きょうの健康「パーキンソン病 治療最前線」8月20日|iPS細胞移植・遠隔DBSを解説|8/20 20:30

2026年8月20日(木)20:30からNHK Eテレで放送される「きょうの健康 ニュース『パーキンソン病 治療最前線』」は、パーキンソン病をめぐる2つの新しい治療の動きを15分で整理する回です。公式SI番組情報では、iPS細胞を使った細胞移植と、脳深部刺激療法(DBS)の遠隔調整が取り上げられます。

「iPS細胞治療は何が新しい?」「遠隔DBSとは何を遠隔操作するの?」と気になった人向けに、番組で扱うポイントを大学・厚労省の一次情報とともに整理します。

8月20日「パーキンソン病 治療最前線」の放送内容

放送2026年8月20日(木)20:30~20:45
放送局NHK Eテレ1・東京
テーマパーキンソン病 治療最前線
主な内容iPS細胞由来ラグネプロセルの細胞移植/脳深部刺激療法の遠隔調整
講師波田野琢(順天堂大学教授)、髙橋淳(京都大学iPS細胞研究所教授)
キャスター島津咲苗、山本美希

番組情報では、ふるえや筋肉のこわばりなどの運動症状が現れる進行性の病気としてパーキンソン病を紹介し、今回の焦点を「保険適用となった2つの治療」としています。

iPS細胞由来「ラグネプロセル」とは?

京都大学医学部附属病院は2026年3月6日、非自己iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞「アムシェプリ」(一般的名称:ラグネプロセル)が、パーキンソン病を対象とする再生医療等製品として条件及び期限付承認を取得したと発表しました。

厚生労働省の審議記録では、既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病が対象とされ、承認後も有効性と安全性を継続評価する枠組みが示されています。

脳深部刺激療法(DBS)の遠隔調整とは?

脳深部刺激療法は、脳に留置した電極から電気刺激を送り、パーキンソン病などの運動症状を軽減する治療です。刺激条件は患者の状態に応じた調整が必要で、通院負担が課題になることがあります。

厚生労働省の中央社会保険医療協議会では、情報通信機器を使った脳深部刺激療法について、遠隔からの管理を評価する方向が検討されてきました。今回の番組では、インターネット回線を使う遠隔調整が紹介されます。

新治療=すぐ誰でも受けられる、ではない

ラグネプロセルは条件及び期限付承認で、対象条件、実施施設、安全性管理などを含めた慎重な運用が前提です。DBSも手術適応や刺激調整を含め専門医による評価が必要です。個別の適応は主治医や専門医への相談が必要です。

出演する波田野琢・髙橋淳

波田野琢さんは順天堂大学でパーキンソン病診療・研究に携わる専門家。髙橋淳さんは京都大学iPS細胞研究所で、iPS細胞由来ドパミン神経細胞を用いたパーキンソン病治療研究を進めてきた研究者です。

パーキンソン病の代表的な症状

  • 振戦:手足などがふるえる
  • 動作緩慢:動作が遅くなる
  • 筋強剛:筋肉がこわばる
  • 姿勢保持障害:バランスを崩しやすくなる

難病情報センターでもこれらが主な運動症状として挙げられています。番組の一般的説明を自己診断に置き換えないことが大切です。

まとめ

8月20日の「きょうの健康」は、iPS細胞由来ラグネプロセルを使う細胞移植と、脳深部刺激療法の遠隔調整がポイントです。治療の仕組みだけでなく、対象、安全性、患者負担がどう変わるのかに注目すると理解しやすいでしょう。

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