スゴイ家10月11日|柏の3層大空間と所沢の新築古民家!15の窓・土壁・茶室を比較|10/11 21:00
10月11日(日)21時からBSテレ東・BSテレ東4Kで放送される「スゴイ家」は、千葉県柏市の斜面を生かした家と、埼玉県所沢市の新築なのに古民家のような家という、方向性の異なる2軒を訪ねます。
1軒目は高低差4.5mの敷地を逆手に取り、1階を3層に分けた巨大空間をつくった住宅。2軒目は断熱材やクロスを使わず、土壁や木、無双窓、本格茶室など伝統的な技法を取り入れた「気候風土適応住宅」です。
前回10月4日の放送では5層住宅など立体的な空間づくりが注目されました。今回も高低差は大きなテーマですが、10月4日のスゴイ家の記事とは違い、今回は「斜面を楽しむ家」と「伝統構法を新築に生かす家」の対比が大きな見どころです。
スゴイ家10月11日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月11日(日)21:00〜21:55 |
| 放送局 | BSテレ東/BSテレ東4K |
| 1軒目 | 千葉県柏市「高低差を楽しむ!1階を3層に分けた家」 |
| 2軒目 | 埼玉県所沢市「昔ながらのたたずまい!大工の技が光る家」 |
| 出演 | 田中卓志、山根良顕、遼河はるひ |
BSテレ東公式によると、番組では大学で建築を学んだ二級建築士の田中卓志さん、相方の山根良顕さん、建築好きの遼河はるひさんが家を訪問し、家主のこだわりだけでなく、住んで分かった失敗点や気になる建築費まで紹介します。
田中卓志さんについては、田中卓志さんのプロフィール記事で学歴や二級建築士試験合格なども紹介しています。
1軒目は柏市の高低差4.5m斜面を生かした家
1軒目の舞台は千葉県柏市です。公式予告では、高低差4.5mの斜面に建ち、外観には15の窓が規則正しく並ぶ住宅と紹介されています。
斜面地というと設計上の制約が多そうに見えますが、今回の家はその高低差を室内の楽しさへ変換しているのが特徴です。
1階なのに3層に分かれた巨大空間
最大の特徴は、1階を3つの高さに分けた構成です。公式では天井高約5m、柱も間仕切りもない3層の巨大空間と説明されています。
部屋を壁で細かく区切るのではなく、床の高さを変えることで場所ごとの役割をつくっている点がポイントです。視線が上下に抜けるため、同じ1階の中でも場所によって見える景色や距離感が変わります。
前回までの「スゴイ家」でもスキップフロアや多層構成はたびたび登場しましたが、今回は斜面そのものの高低差と室内のレベル差がどうつながっているかに注目です。
15の窓と「土を愛でる」ダイニング
外観には15の窓が規則的に並びます。番組予告では、ダイニングの窓から見えるものとして「土の斜面」が挙げられています。
一般的には眺望や庭木を見せるために窓を設けることが多い中、今回は斜面の土を景色として取り込む発想がユニークです。敷地条件を隠すのではなく、室内から眺める対象に変えている点がこの家らしさでしょう。
床をくり抜いて木を地植えするアイデア
さらに公式予告では、床をくり抜いて木を地植えするアイデアも紹介されています。鉢植えを置くのではなく、建物の中と地面を直接つなぐ発想です。
斜面の土、地植えの木、15の窓という要素を見ると、この家は建物だけを完結させるのではなく、元からある地形や自然を室内の体験に取り込む設計になっていることが分かります。
浴室の天井がロールスクリーンで開閉
浴室も特徴的です。公式では天井がロールスクリーンで開閉すると予告されています。
どのような構造で外部とつながるのか、開けたときにどこまで空や周囲の景色が見えるのかは、放送映像で確認したいポイントです。開放感を重視しながら、住宅地での視線や使いやすさをどう両立しているのかも気になります。
キャットウォークと壁面収納、花火が見えるテラス
愛猫のためのキャットウォーク、大容量の壁面収納キッチン、街を一望できるテラスも登場します。テラスは花火大会の特等席にもなると公式が紹介しています。
大空間は見た目の迫力がある一方、収納や日常動線が難しくなることもあります。番組がいつものように「住んでみて分かった点」まで踏み込むなら、壁面収納や猫の動線が実生活でどう機能しているかも見どころです。
2軒目は所沢市の「新築の古民家」
2軒目は埼玉県所沢市。番組タイトルでは「職人技」「新築の古民家!?」と打ち出されています。
公式予告によると、断熱材やクロスを使わず、昔ながらの土壁にこだわった気候風土適応住宅です。見た目だけ古民家風に仕上げた家ではなく、木材や土壁、伝統的な建具や天井など、家のつくり方そのものに昔ながらの技術を取り入れています。
気候風土適応住宅とは?
国土交通省は「気候風土適応住宅」について、地域の気候・風土・文化を踏まえた伝統的構法の住宅として位置づけています。
伝統的な住宅では土塗壁や大きな開口部などにより、一般的な断熱基準をそのまま適用しにくい面があります。一方で国土交通省は、土塗壁には調湿機能が高いとされることや、通風・日射の制御など地域に応じた工夫により、優れた居住環境を確保する考え方があると説明しています。
今回の所沢の家は、番組公式でも「木&土壁がスゴイ気候風土適応住宅」と紹介されています。単にレトロなデザインを楽しむのではなく、現代の新築住宅として伝統構法をどう成立させているかを見る回です。
敷地のヒノキ約20本を家の材料に活用
公式予告では、敷地にあったヒノキ約20本を伐採して活用したとされています。さらに大黒柱には栗、ほかにも松などを使い、場所に応じて木材を選んでいます。
家を建てる場所に元からあった木を、建物の材料として再び使うのは象徴的です。完成後もその土地の記憶を家の柱や部材として残せるため、「新築なのに昔からそこにあったような家」という印象にもつながりそうです。
大工の夫がつくったコの字型の造作キッチン
キッチンは、収納が苦手な妻のために大工の夫がつくったコの字型の造作キッチンが登場します。
大量生産のシステムキッチンではなく、使う人の生活に合わせて寸法や収納を考えられるのが造作の強みです。番組ではどこに何を収納するのか、動線がどう短くなるのかといった実用面も見どころになりそうです。
本格茶室は無双窓と網代天井がポイント
所沢の家には本格的な茶室もあります。公式予告で挙げられているのは、伝統工法の無双窓と、細かな網代天井です。
さらにトイレでは黒い土壁と大谷石を組み合わせたシックな仕上げも登場します。家全体を昔風に統一するのではなく、素材や職人技を現代の暮らしに合わせて使い分けていることが分かります。
柏と所沢の2軒は何が対照的?
今回の2軒は、どちらも一般的な間取りや仕上げにとらわれない家ですが、アプローチは対照的です。
柏の家は、高低差4.5mの斜面、3層の床、約5mの天井、15の窓など、敷地の形を立体的な空間へ変換しています。建物の中と外を大きくつなぎ、視線や高さの変化を楽しむ家です。
一方の所沢の家は、土壁、敷地のヒノキ、大黒柱、無双窓、網代天井、茶室など、素材と職人技を積み重ねてつくられています。新しさを奇抜な形で見せるのではなく、昔から続く技術を現代住宅として使う点に価値があります。
同じ「スゴイ家」でも、1軒目は地形を読む設計、2軒目は地域の素材や伝統を読む設計として見ると、違いが分かりやすいでしょう。
前回10月4日のスゴイ家との違い
10月4日の放送では、横浜の「中心がある家」と大田区の5層住宅が取り上げられ、吹き抜けや多層構成、Wキッチンなどが注目されました。
今回も高さを使った家が登場しますが、柏の家は斜面地の高低差をそのまま住空間のレベル差へ生かしている点が特徴です。さらに所沢の家では、土壁や伝統工法というまったく別方向の住宅づくりも並びます。
2週続けて見る方は、単に「何層あるか」だけでなく、敷地条件、素材、職人技が間取りや暮らし方にどう影響するのかを比べると、番組の面白さがさらに広がります。
参考にした情報
よくある質問
10月11日の「スゴイ家」は何時から放送されますか?
2026年10月11日(日)21時から21時55分まで、BSテレ東とBSテレ東4Kで放送されます。
10月11日のスゴイ家はどこにある家ですか?
1軒目は千葉県柏市、2軒目は埼玉県所沢市です。正確な住所は放送前の公式番組情報では公表されていません。
気候風土適応住宅とは何ですか?
地域の気候・風土・文化を踏まえ、土塗壁や伝統的構法などを生かす住宅です。今回の所沢市の家は、土壁や木材、無双窓、茶室などが見どころとして紹介されています。
まとめ
10月11日の「スゴイ家」は、柏市の高低差4.5mを生かした3層大空間の家と、所沢市の土壁と職人技を生かした気候風土適応住宅を紹介します。
柏では15の窓、地植えの木、約5mの天井、開閉する浴室天井など、斜面を楽しむ発想がポイント。所沢では敷地のヒノキ、栗の大黒柱、造作キッチン、無双窓、網代天井、本格茶室など、昔ながらの技術を現代の新築住宅に取り入れる工夫が見どころです。
地形から空間をつくる家と、伝統素材・職人技から暮らしをつくる家。方向性の違う2軒を見比べることで、それぞれの「スゴイ」が分かりやすい放送になっています。

