世界で一番美しい本は何?ベリー侯の豪華時祷書・12か月の絵を解説【9月15日】|9/15 17:00

2026年9月15日(火)17時からNHK BS8Kで放送される「世界で一番美しい本 フランス・12か月の愛おしい暮らし」は、フランス・シャンティイ城に残る15世紀の祈りの本「ベリー侯の豪華時祷書」を入口に、1年12か月の自然と人々の営みをたどるドキュメンタリーです。

NHK公式ページはこの調査環境では本文を直接取得できなかったため、今回の放送内容は放送局配信のOfficial Program Dataで確認し、作品そのものはシャンティイ城公式サイトと公式高精細デジタル版の本文を実確認しました。

この記事では「本の正式名は?」「なぜ12か月なの?」「原本はどこにある?」「日本からオンラインで見られる?」という検索疑問に答えます。

世界で一番美しい本の放送日時・今回の内容

番組名世界で一番美しい本 フランス・12か月の愛おしい暮らし
放送局NHK BS8K
放送日時2026年9月15日(火)17:00~
舞台フランス・シャンティイ城と現代のフランス
中心となる本ベリー侯の豪華時祷書
時代15世紀/制作年代1411~1489年

番組は、月ごとの中世の暮らしを金やラピスラズリなどの高価な顔料で精密に描いた祈りの本と、現代フランスの暮らしを行き来しながら、600年を超えて受け継がれてきた「自然とともに生きる喜び」を見つめます。

「ベリー侯の豪華時祷書」とは?206葉・66点の大きな挿絵

シャンティイ城公式によると、この写本は1411~1489年に制作された羊皮紙の写本で、206葉、66点の大きな彩飾画と65点の小さな彩飾画を含みます。ベリー公ジャン1世が1411年ごろ、リンブルク兄弟に制作を依頼したのが始まりです。

制作は一人の画家だけで完結したわけではなく、15世紀を通じて複数の彩飾画家が引き継ぎました。1856年にオマール公が入手し、現在はシャンティイ城・コンデ美術館の代表的な至宝として知られています。

なぜ「12か月の暮らし」が描かれる?時祷書のカレンダーに注目

シャンティイ城公式は「時祷書」を、持ち主に合わせて構成された祈りと聖務の集成で、一般に一年の典礼を追うためのカレンダーを含む本と説明しています。番組で1月から12月までの農作業、祝宴、城館、季節の景色が重要になるのは、この暦の構造と深く結びついています。

彩飾画は宗教的な意味だけでなく、中世の衣服、仕事、食、季節感、建築を読み取る手掛かりにもなります。番組が現代フランスの暮らしと往復することで、昔の絵を「美術史の資料」で終わらせず、季節に合わせて暮らす感覚として見せるのが特徴です。

原本はどこで見られる?高精細デジタル版は日本から閲覧可能

原本はシャンティイ城に所蔵されていますが、公式は非常に壊れやすいため常設展示できないと案内しています。その代わり、シャンティイ城は「Les Très Riches Heures du duc de Berry」の高精細デジタル版を公開しており、「Calendar」から月ごとのページをたどれます。

番組を見て「1月の絵を拡大したい」「放送で映った月をもう一度見たい」と思った場合は、シャンティイ城公式の高精細デジタル版が最も直接的な入口です。フランス文化を扱うキニナルの関連記事として、ドキュメント72時間 パリのマンガ喫茶もあります。

作品の基本データはシャンティイ城公式コレクションページで確認できます。

世界で一番美しい本のFAQ

番組で紹介される本の名前は?

「ベリー侯の豪華時祷書(Les Très Riches Heures du duc de Berry)」です。15世紀に制作された祈りの本で、シャンティイ城のコレクションに所蔵されています。

「時祷書」とは何?

個人が日々の祈りや典礼の時間をたどるための祈祷書です。一般に暦が含まれ、挿絵は中世の暮らしを知る重要な資料にもなっています。

原本はシャンティイ城でいつでも見られる?

原本は非常に繊細なため常設展示されていません。シャンティイ城公式はデジタル版での鑑賞を案内し、高精細オンライン版も公開しています。

まとめ|12か月の暦を知ると番組の絵がもっと読みやすい

「世界で一番美しい本」で紹介されるのは、シャンティイ城所蔵の「ベリー侯の豪華時祷書」です。1411年ごろに制作が始まり、206葉に多数の精緻な彩飾画が残る、中世を代表する時祷書です。

番組の鍵は、祈りの本に組み込まれた12か月のカレンダーです。農作業や祝宴、自然の移ろいを描く月ごとの絵を意識して見ると、600年前の暮らしと現代フランスを結ぶ番組構成が分かりやすくなります。原本は常設展示されませんが、公式高精細デジタル版なら日本からもじっくり鑑賞できます。

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