らくごのお時間10月11日 桂福團治「蜆売り」はどんな噺?85歳の名人が語る今の心境|10/11 5:30
10月11日(日)あさ5時30分からMBSで放送される「らくごのお時間」は、桂福團治さんが登場し、人情噺の名作「蜆売り(しじみうり)」を披露します。
MBSの案内では、85歳・芸歴66年となる福團治さんを「上方落語界の最古参」と紹介。高座だけでなく、長い噺家人生を歩んできた現在の心境や、昔と今の稽古の違いにも触れる回です。
「蜆売りってどんな噺?」「桂福團治さんはどんな落語家?」と気になった方に向けて、放送前に知っておきたいポイントをまとめました。
らくごのお時間10月11日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月11日(日) |
| 放送時間 | あさ5:30〜6:00 |
| 放送局 | MBS毎日放送 |
| 落語 | 桂福團治「蜆売り」 |
| 案内人 | 福島暢啓(MBSアナウンサー) |
MBS公式サイトでは、次回放送として「2026年10月11日(日)あさ5時30分放送予定 桂福團治『蜆売り』」と案内されています。
またMBS公式番組表では、福團治さんが現在も現役で高座に上がり続けていること、落語の後には長い噺家人生を振り返るインタビューが予定されていることが紹介されています。放送時間は変更される場合があるため、当日の編成もあわせて確認すると安心です。
桂福團治が披露する「蜆売り」はどんな噺?
「蜆売り」は、貧しい少年と大人たちの情や義理が交差する人情噺として知られています。笑いだけを前面に出す噺とは違い、登場人物の境遇や心の動きをじっくり聞かせるタイプの演目です。
放送ライブラリーには、1994年にNHK「日本の話芸」で桂福団治さんが「蜆売り」を演じた記録が残っています。そこでは、次郎吉親分が船宿にいるところへ、10歳ほどの少年が蜆を売りに来るところから物語が動き出すと紹介されています。
少年が蜆を売る理由が物語の核心
少年はただ商売をしているだけではありません。家族を支える事情を抱え、寒い中を蜆を売り歩いています。次郎吉がその身の上を聞くことで、過去の出来事と現在の苦境がつながっていきます。
「蜆売り」は、少年の健気さだけでなく、事情を知った大人がどう行動するのかも大きな聞きどころです。物語の先をすべて知ってから見るより、人物同士の関係が少しずつほどけていく過程を追うほうが、高座の緊張感を味わいやすいでしょう。
桂福團治にとって長く演じてきた演目
「蜆売り」は、福團治さんが長年口演してきた演目でもあります。文化庁の文化デジタルライブラリーには、1988年の国立名人会で四代目桂福團治さんが「しじみ売り」を演じた記録があり、1999年にも国立上方名人会で「蜆売り」を口演しています。
さらに2026年1月25日の「第379回 市民寄席」でも、上方落語協会の公式公演情報に桂福団治「蜆売り」と記載されています。2026年の今回のテレビ放送は、長く磨き上げてきた一席を映像で味わえる貴重な機会になりそうです。
桂福團治は85歳・芸歴66年の上方落語界最古参
上方落語協会の名鑑によると、桂福團治さんは1940年10月26日生まれ、三重県四日市市出身。1960年に三代目桂春団治に入門しました。
1973年に四代目桂福團治を襲名し、長年にわたって古典落語と向き合ってきました。MBSが今回の放送で「芸歴66年」と紹介しているのは、1960年の入門から数えた歩みです。
松竹芸能の公式プロフィールには、1999年に文化庁芸術祭演芸部門優秀賞を受賞したことなども記載されています。単に長く活動しているだけでなく、上方落語を代表するベテランとして高く評価されてきたことが分かります。
手話落語を切り開いた活動でも知られる
福團治さんの歩みで見逃せないのが手話落語です。松竹芸能のプロフィールによると、1979年に手話落語を考案し、1981年には奈良文化会館で初の手話落語に挑戦しました。
その後は手話落語教室も開き、落語をより多くの人へ届ける活動を続けています。古典を守る一方で、新しい伝え方を模索してきた人物だからこそ、85歳となった今の言葉には重みがあります。
今回の番組で語られる「長い噺家人生を歩んできた今の心境」は、芸歴の長さだけでなく、落語を届ける方法を広げてきた経験も含めて聞くと、より興味深く感じられそうです。
インタビューの見どころは「昔と今の稽古の違い」
MBSの番組案内では、公演直後のインタビューで長い噺家人生を歩んできた今の心境と、昔と今での稽古の違いを聞くとされています。
落語は師匠から弟子へ受け継がれてきた芸ですが、録音・映像など学べる手段が増えた現代では、稽古の環境も変化しています。福團治さんは1960年入門で、現在の若手とはまったく違う時代から修業を重ねてきました。
具体的にどのような違いを語るのかは放送前には明らかにされていません。だからこそ、芸歴66年の本人が感じる変化を直接聞けることが、この回ならではのポイントです。
「らくごのお時間」は落語1席とインタビューを味わう番組
「らくごのお時間」は2013年10月にスタートしたMBSの落語番組です。毎月、一人の落語家をクローズアップし、落語1席とインタビューを届ける構成になっています。
MBS動画イズムの番組紹介では、案内人を福島暢啓アナウンサーが務めることも確認できます。福島アナは番組の題字やイラストも担当しており、落語への思いが強い案内人として番組を支えています。
高座だけでなく、その演目を演じる噺家の考えや背景に触れられるのが、この番組の魅力です。今回は特に、85歳の福團治さんがどんな言葉で現在地を語るのかに注目したいところです。
前回9月13日は桂三実「NifU」
MBS公式サイトに掲載されている前回の第188回は、2026年9月13日放送の桂三実「NifU」でした。若手の創作落語を取り上げた前回から一転し、今回は上方落語界の最古参が人情噺「蜆売り」を披露します。
世代も演目の性格も大きく異なるため、番組を続けて見ている方には、上方落語の幅広さを感じられる並びです。
前回の内容はらくごのお時間9月13日・桂三実「NifU」の記事でも紹介しています。
見逃し配信はある?
MBS動画イズムには「らくごのお時間」の番組ページがありますが、掲載されているのは過去のスペシャル回など一部エピソードです。
10月11日の桂福團治「蜆売り」が放送後に配信されるかどうかは、放送前の公式ページでは明示されていません。確実に見たい方は、まず10月11日あさ5時30分からのMBS放送を押さえておくのがおすすめです。
参考にした情報
- MBS「らくごのお時間」公式サイト
- MBS公式番組表
- 上方落語協会「桂福團治」名鑑
- 上方落語協会「第379回 市民寄席」
- 松竹芸能「桂福團治」公式プロフィール
- 放送ライブラリー「日本の話芸 落語『蜆売り』桂福団治」
よくある質問
らくごのお時間10月11日の出演者は誰ですか?
落語を披露するのは桂福團治さんです。演目は「蜆売り」で、案内人はMBSの福島暢啓アナウンサーです。
桂福團治さんは何歳ですか?
1940年10月26日生まれで、放送日の2026年10月11日時点では85歳です。MBSは芸歴66年の上方落語界最古参として紹介しています。
「蜆売り」はどんな落語ですか?
貧しい少年が蜆を売る事情をきっかけに、次郎吉と家族の過去が結びついていく人情噺です。少年の境遇と、それを知った大人の行動が大きな聞きどころです。
放送は何時からですか?
MBSで2026年10月11日(日)あさ5時30分から放送予定です。
まとめ
10月11日の「らくごのお時間」は、桂福團治さんが「蜆売り」を披露する回です。85歳・芸歴66年の名人が長年演じてきた人情噺をテレビで味わえます。
高座の後には、長い噺家人生の現在の心境や、昔と今の稽古の違いを語るインタビューも予定されています。「蜆売り」の物語を知ってから見る方も、初めて触れる方も、福團治さんならではの語りに注目したい放送です。

