TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • さわやか自然百景「広島 ハチの干潟」|カニ50種以上とカブトガニの子ども【10月4日】|10/4 07:45

さわやか自然百景「広島 ハチの干潟」|カニ50種以上とカブトガニの子ども【10月4日】|10/4 07:45

2026年10月4日(日)7時45分からNHK総合で放送される『さわやか自然百景 広島 ハチの干潟』。舞台は広島県竹原市、賀茂川の河口に広がるハチの干潟です。

瀬戸内海では多くの干潟が失われる中、ハチの干潟には貴重な自然が残っています。今回の放送は、夏に恋の季節を迎えるカニたちと、干潟で育つカブトガニの子どもなどを通して、海・川・森が接する場所に生まれる命のつながりを描きます。

10月4日の放送情報

放送日2026年10月4日(日)
放送時間7:45〜8:00
放送局NHK総合
番組さわやか自然百景 広島 ハチの干潟
語り小林将純
場所広島県竹原市・賀茂川河口のハチの干潟

番組表では、ハチの干潟に50種以上のカニが確認されていること、夏にカクベンケイガニやアカテガニなどが繁殖期を迎えること、絶滅が危惧されるカブトガニの子どもが成長することが紹介されています。

ハチの干潟はどこ?広島県竹原市・賀茂川河口

ハチの干潟は広島県竹原市を流れる賀茂川の河口と、その沖に広がります。竹原観光ナビも「手つかずの自然が残る」場所として紹介し、時間によって表情を変える自然景観を案内しています。

広島大学の資料では、干潟の面積は約22ヘクタール。周辺環境を含め700種以上の動植物が確認され、70種以上の絶滅危惧種が生息するとされています。15分番組の舞台としては驚くほど密度の高い生態系です。

なぜ“カニの楽園”?50種以上が暮らす理由

番組ではハチの干潟を「カニの楽園」と表現し、50種以上が確認されていると紹介します。干潮になると広い泥地や砂地が現れ、川から来る淡水と海水が混ざる環境、さらに周辺のヨシ原や森などが隣接することで、多様な生き物が利用できる場所が生まれます。

今回登場するカクベンケイガニやアカテガニは、夏に子孫を残すため活発になります。求愛や放仔などの行動は短い季節に集中するため、番組では夏ならではの「恋の季節」が命のドラマとして描かれます。

カブトガニの子どもが育つ貴重な干潟

環境省はハチの干潟を、生物多様性の観点から重要度の高い湿地として自然体験教室の会場にしています。カブトガニをはじめ、多くの希少な生き物が暮らす場所として紹介されています。

番組では成体だけでなくカブトガニの子どもにも注目します。繁殖して卵がふ化するだけでなく、幼生・幼体が成長できる浅い干潟環境が残っていることは、この場所の価値を考えるうえで重要です。

700種以上の生き物が支える瀬戸内海の原風景

広島大学によると、ハチの干潟と周辺では700種以上の動植物が確認されています。カブトガニのほか、ツクシガモ、トビハゼ、イセシラガイなど、多くの希少種が記録されています。

干潟は一見すると泥や砂が広がる単純な景色に見えますが、その中には貝、ゴカイ、甲殻類、小魚などが暮らし、それを鳥や大型の生き物が利用します。番組タイトルにある「自然百景」は、景色だけでなく、この複雑な生き物の関係まで含めて見ると理解しやすくなります。

さわやか自然百景の過去回もあわせて見る

キニナルでは『さわやか自然百景』を継続して紹介しています。直近では千歳川下流域でタンチョウが繁殖した理由を扱った記事や、鹿児島・与論島のオオゴマダラとオカヤドカリを扱った記事があります。

河川、干潟、島と舞台は違っても、限られた環境に適応する生き物の姿を追うのがシリーズの魅力です。今回のハチの干潟では、潮の満ち引きで環境が大きく変わる場所を生き物がどう利用するかに注目です。

干潟はなぜ生き物が多い?

干潟は潮が引くと陸のように見え、潮が満ちると海に戻る場所です。この大きな環境変化に適応したカニ、貝、ゴカイ、小魚などが暮らし、それらを餌にする鳥や魚も集まります。海と川の水が混ざり、陸側の森やヨシ原ともつながるハチの干潟は、複数の環境が接することで生物の種類が増えやすい場所です。

広島大学は、ハチの干潟を瀬戸内海の原風景が残る場所として紹介しています。絶滅危惧種が70種以上確認されているという数字からも、単に「カニが多い浜」ではなく、地域全体で守る価値の高い生態系であることが分かります。

環境省も自然体験の場として活用

環境省中国四国地方環境事務所は、ハチの干潟で親子向けの自然体験教室を実施しています。2025年にはカブトガニを探しながら干潟の役割を学ぶ催しを行い、干潟の生き物観察を通じて生物多様性への理解を深める機会としました。

研究者だけが調査する場所ではなく、地域の子どもたちが自然に触れる学習の場でもある点は、今回の番組を見るうえで重要です。画面に映る一匹のカニや小さなカブトガニの背後には、教育・保全・研究がつながる地域活動があります。

現地を訪れるときは踏み込みに注意

竹原観光ナビでは、ハチの干潟周辺は住宅地であり、駐車時に近隣住民へ配慮すること、自然破壊につながる踏み込みを控えることを案内しています。テレビで見た生き物を探したくなっても、干潟へ無計画に入り込むのは避けたいところです。

潮位によって地形や足元の状態が大きく変わる場所でもあります。観察会など専門家の案内がある機会を利用するか、現地の公式案内を確認し、自然と地域の暮らしを傷つけない形で楽しむことが大切です。

ハチの干潟回のFAQ

ハチの干潟はどこにありますか?

広島県竹原市を流れる賀茂川の河口に広がる干潟です。

ハチの干潟にはどんなカニがいますか?

番組ではカクベンケイガニやアカテガニなどが登場し、干潟では50種以上のカニが確認されていると紹介されています。

カブトガニも見られますか?

ハチの干潟ではカブトガニを含む希少な生き物が確認されています。番組では干潟で成長するカブトガニの子どもにも注目します。

まとめ

『さわやか自然百景 広島 ハチの干潟』は、広島県竹原市の賀茂川河口に残る貴重な干潟で、夏のカニたちの繁殖とカブトガニの成長を見つめる回です。番組では50種以上のカニが確認される「カニの楽園」として、その多様さが紹介されます。

広島大学の調査では周辺を含め700種以上の動植物が確認されており、ハチの干潟は瀬戸内海の原風景と生物多様性を残す重要な場所です。カニの恋、カブトガニの子ども、海・川・森のつながりに注目すると、15分の映像から干潟の役割が見えてきます。

このテーマの関連記事はこちら