TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • きょうと経済テラス キュンと!着物のサーキュラーエコノミーとは?きものすなおの循環モデルを解説|10/10 8:00

きょうと経済テラス キュンと!着物のサーキュラーエコノミーとは?きものすなおの循環モデルを解説|10/10 8:00

2026年10月10日(土)朝8時からKBS京都で再放送される「きょうと経済テラス キュンと!」では、「サーキュラーエコノミー 着物篇」が放送されます。本放送は10月9日(金)21時からで、土曜朝はその再放送です。

今回の特集は、タンスに眠る着物をもう一度社会の中で循環させる「きものすなお」の取り組み。着物を単に中古品として売買するのではなく、回収、仕立て直し、リペア、アップサイクル、職人の仕事づくりまでつなげる循環モデルがポイントです。

番組には着物特集のほか、物流会社で活躍するラグビー部社員、朝食専門店、元舞妓のKohakuさんを迎える企画も登場します。ここでは特に気になる「着物のサーキュラーエコノミー」を中心に、放送前に確認できる内容を整理します。

きょうと経済テラス キュンと!10月10日の放送情報

項目内容
再放送2026年10月10日(土)8:00〜9:00
本放送2026年10月9日(金)21:00〜22:00
放送局KBS京都
特集サーキュラーエコノミー 着物篇
キャスター海平和、豊福海央
コメンテーター齋藤敬
ゲストKohaku(琥珀 CEO)

KBS京都公式サイトでは、今回の特集を「タンスの着物を循環させるサーキュラーエコノミー『きものすなお』」と案内しています。

「きょうと経済テラス キュンと!」は「京都のまちを経済する。」をテーマに、暮らしに近い話題から京都経済を掘り下げる番組です。今回の着物特集も、伝統文化の紹介だけでなく、資源循環、ビジネス、職人技術の継承という経済面から見る内容になりそうです。

着物のサーキュラーエコノミーとは?

サーキュラーエコノミーは、使って捨てる一方向の消費ではなく、製品や素材をできるだけ長く循環させる考え方です。きものすなおは、この考え方を着物に当てはめ、タンスに眠る着物を再び着られる状態にしたり、別の形で活用したりする仕組みを進めています。

きものすなおの公式サイトでは、着物は本来長く着ることを前提に作られ、仕立て直しながら受け継ぐ文化があった一方、現代では着用機会の減少などから、着られないまま保管されたり廃棄されたりする着物があると説明しています。

そこで「タンスの着物を循環させる」ことを事業の中心に置き、着物を必要な人へつなぐだけでなく、状態に合わせて修復し、再び活用できる形へ戻す取り組みを展開しています。

回収した着物を仕立て直し・再生

循環の入口の一つが、着なくなった着物の回収です。家庭にある着物は、サイズが合わない、汚れやほつれがある、着る機会がないといった理由で、そのまま眠り続けることがあります。

きものすなおでは、状態に応じてメンテナンスやリペアを行い、着物として再び着られるものは仕立て直して活用する方針を掲げています。新品を作って販売するだけではなく、すでに存在する着物の価値をもう一度引き出す点が、今回の特集の中心になりそうです。

着物として難しいものはアップサイクル

すべての着物が、そのまま着用できる状態に戻るわけではありません。きものすなおの公式説明では、着物としてのリペアが難しいものについては、普段使いできる小物などへのリメイクも進めています。

素材を廃棄せず、新しい用途や価値を加えて生かすのがアップサイクルです。思い出のある着物や、柄・生地は魅力的でも着用が難しい着物に、別の形で出番を作れる可能性があります。

きものすなおはなぜ着物を循環させるの?

きものすなおは、着物を「モノ」として再流通させるだけでなく、着る機会や着付けを学ぶ場まで含めて循環を考えています。公式サイトでは、着物を知る、着る、つなぐ、買うという複数のきっかけをつくることで、着物を楽しむ人を増やす方針を示しています。

着物がタンスから出ても、次の持ち主が着なければ循環は長続きしません。そのため、着付け教室、イベント、コミュニティ、商品開発などを組み合わせ、実際に着る人を増やしていくことも事業の一部になっています。

職人の仕事と技術継承にもつながる

着物の再生には、しみ抜き、仕立て直し、修繕など多様な技術が必要です。きものすなおは、着物の状態に合った職人へ依頼できるネットワークを広げ、職人の活躍の場と技術継承につなげることも掲げています。

古い着物をもう一度着られる形にするには、単純な古着販売とは違い、人の手と専門技術が欠かせません。着物が循環する量が増えれば、修復や仕立てに関わる仕事が生まれ、伝統技術を次世代へ残す力にもなります。

この「資源を無駄にしない」ことと「産業の技術を残す」ことを同時に扱っている点が、着物のサーキュラーエコノミーを考えるうえで重要です。

環境省のモデル実証事業にも採択

きものすなおは2026年7月、環境省の「リユース等の促進に関するモデル実証事業」への採択を発表しました。事業名は「埋蔵着物による経済活性化・技術伝承モデル」です。

同社の説明によると、不要な着物を単に集めるだけではなく、状態や価値に応じて修復して再び着られる形につなぐこと、アップサイクルで新しい価値を与えること、さらに素材として循環させることまで視野に入れています。

番組の特集タイトルが「サーキュラーエコノミー 着物篇」となっている背景には、こうした最近の動きもあります。京都の伝統産業を守る話と、現代の資源循環政策が交わるテーマとして見ると、特集の狙いがより分かりやすくなります。

10月10日は着物特集以外も見どころ

今回の「キュンと!」では、着物の特集以外にも3つの企画が公式サイトで案内されています。経済番組ですが、会社、食、人物の挑戦まで幅広く扱う構成です。

ラグビー部社員が活躍する関西丸和ロジスティクス

「総務の○○さん」では、関西丸和ロジスティクスのラグビー部社員が取り上げられます。スポーツ活動と企業での仕事がどのように結びついているのかが注目点です。

番組の企業取材は、製品やサービスだけでなく、働く人や組織の特色に焦点を当てることがあります。着物特集とは違う角度から、京都周辺の企業活動を知るパートになっています。

朝食専門店「太秦のあさげ おくどさん」

「おでかけキュンと!」では、炊きたての土鍋ごはんとおばんざいを好きなだけ楽しめる朝食専門店「太秦のあさげ おくどさん」が紹介されます。

朝食を目的に出かける楽しみ方は、週末のおでかけ情報としても気になるところです。土曜朝の再放送を見てから、その日の京都での食事候補として覚えておく人もいるでしょう。

元舞妓のKohakuさんがスタジオ出演

「京の風」では、元舞妓で現在は琥珀のCEOを務めるKohakuさんをスタジオに迎え、和の魅力を世界へ発信する挑戦を紹介します。

着物の循環を扱う特集と、和文化を世界へ伝える人物の話が同じ回に入ることで、今回の放送は「伝統を残す」だけでなく「現代に合わせて価値をつなぐ」という共通テーマも感じられる構成です。

見逃し配信はある?

KBS京都公式サイトでは、「きょうと経済テラス キュンと!」をオンエア後にYouTubeで配信すると案内しています。火曜から金曜の18時に配信される案内です。

テレビでは金曜21時の本放送と土曜8時の再放送があるため、まずテレビで見られる機会が2回あります。さらに番組配信があることで、着物特集の内容を後から確認したい場合にも利用しやすい番組です。

関連記事

前回10月3日の「きょうと経済テラス キュンと!」では、京丹後市の次世代型養蚕施設が取り上げられました。詳しくは京丹後市の次世代型養蚕施設を扱った記事で紹介しています。

前回が「繭をつくる新しい技術」、今回は「すでにある着物を循環させる仕組み」と、同じ伝統産業に関わりながら切り口が異なります。あわせて読むと、京都の繊維・和装文化が新しい技術や事業モデルと結びついている様子が見えてきます。

参考にした情報

よくある質問

きょうと経済テラス キュンと!10月10日は何時からですか?

2026年10月10日(土)8時から9時までKBS京都で再放送されます。本放送は10月9日(金)21時から22時です。

今回の着物特集では何が紹介されますか?

「きものすなお」が進める、タンスに眠る着物を回収し、仕立て直しや再生、アップサイクルなどで循環させる取り組みが特集されます。

きものすなおのサーキュラーエコノミーの特徴は何ですか?

着物を再流通させるだけでなく、修復、リメイク、職人の仕事づくり、着付けやイベントなどを通じて、着物を実際に楽しむ人まで増やそうとしている点です。

着物特集以外には何が放送されますか?

関西丸和ロジスティクスのラグビー部社員、朝食専門店「太秦のあさげ おくどさん」、元舞妓で琥珀CEOのKohakuさんが紹介されます。

まとめ

10月10日朝8時から再放送される「きょうと経済テラス キュンと!」の中心は、「きものすなお」による着物のサーキュラーエコノミーです。着なくなった着物を回収し、仕立て直しやアップサイクルで再び活用するだけでなく、職人の仕事や技術継承にもつなげています。

環境省のモデル実証事業にも採択された取り組みだけに、伝統文化の話にとどまらず、資源循環と京都経済を考える特集として見応えがありそうです。ラグビー部社員、京都の朝食、Kohakuさんの和文化発信とあわせ、京都らしい産業と暮らしを多角的に楽しめる回です。

このテーマの関連記事はこちら