軍事訓練や統制の中でも漫画家になる夢を手放さず、原稿を奪われても描き続けます。鉄郎の漫画にひかれる明石健司や、舞台への夢を抱く岡本京子との青春に、戦火が迫っていきます。
ドラマの軸は、戦争体験を描くべきか迷う手塚と、戦争の中でも描くことをやめなかった鉄郎の姿です。二つの時代が交錯することで、漫画は暴力に抗う「心の砦」になり得るのかという問いが浮かび上がります。
キャスト一覧|高良健吾・原田琥之佑がダブル主演
| 役名 | キャスト | 人物 |
|---|---|---|
| 手塚治虫 | 高良健吾 | 1973年、漫画家人生最大の苦境で自らの戦争体験と向き合う |
| 大寒鉄郎 | 原田琥之佑 | 手塚自身をモデルにした『紙の砦』の主人公。漫画家を夢見る16歳 |
| 岡本京子 | 野内まる | 宝塚音楽舞踊学校に通い、舞台に立つ夢を抱く女学生 |
| 明石健司 | 久野渚夏 | 鉄郎の学校の番長。実は漫画好きで、鉄郎の才能を信じる |
| 三井明 | 山田健人 | 鉄郎の同級生。軍国少年だが、ある出来事から関係が変化する |
| 黒川拓二 | 岡崎体育 | 漫画雑誌『少年キング』の編集者。手塚の才能を信じ続ける |
| 葛西健蔵 | 田中哲司 | 大阪の会社経営者。創作に打ち込む手塚へ敬意を抱く |
1970年代の手塚を支える人物と、『紙の砦』の世界に生きる少年少女が並行して描かれます。野内まるさん、久野渚夏さん、山田健人さんら若手キャストは、戦時下で夢や日常を奪われていく世代を担います。
原作『紙の砦』『ゴッドファーザーの息子』とは?
『紙の砦』は手塚治虫の戦争体験を基にした半自伝的作品
『紙の砦』は、太平洋戦争末期を生きる大寒鉄郎を主人公に、軍事教練、軍需工場への動員、空襲などを描いた短編です。手塚治虫自身の経験を基にしながらフィクションも交えた作品で、戦争の中で漫画を描くことが少年の生きる支えになります。
『ゴッドファーザーの息子』は戦時中の漫画仲間を描く
『ゴッドファーザーの息子』も、手塚治虫の戦争時代の体験を基にした自伝的作品です。厳しい統制下で漫画を描き続ける手塚少年と、乱暴者に見えながら漫画を愛し、彼を励ます人物との関係が描かれます。後の『紙の砦』などへつながる作品として位置付けられています。
ドラマは原作をそのまま実写化するだけでなく、1973年に作品を描く手塚の苦境も組み合わせています。原作を先に読む場合は、出来事の一致だけでなく、漫画を描くことが登場人物にとってどんな意味を持つかに注目すると、本編の構成が分かりやすくなります。
なぜ手塚治虫は苦境の1970年代に戦争を描いたのか
本作が伝記ドラマとして興味深いのは、有名作品を次々と生み出す「漫画の神様」だけではなく、会社の倒産や連載打ち切りに苦しむ一人の表現者として手塚治虫を描く点です。
自信を失いかけた手塚が戻っていくのは、漫画を描くこと自体が禁じられかねなかった少年時代です。自由を奪う戦争と、漫画を描く衝動を対置することで、創作の原点と反戦・平和への思いを一つの物語にまとめています。
身近な暮らしから戦争の記憶を考えたい人は、関連記事「あさイチ戦時中の食事は何?配給・代用食・すいとん」もあわせて読めます。
漫画考証・音楽にも注目|三浦みつる、つのがい、原摩利彦
- 作:桑原亮子
- 演出:鈴木航
- 制作統括:福岡利武
- プロデューサー:田島彰洋
- 音楽:原摩利彦
- 漫画考証・メインビジュアルのネーム:三浦みつる
- 漫画指導・メインビジュアルの作画:つのがい
メインビジュアルは、手塚治虫の元アシスタントでもある漫画家・三浦みつるさんがネームを作り、手塚プロダクション公式イラストレーターとしても活動するつのがいさんが作画しました。ドラマ本編でも三浦さんが漫画考証、つのがいさんが漫画指導を担当します。
音楽は、映画や舞台でも活躍する原摩利彦さん。戦時下の不条理と、漫画へ向かう手塚の創作衝動を、静けさや緊張感を含む音でどう結ぶのかも見どころです。
再放送・見逃し配信はどこで見られる?
再放送は2026年8月30日(日)午後3時30分から4時43分まで、NHK Eテレで予定されています。本放送と再放送は放送局が異なるため、番組表では局名まで確認してください。
- 同時配信:NHK ONEで予定
- 見逃し配信:NHK ONEで予定
- 検索語:「手塚治虫の戦争」「特集ドラマ」
- 注意点:配信期限や利用条件は作品ページの表示が基準
同じくNHKの戦争関連番組として、映画をきっかけに特攻を学ぶ若者を追った「午後LIVEニュースーン8月4日『あの花』と特攻」もあります。手塚作品とは切り口が異なりますが、戦争を知らない世代が記憶をどう受け取るかという点でつながります。
放送前後に注目したい検索ポイント
- 高良健吾さんの手塚治虫役は、外見だけでなく苦境や創作の焦りをどう表現するか
- 大寒鉄郎は手塚治虫本人なのか、原作上の分身なのか
- 『紙の砦』のどの場面がドラマ化されるのか
- 岡本京子、明石健司、三井明の結末と原作との違い
- 虫プロダクション倒産や連載打ち切りが物語でどう扱われるか
- 再放送、NHK ONEの配信期限、関連番組の有無
戦争を扱う物語を別の表現から考えたい人は、「『五分後の世界』をAudibleで聴いた感想|戦争の生々しさと桐谷健太の朗読」も参考になります。
よくある質問
『手塚治虫の戦争』はいつ放送?
本放送は2026年8月12日(水)午後10時から11時13分まで、NHK総合とBSP4Kで放送予定です。
8月5日のPR番組は何時から?
2026年8月5日(水)午後3時40分から3時45分まで、NHK総合で放送予定です。5分間で本編の魅力を紹介します。
手塚治虫役は誰?
1973年の手塚治虫を高良健吾さんが演じます。戦時下の手塚自身を投影した大寒鉄郎役は原田琥之佑さんです。
原作漫画は何?
手塚治虫の自伝的作品『紙の砦』と『ゴッドファーザーの息子』が原作です。
再放送はある?
2026年8月30日(日)午後3時30分から4時43分まで、NHK Eテレで再放送予定です。
見逃し配信はどこ?
NHK ONEで同時配信と見逃し配信が予定されています。配信期限は作品ページの案内を確認してください。
まとめ
NHK特集ドラマ「手塚治虫の戦争」は、2026年8月12日(水)午後10時からNHK総合・BSP4Kで放送されます。8月5日には5分間のPR番組、8月30日にはEテレで再放送が予定され、NHK ONEの同時・見逃し配信にも対応予定です。
高良健吾さん演じる1973年の手塚治虫と、原田琥之佑さん演じる戦時下の大寒鉄郎。二人の時間を重ねながら、戦争が命だけでなく夢や表現を奪うこと、そして漫画を描くことが心を守る砦になることを描くドラマです。

