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村雨さんと日本庭園たしなみ巡り三渓園10月25日|臨春閣はなぜ「東の桂離宮」?原三溪の思いも解説|10/25 7:30

10月25日(日)7時30分からNHK BSP4Kで放送される「村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 選 三渓園」は、横浜を代表する日本庭園三溪園を訪ねる回です。

今回の大きな見どころは、国の重要文化財臨春閣と、そこから望む庭園の景色です。NHKオンデマンドの番組紹介では、2026年に開園120年を迎える三渓園を舞台に、原三溪が集めた歴史的建造物や、庭園を広く開いた思いまでたどる内容とされています。

10月25日の放送日時と出演者

項目内容
放送日2026年10月25日(日)
放送時間7:30〜8:00
放送局NHK BSP4K
番組村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 選 三渓園
出演村雨辰剛、瀧本美織、吉川利一

番組表では10月25日(日)7時30分から8時までの放送です。NHKオンデマンドに掲載されている三渓園回の本編は29分で、出演者として村雨辰剛さん、瀧本美織さん、吉川利一さんが記載されています。

村雨辰剛さんは庭師として日本庭園を実際に見ながら、その造りや楽しみ方をひもといていく案内役です。ナレーションは瀧本美織さんが担当し、庭の美しさだけでなく、建物と庭をどう一体として見るかが番組のポイントになります。

三渓園回では何を見る?

今回の舞台は、横浜市にある三溪園です。NHKオンデマンドの紹介によると、三溪園は2026年に開園120年を迎え、園内には原三溪が各地から集めた歴史的建造物が残されています。

番組では、横山大観や下村観山が絵を描き、芥川龍之介や高浜虚子が句を詠んだ場所としての魅力にも触れます。単に「古い建物がある庭園」として見るのではなく、近代の文化人たちが集まり、芸術や文化が育まれた場所として三溪園を見直せる内容です。

NHKの紹介で特に強調されているのが、園内にある国指定重要文化財の建造物10棟です。その中でも今回は臨春閣に焦点が当たり、普段は内部非公開の建物と庭園の関係が大きな見どころになっています。

臨春閣はなぜ「東の桂離宮」と呼ばれる?

臨春閣は、三溪園の内苑を代表する建造物です。三溪園公式によると、1649年に現在の和歌山県岩出市の紀ノ川沿いに建てられた紀州徳川家の別荘「巌出御殿」と考えられている建物で、原三溪が1906年に譲り受けました。

その後、原三溪は配置を入念に検討し、1917年に三溪園への移築を完成させました。移築の際には屋根の形や3棟の配置が変更された一方、建物内部には狩野派を中心とする障壁画や、数寄屋風書院造の繊細な意匠が残されています。

3棟をずらした配置が庭の景色をつくる

臨春閣の特徴は、池に面した3つの棟を奥へ少しずつずらしながらつなぐ雁行型の配置です。三溪園公式は、この姿が内苑の景観の中心となり、三溪園が「東の桂離宮」と称される理由になっていると説明しています。

建物だけを正面から眺めるのではなく、室内から庭を見ると、柱や障子、欄間、池、橋、樹木がひと続きの景色になります。番組で「臨春閣から見える庭園」が取り上げられるのは、この建築と庭の一体感を体感できるからです。

「一幅の絵」のように見える庭園

三溪園公式では、臨春閣の「琴棋書画の間」から「浪花の間」越しに庭を望む景色を、一幅の絵画のようだと紹介しています。建物の開口部そのものが額縁のような役割を果たし、その向こうに庭の景色が収まります。

水面に映る建物や植栽も計算された景観の一部です。村雨さんがどこに立ち、どの角度から眺めるのかを意識すると、放送映像の見え方も変わってきそうです。

原三溪はなぜ庭園を一般に開いた?

今回のもう一つの軸が、創設者原三溪の考え方です。NHKオンデマンドの紹介では、かつて庭園を24時間一般に開放した原三溪の思いを取り上げるとされています。

三溪園公式の120周年記事によると、原三溪は1906年の開園にあたり、美しい自然の風景を個人だけのものにするのではなく、皆で楽しむ共有財として考えていました。また、各地から集めた歴史的建造物を公開することで、日本文化を見直してほしいという趣旨のメッセージも当時の新聞に寄せています。

文化保護とまちづくりの両方を考えていた

原三溪は実業家でもありました。三溪園公式によると、蚕糸事業を拡大しながら地所部を設け、横浜の人口増加や鉄道延伸を見据えて周辺の住宅地開発も進めています。

その最奥に公園として三溪園を置くことで地域の価値を高める一方、歴史的建造物を守り、文化を一般に開いていきました。庭園の美しさだけでなく、文化財を守りながら人に開くという発想まで知ると、臨春閣を見る意味がより深くなります。

臨春閣の内部で注目したい意匠

三溪園公式では、臨春閣の内部に狩野派の障壁画や、和歌が書かれた色紙をはめ込んだ欄間などが残ると紹介しています。第一屋の「瀟湘の間」には波をかたどった欄間があり、第二屋の「浪華の間」には狩野探幽の「琴棋書画図」の複製画や菊の透かし彫りが見られます。

また、屋根には檜皮葺やこけら葺といった伝統的な技法が使われています。庭の映像だけでなく、屋根の線、柱の位置、欄間の細工といった建築の細部にも注目すると、原三溪が移築に長い時間をかけた理由が伝わってきます。

三溪園公式では、臨春閣は通常内部非公開と案内されています。だからこそ、番組で室内側から庭園を望む映像が紹介される点は貴重です。外から建物を見るだけでは分かりにくい、柱や開口部を通して庭がどう切り取られるのかを映像で確かめられることも、今回の放送ならではの楽しみです。

前回10月18日の妙心寺回との違い

同シリーズでは10月18日に、京都・妙心寺退蔵院を舞台とした回が放送されました。こちらは枯山水や砂紋、宮本武蔵とのゆかりが中心で、今回の三溪園回とは庭園の見方が大きく異なります。

前回の内容は村雨さんと日本庭園たしなみ巡り妙心寺回の記事で紹介しています。枯山水の「砂と石で景色を表す庭」と、臨春閣の「建物から庭を額縁のように眺める景色」を比べてみると、日本庭園の表現の幅がよく分かります。

参考にした情報

よくある質問

10月25日の「村雨さんと日本庭園たしなみ巡り」は何時から?

2026年10月25日(日)7時30分から8時まで、NHK BSP4Kで放送予定です。

三渓園の臨春閣はなぜ「東の桂離宮」と呼ばれるのですか?

池に面して3棟を奥へずらしながら連結した臨春閣が、庭園と一体になった美しい景観をつくっているためです。三溪園公式でも、臨春閣の存在が「東の桂離宮」と称される所以と説明されています。

今回の出演者は誰ですか?

NHKオンデマンドの三渓園回には、村雨辰剛さん、瀧本美織さん、吉川利一さんが出演者として掲載されています。

まとめ

10月25日の「村雨さんと日本庭園たしなみ巡り 選 三渓園」は、臨春閣と庭園の一体美、そして創設者・原三溪が文化財と自然を人々に開いた思いを知る回です。

臨春閣の3棟がつくる雁行型の姿、室内から絵のように切り取られる庭、水面に映る建物まで意識して見ると、「東の桂離宮」と呼ばれる理由がより伝わります。三溪園が開園120年を迎えた2026年だからこそ、その歴史と未来を重ねながら楽しみたい放送です。

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