サイエンスZERO浸透圧発電9月8日再放送|濃縮海水×下水処理水はなぜ24時間発電できる?|9/8 15:05

2026年9月8日(火)15時05分からNHK Eテレで再放送される「サイエンスZERO 海水×淡水=エネルギー!?夢の“浸透圧”発電」。2025年に福岡で稼働した日本初の実用施設を取材し、濃縮海水と下水処理水の“濃度差”を電気へ変える仕組みに迫ります。

同じ回について当サイトには9月6日初回放送の記事があるため、今回は重複を避け、「なぜ普通の海水ではなく濃縮海水なのか」「膜の中で何が起きるのか」「なぜ24時間発電を目指せるのか」という仕組みの理解に軸を置きます。

サイエンスZERO浸透圧発電は9月8日15:05から再放送

番組名サイエンスZERO 海水×淡水=エネルギー!?夢の“浸透圧”発電
放送日時2026年9月8日(火)15:05〜15:35
放送局NHK Eテレ
ゲスト谷岡明彦(東京科学大学 名誉教授)
司会井上咲楽、浅井理
語り川野剛稔
取材対象2025年に福岡で稼働した浸透圧発電施設

今回の放送内容は、公式SI番組情報で「濃縮海水」と「下水処理水」を使い、天候に左右されず24時間発電できる可能性を取り上げると案内されています。NHK公式ページ自体は今回の調査環境でrobots制限により本文取得できなかったため、放送内容・出演者は公式SI情報、技術内容は実用設備を手掛ける企業の公式情報で照合しています。

浸透圧発電の仕組み|塩分が薄い側から濃い側へ水が動く

浸透圧発電(PRO)の基本は、塩分濃度の違う水を「水は通すが塩分の移動は抑える膜」で隔てることです。塩分が薄い側の水が濃い側へ移動すると、濃い側の水量と圧力が増えます。この圧力を水力発電のようにタービンへ利用するのがポイントです。

発電の燃料を燃やすのではなく、2種類の水が持つ濃度差そのものをエネルギー源として使います。番組タイトルの「海水×淡水=エネルギー」は、この“混ざろうとする力”を取り出す発想を分かりやすく示したものです。

なぜ濃縮海水×下水処理水?捨てる水同士だから効率が上がる

福岡の実用設備で重要なのは、一般的な海水より塩分濃度が高い「濃縮海水」を使うことです。これは海水淡水化センターで真水をつくった後に残る水で、番組では海水の約2倍近い塩分濃度と紹介されています。もう一方は下水処理後の水です。

両方とも従来は放流される水ですが、塩分濃度の差が大きいほど浸透圧差も大きくなり、発電へ利用できる圧力を得やすくなります。「新しい資源を採掘する」のではなく、既存施設から出る2つの水を組み合わせる点が、この実証・実用化の大きな特徴です。

24時間発電の強みと課題|太陽光・風力を補う電源になれる?

協和機電工業の公式説明では、福岡のPRO浸透圧発電は天候に左右されず24時間発電可能、稼働率90%以上を特徴としています。太陽光は夜、風力は無風時に出力が下がりますが、濃縮海水と下水処理水が継続して供給されれば発電条件を保ちやすいからです。

一方で、どこでも同じ条件がそろうわけではありません。高濃度の塩水と低濃度の水を安定して確保できる立地、膜の性能や維持管理、ポンプなど設備自身が使う電力も含めて「正味でどれだけ発電できるか」を考える必要があります。再放送では、単に“夢の発電”として見るだけでなく、実用化を成立させる条件にも注目すると理解が深まります。

施設の正味約110kW、年間最大約88万kWhといった数値や、まみずピアの場所まで確認したい方は、当サイトのサイエンスZERO浸透圧発電の初回放送記事にまとめています。また、未利用資源をエネルギーへ変える別の科学テーマとしてサイエンスZERO「クズ」バイオ燃料の記事も関連して読めます。

サイエンスZERO浸透圧発電のFAQ

サイエンスZERO「浸透圧発電」の9月8日再放送は何時?

2026年9月8日(火)15:05〜15:35にNHK Eテレで再放送予定です。東京・大阪・愛知を含む各地域で同時刻の編成が確認できます。

福岡の浸透圧発電は海水と真水をそのまま混ぜる?

番組で扱う実用施設では、海水淡水化で生じる濃縮海水と下水処理水を利用します。塩分濃度差を浸透膜で利用して圧力を生み、そのエネルギーで発電します。

なぜ24時間発電しやすい?

太陽光や風の有無ではなく、施設から継続的に出る2種類の水の濃度差を使うためです。協和機電工業は稼働率90%以上を特徴として示しています。

9月6日の記事と何が違う?

9月6日の既存記事は110kWや年間最大88万kWhなど施設全体の基本情報を中心に解説。この記事は9月8日の再放送向けに、濃縮海水と下水処理水を使う理由、膜で何が起きるか、安定電源としての見方に重点を置いています。

まとめ|9月8日再放送は「混ぜる前の濃度差」に注目

9月8日15時05分の「サイエンスZERO」は、福岡で実用化された浸透圧発電の再放送です。濃縮海水と下水処理水を膜で隔て、濃度差によって水が動く力を圧力へ変え、発電に利用します。

再放送で押さえたいのは、海水と淡水なら何でも同じという話ではなく、既存施設から継続的に出る「高濃度側」と「低濃度側」の水を組み合わせることで、安定運転と高い稼働率を狙っている点です。仕組み・立地条件・正味発電の3点を見ると、浸透圧発電の可能性と課題をバランスよく理解できます。

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