新美の巨人たち「聴竹居」9月21日|藤井厚二の100年前の最先端住宅を解説|9/21 18:30

2026年9月21日(月)18時30分から三重テレビで『新美の巨人たち』藤井厚二「聴竹居」×内田有紀が放送されます。これはテレビ東京で2025年11月29日に放送された回で、京都・大山崎に残る1928年の住宅「聴竹居」を訪ねます。

100年前の家なのに、今回のキーワードは“昔の住宅”だけではありません。文化庁の資料でも、換気窓や床下の導気口など室内環境を整える工夫が評価されており、現代の暮らしや省エネ住宅を見る目にもつながる建築です。

9月21日の放送時間・出演者

放送局三重テレビ1
放送日2026年9月21日(月)
放送時間18:30~19:00
テーマ藤井厚二「聴竹居」
アートトラベラー内田有紀
ナレーション磯村勇斗
初回放送テレビ東京 2025年11月29日

三重テレビの週間番組表では、9月21日18時30分から「新美の巨人たち▽藤井厚二『聴竹居』×内田有紀」と掲載されています。元回のテレ東公式ページでは、内田有紀さんがアートトラベラー、磯村勇斗さんがナレーションを担当します。

聴竹居とは?1928年に建てられた藤井厚二の自邸

聴竹居は京都府乙訓郡大山崎町、天王山の麓にある藤井厚二の自邸です。文化庁の国指定文化財等データベースでは、本屋は1928年(昭和3年)建築、木造で建築面積173.20平方メートルと記録されています。

公式「聴竹居」サイトでは、藤井厚二が山林を購入して整備した谷田地区住宅地に唯一現存する建物と説明されています。家族が暮らした「本屋」、私的空間の「閑室」、客を迎えた「茶室(下閑室)」から構成されます。

なぜ“100年前の最先端住宅”なのか|風と暮らしを設計した家

文化庁は、機能性と合理性を重視した平面計画に加え、幾何学的な形と和風のしつらえを組み合わせた点を評価しています。さらに、妻壁の換気窓や床下の導気口など、室内環境を改善する工夫が組み込まれています。

現代の住宅でいう“自然換気”や“室内環境の設計”に近い発想を、冷暖房設備が今ほど一般的でなかった時代に住宅全体で考えていたことが、番組タイトルの「100年前の最先端住宅」につながります。

重要文化財になった理由|木造モダニズム住宅の先駆け

聴竹居は2017年7月31日に重要文化財に指定されました。文化庁は、工学的理論に基づいて設計された木造モダニズム住宅の先駆的事例として、住宅史・建築学上の価値を認めています。

見た目の美しさだけでなく、生活動線、環境性能、日本の気候風土への適応まで一体で設計されている点が重要です。番組では、内田有紀さんの目線を通して、現在の暮らしにも通じる工夫がどこにあるのかを追っていきます。

「新美の巨人たち」の建築・美術記事をサイト内で読む

当サイトでは、同番組の別テーマとして葛飾北斎「雪中美人図」の記事も掲載しています。絵画の技法を掘り下げる回と、住宅そのものを読み解く今回を見比べると、『新美の巨人たち』が扱う“美”の幅が分かります。

聴竹居は、建築好きだけでなく「昔の家がなぜ涼しく感じる?」「和風とモダンはどう両立する?」「重要文化財の住宅はどこがすごい?」といった暮らし寄りの疑問にも答えてくれる題材です。

よくある質問

三重テレビでいつ放送?

2026年9月21日(月)18時30分から放送予定です。

聴竹居はいつ建てられた?

本屋は1928年(昭和3年)に建てられました。

聴竹居を設計したのは誰?

建築家で京都帝国大学教授だった藤井厚二です。

なぜ重要文化財なの?

機能性・合理性を重視した平面計画、和風のしつらえ、換気窓や床下の導気口などの環境改善の工夫を備え、木造モダニズム住宅の先駆的事例として高い価値が認められています。

まとめ|聴竹居は100年前の家から現代の暮らしを考えられる建築

9月21日18時30分の三重テレビ『新美の巨人たち』は、1928年築の聴竹居を内田有紀さんが訪ねる回です。藤井厚二が追求したのは、日本の気候風土や暮らし方に合う住宅。換気窓や床下の導気口、合理的な間取り、和とモダンの融合を見ると、重要文化財として評価される理由と、今の住宅にも通じるヒントがつかめます。

このテーマの関連記事はこちら