村雨さん仁和寺の茶室・飛濤亭は何が特別?光格天皇と貴人口、南庭・北庭|9/18|9/18 12:30

2026年9月18日(金)12時30分からNHK BSで『村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 世界遺産 京都・仁和寺』が再放送されます。村雨辰剛さんが仁和寺の南庭・北庭を巡り、皇族が住職を務めた門跡寺院ならではの「暮らしやすくする仕掛け」と、光格天皇ゆかりの茶室を訪ねる回です。

今回とくに検索したくなるのは、予告にある「天皇による特別な茶室」とはどこなのか、通常の茶室と何が違うのかという点。仁和寺公式の境内案内と番組情報を照合すると、注目の茶室は光格天皇遺愛の席と伝わる「飛濤亭(ひとうてい)」で、入口に特徴があります。

『村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 仁和寺』放送情報

項目内容
放送日時2026年9月18日(金)12:30~12:59
放送局NHK BS
舞台世界遺産・仁和寺(京都)
出演村雨辰剛
語り瀧本美織
主なテーマ南庭・北庭、門跡寺院の暮らしの工夫、光格天皇ゆかりの茶室

NHK公式ページはこの環境ではrobots制限で本文を直接取得できなかったため、今回の放送内容と日時は放送局公式SIを利用するGガイドで確認しました。仁和寺の庭園・茶室については仁和寺公式サイトの境内案内を実際に開き、番組予告との対応を確認しています。

仁和寺は「御室御所」と呼ばれた門跡寺院

仁和寺は皇室との結びつきが深い寺院です。番組情報では、出家した天皇が住職を務めた日本で最初の門跡寺院として紹介され、格式の高い寺院でありながら「門跡が暮らしやすくするための工夫」が庭園に施されている点を掘り下げます。

庭を単に鑑賞するのではなく、御殿で暮らす人の視線、建物からの見え方、移動や過ごし方まで含めて見るのが、この番組らしいポイントです。村雨辰剛さんが庭師の視点も交えながらたしなむことで、石や植栽だけでは分かりにくい「生活空間としての庭」が見えてきます。

南庭と北庭は何が違う?対照的な景色が見どころ

仁和寺公式によると、宸殿の北側にある北庭は池泉式の雅な庭園で、斜面を利用した滝組と池泉を配し、築山の先には飛濤亭、さらに五重塔を望めます。庭は江戸期から整えられ、明治~大正期には七代目小川治兵衛による整備も行われました。

一方、文化財資料では宸殿の南側に白砂敷きの南庭があり、北庭の池や植栽の豊かさとは対照的な構成です。番組予告が「南庭、北庭それぞれに門跡が暮らしやすくする工夫」としているため、画面では同じ御殿から見える二つの庭が、どのように役割や印象を変えているかに注目すると楽しみやすいでしょう。

光格天皇ゆかりの茶室「飛濤亭」は入口が特別

番組予告にある「天皇による特別な茶室」と対応するのが、仁和寺公式が第119代・光格天皇遺愛の席と伝える飛濤亭です。宸殿北庭の築山に建ち、入母屋造・茅葺の屋根を持つ茶室で、内部は四畳半に台目が付いた茶席、水屋、勝手の間などで構成されています。

もっとも目を引く違いは入口です。一般的な草庵茶室で見られる、かがんで入る「躙口(にじりぐち)」ではなく、飛濤亭には貴人口(きじんぐち)が設けられています。天皇が利用する場という性格を反映した構造で、番組が予告する「通常の茶室には見られない構造」の重要な手がかりです。

なお仁和寺にはもう一つ、重要文化財の茶室「遼廓亭(りょうかくてい)」もあります。こちらは二畳半台目の茶室を持ち、袖壁の中に躙口を開く構成。飛濤亭と比べることで、同じ仁和寺の茶室でも入口や空間の思想が異なることが分かります。

同シリーズの別庭園を見比べたい人は、サイト内の『村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 旧古河庭園』の記事も参考になります。洋館と日本庭園をつなぐ設計に注目した回で、仁和寺とは別の「暮らしと庭」の関係が見えてきます。

FAQ

仁和寺回はいつ放送されますか?

2026年9月18日(金)12時30分から12時59分までNHK BSで再放送されます。

出演者は誰ですか?

村雨辰剛さんが出演し、瀧本美織さんが語りを担当します。

番組に出る特別な茶室は何ですか?

仁和寺公式情報と番組予告を照合すると、光格天皇遺愛の席と伝わる重要文化財「飛濤亭」が中心です。

飛濤亭は普通の茶室と何が違いますか?

躙口ではなく、身をかがめずに出入りしやすい「貴人口」が設けられている点が大きな特徴です。

まとめ

9月18日12時30分の『村雨さんと日本庭園たしなみ巡り』仁和寺回は、世界遺産の有名寺院を眺めるだけでなく、門跡が暮らした御殿と庭の関係を読み解く回です。南庭と北庭の対照、北庭の築山に立つ飛濤亭、そして躙口ではなく貴人口を備える茶室の構造を知っておくと、予告にある「暮らしやすくする仕掛け」の意味がつかみやすくなります。

仁和寺は皇室との関係、御殿、庭園、茶室が一体になって見どころを作っている場所です。庭の美しさだけでなく「誰が、どう暮らし、どこから庭を見たのか」という視点で番組を見ると、このシリーズならではの面白さがより伝わります。

このテーマの関連記事はこちら