探検ファクトリー警察の紋章工場は廣部硬器!焼き物の製造工程・値段・シェア【8月5日】

2026年8月5日(水)放送のNHK総合「探検ファクトリー」は、福井市にある金色の警察紋章を作る工場が舞台です。警察署や交番の正面で輝くマークは、金属ではなく、実は高温で焼き上げたセラミックス製。工場は株式会社廣部硬器(ひろべこうき)です。

「工場はどこにある?」「警察の紋章はなぜ焼き物なの?」「金色は本物の金?」「製造工程や値段、国内シェアは?」と気になった人に向けて、番組内容と公開されている企業情報を整理します。

探検ファクトリー「警察の紋章工場」の放送内容

番組名探検ファクトリー
放送内容金色に輝く警察の紋章工場 高度な技と芸術センス
放送日時2026年8月5日(水)15時10分~15時36分
放送局NHK総合
出演中川家、すっちー
語り橋本のりこ
舞台福井県福井市のセラミックス造形工場

番組では、警察や消防の建物に取り付けられる紋章を特殊製作する現場を探検します。「茶わんを作らないやきもの屋」として技術を磨き、長期間にわたって金色の輝きを保つ製品を実現した職人の技が見どころです。

警察の紋章工場は福井市の廣部硬器

今回紹介される工場は、福井県福井市深谷町に本社を置く株式会社廣部硬器です。読み方は「ひろべこうき」。1956年創業で、セラミックスを使った立体造形を長年手がけています。

  • 警察署・交番などに設置する警察紋章
  • 消防署の消防紋章
  • 学校の校章、校名文字
  • 寺紋、家紋、シンボルマーク
  • 館名文字、陶壁、レリーフ
  • 暗闇で光るセラミックス蓄光材や点字鋲

福井県の企業紹介では、同社の警察章は国内シェアナンバーワンと案内されています。小規模な工場でありながら、日本全国の警察・消防・学校などから注文が集まる、福井のものづくり企業です。企業情報は福井県「実は福井」の技廣部硬器公式サイトで確認できます。

警察の紋章はなぜ金属ではなく焼き物なのか

かつて警察や消防の紋章には、木、樹脂、金属などが使われていました。しかし屋外では、雨風、海沿いの塩害、寒冷地の凍害などにさらされ、変色や腐食が起こりやすいという課題がありました。

廣部硬器の「ダイヤスタイト紋章」は、白色陶石などを含む複合原料を使い、約1300度以上の高温で焼成します。セラミックスは腐食しにくく、耐候性、耐寒性、耐摩耗性に優れているため、建物の顔となる紋章を長く美しく保つのに向いています。

見た目が金属に見えるため、焼き物だと知って驚く人が多いのも今回の放送のポイントです。陶磁器の技術に関心がある方は、当サイトのなんでも鑑定団・西浦焼の見どころ解説もあわせてご覧ください。

金色の警察紋章ができるまでの製造工程

警察紋章は、型に粘土を入れて焼くだけでは完成しません。大きく立体的な形を崩さず、均一な金色に仕上げるため、職人の経験と細かな調整が必要です。公開されている工程を整理すると、次のような流れになります。

  1. 原型を作る:紋章の形や細かな凹凸を再現した原型を製作する
  2. 石こう型を作る:原型に石こうを流し込み、成形用の型を作る
  3. 液体状の粘土を流す:石こう型に泥しょうと呼ばれる液状の粘土を入れる
  4. 型から外して乾燥する:柔らかい状態の成形品を崩さないように取り出し、十分に乾かす
  5. 研磨と施釉を行う:紙やすりで表面を整え、焼くと透明になる釉薬を吹き付ける
  6. 約1300度で本焼きする:高温の窯で焼き、丈夫なセラミックスにする
  7. 金液を吹き付けて再焼成する:金液を塗布し、約800度で再び焼いて黄金色に仕上げる

金液を吹き付けた直後は焦げ茶色に見えますが、二度目の窯で焼くと金色に発色します。この「純金焼成」が、金属のような輝きと耐久性を生む重要な工程です。

大きな紋章ほど難しい?乾燥・収縮・割れとの戦い

焼き物は、乾燥や焼成で水分が抜けると縮みます。警察紋章は放射状に細い部分が伸びる複雑な形のため、均等に縮まないと反り、ひび、割れが起こります。裏側に設けられた突起には、取り付け金具の土台だけでなく、柔らかい成形品や乾燥中の形を支える役割もあります。

過去の取材では、小型品に比べて大型品は良品率が大きく下がり、直径80センチを超える製品は納期に3カ月ほど必要になる場合があると紹介されました。窯を開けるまで成功したか分からない点も、焼き物ならではの難しさです。

警察紋章の値段はいくら?過去の価格例

廣部硬器の公式サイトでは現在、警察・消防紋章の価格を一律掲載せず、サイズや仕様に応じた問い合わせ方式を採っています。建物ごとに直径、取り付け方法、文字、色、分割の有無などが異なるためです。

参考として、2021年のメディア取材では、警察紋章の価格例が次のように紹介されていました。

製品例2021年取材時点の価格例
警察紋章・直径約30センチ7万2000円(税別)
警察紋章・直径約95センチ95万円(税別)
大型の消防紋章100万円を超える製品もある

これは過去の取材例であり、現在の販売価格ではありません。実際の金額は、サイズ、デザイン、施工用金具、純金焼成の面積、輸送条件などによって変わります。

金色の輝きが長持ちする理由と注意点

同社の特徴は、金色を表面に塗るだけではなく、金液を吹き付けて窯で焼き付けることです。塗膜のようにはがれにくく、20年、30年と長期間設置される公共施設の紋章に適しています。

一方、セラミックスは硬く腐食しにくい反面、強い衝撃を受けると割れる可能性があります。そのため、製造だけでなく、取り付け金具の設計や梱包、輸送にも細かな配慮が必要です。

「紋章」という言葉から家紋との違いが気になった方は、当サイトの着物の家紋とは?五つ紋・三つ紋・一つ紋の違いも参考になります。

ウェブの声・放送前後に気になりやすいポイント

番組情報や過去の紹介記事を見た人の関心を、個別投稿をそのまま引用せずに整理すると、次の点に集まりやすいと考えられます。

警察署の金色のマークが金属ではなく焼き物だったことへの驚き

金液を塗った直後は茶色なのに、窯から出すと金色になる工程への関心

大きな紋章ほど割れやすく、完成品を作る難易度が高いことへの驚き

福井の小規模な工場が全国の警察章を支えている点への注目

警察紋章の価格、サイズ、注文方法を知りたいという疑問

放送中は「工場名」「会社の場所」「作り方」、放送後は「値段」「国内シェア」「見逃し配信」が検索されやすいテーマです。工場見学番組をきっかけに、普段何気なく見ていた公共施設のマークの見方が変わりそうです。

探検ファクトリーの見逃し配信を確認する方法

NHK総合の番組は、放送回によってNHK ONEで同時配信・見逃し配信の対象になる場合があります。「探検ファクトリー」は企業側の2026年の放送案内でも、放送後1週間のNHK ONE見逃し配信が案内されています。

配信の有無や視聴期限は、放送後にNHK ONEで番組名を検索して確認してください。過去回がNHKオンデマンドで配信される場合もあります。ほかの番組記事はテレビ・ドラマカテゴリーにまとめています。

よくある質問

探検ファクトリーで紹介される警察の紋章工場はどこですか?

福井県福井市深谷町に本社がある株式会社廣部硬器です。読み方は「ひろべこうき」です。

警察の紋章は本当に焼き物ですか?

廣部硬器の警察紋章は、白色陶石などを含む原料を高温で焼いたセラミックス製です。約1300度で本焼きした後、金液を吹き付けて再度焼成します。

警察紋章の金色は本物の金ですか?

同社は独自の純金焼成技術を用いています。金液を表面に吹き付け、約800度で焼き付けることで金色に発色させます。

警察紋章の値段はいくらですか?

現在の公式価格は個別問い合わせです。2021年の取材例では、直径約30センチが7万2000円、直径約95センチが95万円で、いずれも税別と紹介されていました。

見逃し配信はありますか?

NHK ONEで見逃し配信の対象になる場合があります。配信状況と視聴期限は、放送後にNHK ONEで「探検ファクトリー」を検索して確認してください。

まとめ

2026年8月5日の「探検ファクトリー」で紹介される警察紋章工場は、福井市の株式会社廣部硬器です。警察署で金色に輝くマークは、約1300度で本焼きしたセラミックスに、純金焼成を施して作られています。

腐食しにくく長く美しさを保てる一方、大型品は乾燥や焼成で割れやすく、形を整える芸術的な感覚と職人技が欠かせません。警察章で国内シェア首位を誇る福井の工場が、日本全国の公共施設の「顔」を支えていることが分かる放送です。

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