なでしこジャパン対ドイツ|狩野倫久監督の「ダイナミックでアグレッシブ」と戦い方を整理|10/14 0:45
日本時間10月14日(水)0時45分キックオフ予定のなでしこジャパン対ドイツ女子代表。FIFAランキング上位同士の国際親善試合で、日本がどんな戦い方を見せるのか注目が集まります。
中心になるのは、狩野倫久監督が掲げる「ダイナミックでアグレッシブなフットボール」です。JFAの公式会見では、攻守両面で戦術の幅を広げ、2027年女子ワールドカップにつなげたいという方針が示されています。
ここでは、公式に確認できる監督の言葉を軸に、ABEMA TIMESなどが示している予想布陣を「予想」と明確に分けながら、ドイツ戦の見どころを整理します。
なでしこジャパン対ドイツの試合日時と放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対戦 | ドイツ女子代表 vs なでしこジャパン |
| 現地キックオフ | 2026年10月13日(火)17:45予定 |
| 日本時間 | 2026年10月14日(水)0:45予定 |
| 会場 | Weserstadion(ドイツ・ブレーメン) |
| テレビ | NHK総合テレビで生中継 |
| 配信 | NHK ONEで同時・見逃し配信、ABEMAで無料生配信 |
| 日本代表監督 | 狩野倫久 |
JFA公式は、ドイツ戦をブレーメンのWeserstadionで開催すると案内しています。テレビはNHK総合、配信はNHK ONEとABEMAが予定されており、深夜帯の試合でも複数の視聴手段があります。
同カードの試合全体の情報は、なでしこジャパン対ドイツの試合まとめでも整理しています。招集メンバーを確認したい場合は、なでしこジャパン対ドイツのメンバー記事もあわせて確認できます。
狩野倫久監督が掲げる「ダイナミックでアグレッシブ」とは
狩野監督は9月の欧州遠征メンバー発表会見で、6月の南アフリカ戦からダイナミックでアグレッシブなフットボールをチームと共有してきたと説明しています。
そのうえで今回の欧州遠征については、勝利を土台にしながら細部を詰め、異なる相手に対して攻守両面でどう戦うかという「幅」を広げることをテーマに挙げました。単に前へ速く出るだけではなく、相手に応じて形を変えながら主導権を取りにいくことが重要だと読み取れます。
「ダイナミック」は人とボールが動き続けるイメージ
ABEMA TIMESのドイツ戦予想記事では、狩野監督のスタイルを、人もボールも動くサッカーとして紹介しています。前線の選手が固定された位置だけでプレーするのではなく、周囲とポジションを入れ替えながら相手の守備を動かす形が一つの見どころになります。
10月10日のハイチ戦では谷川萌々子が前線中央に入り、宮澤ひなたや長谷川唯らと立ち位置を入れ替えながら攻撃に関わりました。ドイツ戦でも同じ考え方が採用されるかは正式発表前のため断定できませんが、前線の流動性は注目しやすいポイントです。
「アグレッシブ」は攻撃だけではなく守備にも表れる
アグレッシブという言葉は、シュート数や攻撃人数だけを意味するものではありません。高い位置からボールを奪いに行く姿勢、相手の縦パスに対して前向きに圧力をかけること、奪った直後に素早く前進することも含めて見ると試合の意図が分かりやすくなります。
JFA公式の対戦データでは、ドイツはFIFAランキング3位、日本は5位です。強度の高い相手に対し、日本が守備一辺倒になるのか、それとも自分たちからボールを動かして押し返せるのか。狩野監督が掲げるスタイルの現在地を測る試合になります。
ドイツ戦のシステムは4-2-3-1?守備時4-4-2はあくまで予想
ドイツ戦の正式な先発とシステムは、この記事の作成時点ではJFAから発表されていません。したがって、4-2-3-1と断定することはできません。
一方、テレビ朝日スポーツの事前記事は、4月と6月の活動を踏まえ、4-2-3-1を基本にしながら守備時は4-4-2のブロックになる形がベースになりそうだと予想しています。これはあくまで過去の起用と戦い方から組み立てた見立てです。
4-2-3-1なら中盤の組み合わせが大きなポイント
4-2-3-1を採用する場合、2ボランチとトップ下をどう組み合わせるかで攻撃の性格が変わります。長谷川唯を低い位置でゲームメークに使うのか、より前でラストパスや連係に関わらせるのかは見どころです。
ABEMA TIMESはドイツ戦の予想スタメンで、谷川萌々子のゼロトップ再起用や、長谷川の配置に注目しています。ただし、これはメディア側の予想で、公式のスタメンではありません。
守備時4-4-2なら前線からの連動が重要
4-2-3-1から守備時に4-4-2へ変わる場合、トップ下の選手が最前線の選手と並び、相手のビルドアップへ圧力をかける形が考えられます。
この形で大切なのは、前の2人だけが追いかけるのではなく、中盤4人と最終ラインが連動して距離を縮めることです。ドイツのように個々の技術とフィジカルを備える相手には、一人ずつ守備に出ると空いた場所を使われやすいため、日本全体の距離感を見ると戦術の狙いが見えやすくなります。
ドイツ戦で見たい3つのポイント
1. ドイツの強度に対して自分たちから前進できるか
JFAは今回のドイツ戦を、世界の強豪に現在の自分たちがどこまで通用するかを測る機会と位置づけています。ドイツはランキングでも日本より上位におり、過去の対戦成績でも日本は苦戦してきました。
その相手に対し、後方からボールをつなぐだけでなく、必要な場面では一気に前進してゴールへ向かえるか。ボール保持と縦への速さをどう使い分けるかが「ダイナミック」という言葉を具体的に見るポイントになります。
2. 谷川萌々子ら前線の立ち位置がどう変わるか
ABEMA TIMESは谷川のゼロトップ起用を予想しています。谷川が中央で固定されず、中盤へ下りたりサイドへ流れたりすれば、空いた中央へ別の選手が入る動きも生まれます。
ハイチ戦で見られた流動性を、より守備強度の高いドイツ相手でも続けられるかは大きな試金石です。正式メンバー発表後は選手名そのものより、誰がどの高さに立ち、誰が空いた場所へ入るのかを見ると狙いが分かりやすいでしょう。
3. 奪われた直後の守備
攻撃時に多くの選手が動けば、そのぶんボールを失った瞬間の守備も重要になります。前へ人数をかけたところからドイツにカウンターを受けると、一気に自陣まで運ばれる危険があります。
狩野監督のサッカーが攻守一体で機能するかを見るなら、得点場面だけでなく、ボールを失った直後に誰が最初の守備をするかにも注目です。奪い返せなくても、相手の前進を遅らせて味方が戻る時間を作れれば、日本の守備は整いやすくなります。
ドイツ戦は2027年女子ワールドカップへの現在地を測る一戦
狩野監督はドイツとの対戦決定時、2027年女子ワールドカップへ向けて、世界の強豪相手に何ができて何ができないのかを確認し、成長につなげたいという趣旨のコメントを出しています。
今回の遠征では、初戦のハイチに5-1で勝利しました。しかし、ドイツはFIFAランキング3位で、試合の強度やプレッシャーは大きく変わると考えられます。
勝敗はもちろん重要ですが、相手の圧力を受けたときにも人とボールを動かせるのか、守備で受け身にならず前へ出られるのか、試合中に戦い方を変えられるのか。そうした部分が、狩野監督の言う「戦術の幅」がどこまで広がっているかを見る材料になります。
参考にした情報
- JFA「国際親善試合 ドイツ女子代表戦」
- JFA「10月の欧州遠征に向けたなでしこジャパンのメンバーを発表」
- JFA「ドイツ女子代表との対戦が決定」
- ABEMA TIMES「ドイツ戦の予想スタメン」
- テレビ朝日スポーツ「なでしこジャパン予想布陣」
よくある質問
なでしこジャパン対ドイツは何時からですか?
日本時間では2026年10月14日(水)0時45分キックオフ予定です。現地ドイツでは10月13日(火)17時45分の予定です。
なでしこジャパンのドイツ戦は4-2-3-1ですか?
正式なフォーメーションは試合前の段階では発表されていません。4-2-3-1、守備時4-4-2という形は過去の活動を踏まえたメディアの予想であり、確定情報ではありません。
狩野倫久監督の「ダイナミックでアグレッシブ」とは何ですか?
JFA会見で狩野監督が示したチームコンセプトです。人とボールを動かしながら攻撃し、守備でも前向きに圧力をかける姿勢を含め、相手に応じて攻守の戦術幅を広げていく考え方として見ることができます。
まとめ
なでしこジャパン対ドイツは、日本時間10月14日0時45分にWeserstadionでキックオフ予定です。狩野倫久監督は、「ダイナミックでアグレッシブなフットボール」を掲げ、今回の欧州遠征で攻守両面の戦術の幅を広げる方針を示しています。
4-2-3-1や守備時4-4-2は現時点ではメディアの予想であり、正式発表ではありません。ドイツ戦では、前線の流動性、相手の強度に負けない前進、ボールを失った直後の守備という3点を見ると、狩野監督が目指すサッカーの輪郭がつかみやすくなります。

