新プロジェクトX関西国際空港|地盤沈下と900本の柱、ジャッキアップ技術とは?|8/22 20:07
2026年8月22日(土)20時7分からNHK総合で放送される「新プロジェクトX~挑戦者たち~」は、関西国際空港の建設と地盤沈下との闘いを描きます。世界初の本格的な完全人工島の海上空港として誕生した関空で、技術者たちが直面した最大級の課題のひとつが、埋め立て地盤の沈下でした。
番組の中心となるのは、空港ターミナルを支える約900本の柱と「ジャッキアップ」。沈み続ける地盤に対し、建物そのものを水平に保つための技術と、長期間にわたって調整を続けた人々の知恵と執念に迫ります。
新プロジェクトX「関西国際空港」の放送日時
| 番組名 | 新プロジェクトX~挑戦者たち~ |
|---|---|
| 放送回 | 世紀の難工事 関西国際空港~地盤沈下との果てなき闘い~ |
| 放送日 | 2026年8月22日(土) |
| 放送時間 | 20:07~20:55 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 語り | 田口トモロヲ |
関西国際空港はなぜ「世紀の難工事」だったのか
関西国際空港は、大阪湾の海上に造成した人工島に建設された空港です。陸上の用地不足や騒音問題を避けるという大きな目的がある一方、海底の軟弱な地盤の上に巨大施設を造るという前例の少ない難工事になりました。
完成して終わりではなく、供用後も地盤沈下への対応が続く点が関空の特殊さです。番組では、巨大インフラを「造る技術」だけでなく、「沈み続ける場所で使い続ける技術」に焦点が当たります。
突破口は約900本の柱を使う「ジャッキアップ」
今回のキーワードが「ジャッキアップ」です。地盤が場所ごとに違う速度で沈むと、建物には傾きやゆがみが生じます。そこで関空の旅客ターミナルでは、柱の足元をジャッキで調整し、建物の高さを細かく補正する仕組みが採用されました。
番組案内では、約900本の柱で空港を支える技術として紹介されています。巨大な建物を一度に持ち上げるのではなく、沈下量を測定しながら各所を調整し続けるという、地道で長期的な対応こそが物語の核心です。
「地盤沈下との果てなき闘い」が意味するもの
海を埋め立てて造った人工島では、地盤の圧密による沈下を完全にゼロにすることはできません。しかも沈下の進み方は一様ではないため、空港施設を安全かつ水平に維持するには継続的な観測と補正が必要です。
そのため今回の新プロジェクトXは、開港までの建設秘話だけを振り返る回ではありません。開港後も続く保守・調整を含め、「巨大インフラを守り続ける仕事」がどのように受け継がれてきたのかを見る回といえます。
放送中・放送後に気になる検索ポイント
- 関西国際空港はどれくらい沈下しているのか
- なぜ海上に空港を造る必要があったのか
- 関空の人工島はどのように造成されたのか
- 「900本の柱」とはどの建物のことか
- ジャッキアップはどのように行うのか
- 沈下を止めることはできないのか
- 現在も高さの調整は続いているのか
- 当時の技術者はどんな判断を迫られたのか
関空を利用したことがある人ほど、「普段歩いているターミナルの下で、こうした調整技術が働いているのか」と見方が変わる内容です。
関空に関する関連記事
関西国際空港に関連するニュースとしては、関空で発覚した偽iPhoneと消費税不正還付事件の記事もあります。空港は巨大インフラであると同時に、国際物流・税関・観光の最前線でもあります。
ウェブの声で注目されていること
ウェブでは、関空の地盤沈下そのものを知っていても、「ターミナルを柱ごとジャッキアップして水平を保っている」という仕組みまでは知らなかったという反応が出やすいテーマです。建設技術、土木、空港好きの視聴者からも注目される内容でしょう。
また、直前の「ブラタモリ」が甲子園を扱うため、同じ関西エリアを「町づくり」と「巨大インフラ」という違う角度から連続して見ることができる編成も興味深いポイントです。
よくある質問
新プロジェクトXの関空回はいつ放送?
2026年8月22日(土)20:07~20:55、NHK総合で放送予定です。
今回のテーマは何?
関西国際空港の建設と、人工島の地盤沈下に対して技術者たちがどう挑んだかを描く回です。
「ジャッキアップ」とは?
地盤沈下によって建物に傾きが出ないよう、柱の足元をジャッキで調整し、高さを補正する仕組みです。
約900本の柱とは?
番組では、関西国際空港のターミナルを支え、沈下に合わせて高さを調整するための柱として紹介されています。
まとめ
8月22日の新プロジェクトXは、関西国際空港を「完成した巨大建築」としてではなく、地盤沈下と向き合いながら維持され続けるインフラとして描く回です。海上の完全人工島という前例の少ない挑戦に加え、開港後も終わらない沈下対策が、関空のもうひとつの歴史です。
約900本の柱を使ったジャッキアップという技術が、どのように空港を支えてきたのか。技術者たちの判断、測定、調整の積み重ねに注目です。

