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金原亭馬生「笠碁」はどんな噺?あらすじ・見どころと“いぶし銀の芸”【おとなのEテレタイムマシン9月2日】|9/2 22:30

2026年9月2日(水)22時30分からNHK Eテレ「おとなのEテレタイムマシン」で放送されるのは、「夜の指定席(リストア版) 笠碁 金原亭馬生」です。1981年に放送された十代目・金原亭馬生の高座を、現在の放送で味わえる30分です。

「笠碁」は、子どものころから仲のいい二人の旦那が、碁の「待った」をきっかけに大げんかする噺。仲直りしたいのに素直になれず、雨の中で相手の家の前を行ったり来たりする姿に、人間の意地と可笑しさが凝縮されています。

9月2日の放送時間・出演者

番組名おとなのEテレタイムマシン 夜の指定席(リストア版)「笠碁」金原亭馬生
放送日2026年9月2日(水)
放送時間22:30〜23:00
放送局NHK Eテレ
出演十代目 金原亭馬生
元映像1981年「夜の指定席」放送

「笠碁」のあらすじ|「待った」で絶交した二人が碁を打ちたくて仕方ない

近江屋の旦那と相模屋の旦那は、子どものころからの長い付き合い。隠居してからは、二人で碁を打つことが日々の楽しみになっています。

ところが対局中の「待った」をめぐって口論になり、相模屋は怒って帰ってしまいます。二人とも頑固で、自分から謝ることができません。やがて雨の日が続くと、外へも出られず退屈し、どちらも相手と碁を打ちたくて仕方なくなってきます。

そこで相模屋は編み笠をかぶり、雨の中で近江屋の前を行ったり来たり。直接「碁を打とう」と言えば済むのに、それが言えない。この“仲直りしたいのに意地を張る”間合いが「笠碁」の大きな笑いどころです。

金原亭馬生の「いぶし銀の芸」は何が魅力?

番組案内では十代目馬生を「もっとも落語家らしい落語家」と紹介し、古典落語と寄席の芸一筋に歩んだ“いぶし銀の芸”を再び味わう回としています。派手な仕掛けよりも、人物の声、仕草、沈黙の置き方で情景を立ち上げるタイプの噺だからこそ、「笠碁」は馬生の持ち味と相性のよい演目です。

碁盤を囲む二人の距離、けんかした後の気まずさ、雨の中でうろつく相模屋の未練。大きな事件が起きないぶん、演者が作る人物像の細かさを楽しめます。

父は古今亭志ん生、弟は古今亭志ん朝

十代目金原亭馬生は、父が五代目古今亭志ん生、弟が三代目古今亭志ん朝という落語一家に生まれました。同じ家族でも芸風はそれぞれ異なり、馬生は古典と寄席を大切にしながら、落ち着いた味わいで評価された噺家です。

番組表では、馬生が1982年に54歳で亡くなったことにも触れています。今回の1981年映像は晩年の高座にあたり、映像資料としても貴重な一席です。

放送中に注目したいポイント

  • 「待った」をめぐる口論がどれほど大げさになっていくか
  • 仲直りしたい二人が、直接言葉にせず気配で探り合う間
  • 雨と編み笠だけで場面が見えるようになる演技
  • 近江屋と相模屋の性格を一人で演じ分ける声と表情

初めて古典落語を見る人にも分かりやすい理由

「笠碁」は、江戸の制度や難しい背景知識を知らなくても、友達とけんかして、仲直りしたいのに謝れないという感情がすぐ理解できます。碁の細かいルールが分からなくても、勝負に熱くなった二人が「待った」を許すかどうかで揉めた、と押さえれば十分です。

落語に詳しい人は馬生の人物描写を、初めて見る人は二人の意地の張り合いを追うと楽しみやすいでしょう。

よくある質問

「笠碁」はどんな落語?

幼なじみの近江屋と相模屋が碁の「待った」をめぐって大げんかし、仲直りしたいのに意地を張る姿を描く古典落語です。

金原亭馬生の「笠碁」はいつ放送?

2026年9月2日(水)22時30分から23時まで、NHK Eテレで放送予定です。

今回の映像はいつのもの?

番組情報では1981年放送の「夜の指定席」の映像をリストアしたものと案内されています。

十代目金原亭馬生は誰の家族?

父は五代目古今亭志ん生、弟は三代目古今亭志ん朝です。

まとめ

9月2日の「おとなのEテレタイムマシン」は、十代目金原亭馬生の「笠碁」。長年の友人同士が碁の「待った」でけんかし、仲直りしたいのに意地を張るという、ごく身近な人間関係を笑いに変えた古典落語です。1981年の高座を通して、派手さではなく人物の息づかいで聞かせる馬生の“いぶし銀”を味わえる回です。

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