なでしこジャパン強化試合「日本」対「ドイツ」は女子W杯へどうつながる?再び世界一を目指す一戦|10/14 0:35

10月14日(水)0時35分からNHK総合で放送される「なでしこジャパン強化試合『日本』対『ドイツ』」は、2027年に行われる女子ワールドカップを見据えるうえで注目したいアウェーゲームです。

試合そのものの勝敗だけでなく、世界上位のドイツを相手に、なでしこジャパンが現在地をどこまで示せるかが大きな見どころです。番組案内でも、来年の女子ワールドカップで「再び世界一」を目指す日本にとって重要な試金石となる一戦として紹介されています。

ここでは、2027年女子ワールドカップの大会概要と照らし合わせながら、今回のドイツ戦がどんな位置づけになるのかを整理します。

なでしこジャパン強化試合「日本」対「ドイツ」の放送日時

項目内容
番組名なでしこジャパン強化試合「日本」対「ドイツ」
放送日時2026年10月14日(水)0:35〜2:45
放送局NHK総合
キックオフ0:45予定(日本時間)
会場Weserstadion(ドイツ・ブレーメン)
対戦カードなでしこジャパン(日本女子代表)対 ドイツ女子代表
解説鮫島彩
実況酒井博司
リポーター鳥山圭輔

JFA公式では、現地時間10月13日17時45分、日本時間では10月14日0時45分キックオフ予定と案内されています。テレビはNHK総合で生中継され、NHK ONEで同時・見逃し配信、ABEMAでは無料生配信が予定されています。

試合そのものの基本情報を先に確認したい場合は、なでしこジャパン日本対ドイツ戦の放送・試合情報もあわせてご覧ください。

2027年女子ワールドカップはいつ開催される?

FIFA公式によると、次回のFIFA女子ワールドカップ2027はブラジルで2027年6月24日から7月25日まで開催されます。大会には32か国が出場し、ブラジル国内8都市で64試合が行われる予定です。

開催都市はベロオリゾンテ、ブラジリア、フォルタレザ、ポルトアレグレ、レシフェ、リオデジャネイロ、サルバドル、サンパウロです。開幕戦と決勝はリオデジャネイロのマラカナンで行われることもFIFAから発表されています。

10月のドイツ戦から本大会開幕までは約8か月あります。この時期に世界ランキング上位の相手とアウェーで戦えることは、本大会へ向けたチームづくりの途中経過を確かめる機会になります。

単純に「勝てば順調、負ければ不安」と見るよりも、強度の高い相手に対して守備から攻撃へどう移るのか、ボールを握れない時間帯にどう試合を進めるのか、限られたチャンスを決定機につなげられるかといった部分を見ると、強化試合の意味が分かりやすくなります。

なぜドイツ戦が女子W杯への重要な試金石になる?

今回の相手ドイツは、JFAが掲載している2026年6月16日更新のFIFA女子ランキングで世界3位です。同じ資料で日本は5位とされており、世界上位同士の対戦になります。

しかも試合会場は日本ではなく、ドイツ・ブレーメンのWeserstadionです。ホームの大声援を受けるドイツに対し、日本はアウェーの環境で試合に入らなければなりません。本大会では対戦相手だけでなく、移動、会場、観客の雰囲気など普段と異なる条件への適応も必要になるため、こうした海外での強豪戦は実戦的な経験になります。

JFAの対戦チーム情報では、日本のドイツ女子代表との通算成績は1勝2分11敗です。数字だけを見ても簡単な相手ではありません。直近として掲載されている2019年4月の国際親善試合は2対2の引き分けで、それ以前の2014年、2013年は日本が敗れています。

日本が強豪ドイツを相手にどこまで自分たちの形を出せるかは、本番で優勝を狙うための基準を測る材料になります。相手の詳しい強さや対戦データは、なでしこジャパンの相手ドイツはどんなチームかでも整理しています。

「再び世界一」という目標は2011年の優勝以来

なでしこジャパンは2011年、ドイツで行われたFIFA女子ワールドカップで初優勝しました。JFAの大会史では、グループステージを2勝1敗で突破し、準々決勝で開催国ドイツを延長戦の末に1対0で破ったことも記録されています。

その大会の決勝ではアメリカと対戦し、延長戦を含めて2対2。PK戦を制して世界一となりました。番組案内の「再び世界一」という表現は、この2011年以来となるワールドカップ制覇を目指すという意味です。

そして今回の相手が、その2011年大会の準々決勝でも対戦したドイツである点も興味深いところです。当時の結果をそのまま現在に重ねることはできませんが、日本女子サッカーにとって大きな歴史を持つ相手との一戦になります。

放送の解説を担当する鮫島彩さんも、2011年女子ワールドカップ優勝メンバーの一人です。世界一を経験した視点から、現在のなでしこジャパンをどのように見るのかも中継の注目ポイントです。出演者についてはなでしこジャパン日本対ドイツ戦の解説・実況で詳しく紹介しています。

海外組中心のメンバーで世界上位へ挑む

JFAが発表している招集メンバーを見ると、山下杏也加選手、長谷川唯選手、藤野あおば選手、宮澤ひなた選手、浜野まいか選手、谷川萌々子選手など、欧州やアメリカのクラブでプレーする選手が多く名を連ねています。

Gガイドでも「代表メンバーほぼ全員がドイツやイングランドなど海外でプレーする日本」と紹介されています。普段から異なるリーグやクラブで経験を積む選手たちが代表で集まり、短い準備期間の中でどこまで連係を高められるかが一つの焦点です。

特に今回の遠征では、10月9日にフランスでハイチ女子代表と対戦し、その後ドイツへ移動して13日にドイツ戦を迎える日程です。JFAの試合結果ではハイチ戦を5対1で勝利しており、その流れから世界3位のドイツへ相手のレベルが大きく上がります。

異なるタイプの相手と連戦することで、攻撃が機能した場面をそのまま再現できるのか、より強いプレッシャーの中で同じ判断ができるのかが見えやすくなります。ワールドカップ本大会では短期間で複数試合を戦うため、遠征中に連戦を経験する点も本番を想定する材料になります。

女子W杯を見据えて注目したい3つのポイント

世界3位を相手にどこまでボールを前進させられるか

ドイツのような上位国を相手にすると、日本が常に自由にボールを持てるとは限りません。自陣から相手陣へどう運ぶのか、中盤で相手の圧力を外せるのか、前線の選手へ良い状態でボールを届けられるかに注目です。

強化試合では得点場面だけでなく、そこへ至るまでの前進の方法を見ると、チームの仕上がりをより具体的に確認できます。

アウェーで守備の時間をどう耐えるか

世界ランキング3位のドイツを相手に、押し込まれる時間が生まれる可能性もあります。その時間に最終ラインと中盤の距離を保てるか、奪ったあとにすぐ失わず攻撃へつなげられるかは重要です。

ワールドカップで世界一を目指すなら、優勢な時間だけでなく苦しい時間帯をどう乗り切るかも欠かせません。アウェー戦は、その対応力を確認しやすい舞台になります。

選手交代でチームの強度を維持できるか

本大会は一つの先発メンバーだけで勝ち続けられるものではありません。試合展開やコンディションに合わせて複数の選手が役割を果たす必要があります。

今回の代表には海外クラブ所属選手が多く、さまざまな特徴を持つ選手が招集されています。先発だけでなく、途中出場した選手が流れを変えられるか、交代後も守備と攻撃の狙いを共有できるかも見ておきたいポイントです。

前回10月9日のハイチ戦は5対1で勝利

ドイツ戦の直前、なでしこジャパンは10月9日にフランス・サン=トゥアンでハイチ女子代表と国際親善試合を行い、JFA公式の試合結果では5対1で勝利しています。

ただし、ドイツはFIFAランキング3位の強豪であり、同じような試合展開になるとは限りません。むしろ、前戦でできたことが強い相手にも通用するのかを確認するのが今回の大きな意味です。

2試合をセットで見ることで、相手の強度が上がったときに日本のプレーがどう変化するか、どの部分が維持できるかを比較しやすくなります。

見逃し配信と視聴方法

JFA公式の放送案内では、NHK総合テレビが生中継、NHK ONEが同時配信と見逃し配信、ABEMAが無料生配信となっています。

深夜0時35分からの放送なので、リアルタイムで視聴できない場合はNHK ONEの見逃し配信が選択肢になります。ABEMAは無料生配信として案内されているため、放送時間に合わせてネットで見る方法もあります。

参考にした情報

よくある質問

なでしこジャパンのドイツ戦は女子W杯本大会の試合ですか?

いいえ。2026年10月14日の日本対ドイツは国際親善試合です。2027年女子ワールドカップ本大会はブラジルで2027年6月24日から7月25日まで開催されます。

なでしこジャパンは女子W杯で優勝したことがありますか?

あります。JFAの公式記録では、2011年にドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップで初優勝しています。

日本対ドイツは何時にキックオフしますか?

日本時間の2026年10月14日0時45分キックオフ予定です。NHK総合の番組は0時35分から始まります。

まとめ

10月14日放送の「なでしこジャパン強化試合『日本』対『ドイツ』」は、2027年女子ワールドカップで再び世界一を目指す日本にとって、現在地を測る重要なアウェー戦です。

相手はFIFA女子ランキング3位のドイツで、日本は5位。過去の対戦成績でも日本にとって厳しい相手であり、世界上位を相手に攻守の狙いをどこまで実行できるかが大きな見どころになります。

2011年の世界一から16年後に迎える2027年ブラジル大会へ向けて、なでしこジャパンがどんなチームへ進もうとしているのかを確かめる一戦として注目したいところです。

このテーマの関連記事はこちら