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こころの時代「歎異抄にであう」第1回10月11日再放送|無宗教から開く「大きな物語」と全6回の内容|10/11 5:00

10月11日(日)朝5時からNHK Eテレで放送される「こころの時代 シリーズ 歎異抄にであう 無宗教からの扉 第1回」は、宗教学者の阿満利麿さんが『歎異抄』を手がかりに、宗教になじみのない人にも届く形で親鸞の言葉を読み解く全6回シリーズの入口です。

第1回のテーマは「『無宗教』から開く『大きな物語』」。親鸞の門弟・唯円が著者とされる『歎異抄』を、信仰の有無だけで区切らず、人生の不条理に向き合うための言葉として考えていきます。

このシリーズは2022年4月〜9月に放送された内容のアンコール放送です。10月5日夜にも第1回が放送されているため、10月11日朝の回は、見逃した方や全6回を最初から見たい方にとって入りやすい再放送枠です。第1回の論点を詳しく整理した10月5日放送の記事もあわせて参考にしてください。

こころの時代「歎異抄にであう」第1回の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月11日(日)5:00〜6:00
放送局NHK Eテレ1・東京
シリーズ歎異抄にであう 無宗教からの扉
第1回「無宗教」から開く「大きな物語」
講師阿満利麿(明治学院大学名誉教授・宗教学者)
きき手鎌倉英也、池座雅之
朗読糸井羊司
語り髙橋美鈴

GガイドとJ:COM番組表では、10月11日5時から6時までの放送として案内されています。出演者は、講師の阿満利麿さん、きき手の鎌倉英也さんと池座雅之さん、朗読の糸井羊司さん、語りの髙橋美鈴さんです。

NHK出版の2026年度テキストでは、2026年10月から2027年3月までの放送が、2022年4月から9月に放送した番組のアンコールであることが明記されています。今回だけで完結する特集ではなく、半年をかけて『歎異抄』の重要な言葉を順にたどるシリーズです。

第1回「無宗教から開く『大きな物語』」は何を語る?

第1回では、『歎異抄』そのものの入口と、「無宗教」を自認する人がこの古典を読む意味が中心になります。

番組表の説明では、『歎異抄』は親鸞の門弟である唯円が著者とされ、すべての人を差別なく救おうとした専修念仏の思想を親鸞の言行録として記した書として紹介されています。

親鸞の言葉から「人間の本質」を見つめる

番組で取り上げられるのは、難しい仏教用語を覚えることだけではありません。親鸞が自らを省みながら、自己中心的になりがちな人間の姿を見つめた言葉を通して、「宗教とは何か」を考えます。

『歎異抄』が長く読まれてきた理由のひとつは、理想的な人間だけを前提にせず、弱さや迷いを抱える人間をそのまま見つめている点にあります。阿満さんは、その言葉を現代の生活へ引き寄せながら解説していきます。

「無宗教」の人にも関係する話として読む

NHK出版デジタルマガジンで阿満さんは、日本では自分を「無宗教」と考える人が多い一方、人生に思いがけない危機が起きたとき、宗教的な古典によりどころを求めることがあると説明しています。

第1回の題にある「無宗教からの扉」は、宗教を信じている人だけのための番組ではないことを示す言葉です。普段は宗教を意識していなくても、どう生きればいいのか、苦しみをどう受け止めればいいのかという問いを持つ人に向けて、『歎異抄』を読む入口が用意されています。

「大きな物語」とは何を意味する?

番組説明では、阿満さんが『歎異抄』の紡ぐ「大きな物語」は、不条理な人生を乗り越えるための新たな扉になり得ると語るとされています。

ここでいう「大きな物語」は、個人の努力だけですべてを解決する発想とは異なる視点です。自分だけでは整理しきれない出来事や、納得できない苦しみに直面したとき、自分を超えた長い思想の流れに触れることで、別の見方を得る。その入口として『歎異抄』が置かれています。

第1回は、後の回で扱う「念仏」「悪人」「他力」へ進む前に、なぜいま『歎異抄』を読むのかを整理する回と考えると分かりやすいでしょう。

「歎異抄」とは?親鸞の言葉を伝える古典

『歎異抄』は、親鸞自身が書いた本ではなく、門弟の唯円が親鸞の言葉を伝えた書とされています。番組では、親鸞の言葉がどのように人間の迷いや救いを捉えているのかを、全6回かけて読み進めます。

NHK出版の番組テキストでは、「念仏」「悪人正機」「他力」が中心となる語として挙げられています。どれも日常語の感覚だけで理解すると誤解しやすい言葉です。

たとえば「他力」は、普段の会話では「人任せ」のような意味で使われることがあります。しかし『歎異抄』で語られる他力は、それとは別の宗教的な意味を持っています。シリーズは、こうした言葉を可能な限り専門用語に頼らず解説する構成です。

初めて見る方は、最初からすべてを理解しようとするより、第1回では「無宗教の自分にも関係のある問いとして読む」という軸を押さえておくと、続く回が見やすくなります。

阿満利麿さんはどんな人?

講師の阿満利麿さんは、明治学院大学名誉教授で、日本宗教思想史を専門とする研究者です。

NHK出版のプロフィールによると、1939年生まれ。京都大学教育学部を卒業後にNHKへ入り、社会教養部のチーフ・ディレクターを務め、その後は明治学院大学国際学部教授などを経て名誉教授となりました。

『日本人はなぜ無宗教なのか』や『歎異抄』、『親鸞からの手紙』などの著作があり、「無宗教」と日本人の宗教観、法然や親鸞の思想を長く研究してきた人物です。

今回のシリーズでは、単に古典の文章を現代語に置き換えるのではなく、「無宗教」と感じている人がどこから『歎異抄』へ入ればよいのかという視点で解説します。番組タイトルの「無宗教からの扉」は、阿満さんの研究テーマと深くつながっています。

全6回はどんな内容?次回以降のテーマ

NHK出版の2026年度テキストと関連書籍では、全6回の流れが示されています。

  1. 第1回「無宗教」から開く「大きな物語」
  2. 第2回 念仏とはなにか
  3. 第3回 悪人とはだれか
  4. 第4回 他力をえらぶ
  5. 第5回 不条理を生き抜くために
  6. 第6回 慈悲の実践

第1回でシリーズ全体の入口を作り、第2回以降では『歎異抄』の中心語を一つずつ掘り下げていく流れです。

「念仏」「悪人」「他力」は、知っているつもりでも、本来の文脈では意味が大きく異なる言葉です。第1回で「なぜ読むのか」を押さえてから進むことで、それぞれの語が単独の知識ではなく、生き方の問いとしてつながっていきます。

10月11日朝の再放送から見ても大丈夫?

10月11日朝5時の放送は第1回なので、このシリーズを初めて見る方でも問題ありません。むしろ、第2回以降へ進む前にシリーズの前提を確認できる回です。

2026年10月から2027年3月までの放送は2022年版のアンコールですが、NHK出版は2026年度版として同じ内容のテキストを改めて案内しています。テーマ自体が時事ニュースではなく、親鸞や『歎異抄』の思想を現代の生き方へつなぐ内容なので、再放送でもシリーズの入口として見る意味があります。

10月5日夜の第1回を見逃した場合も、10月11日朝に同じ第1回から入ることができます。放送内容の詳しい論点は10月5日放送の記事で整理しています。

参考にした情報

よくある質問

「こころの時代 歎異抄にであう」第1回はいつ放送されますか?

NHK Eテレで2026年10月11日(日)朝5時から6時まで放送されます。2022年に初回放送された全6回シリーズのアンコール放送です。

第1回のテーマは何ですか?

「『無宗教』から開く『大きな物語』」です。『歎異抄』を、宗教になじみのない人にも関係する人生の問いとして読み始めます。

講師の阿満利麿さんはどんな人ですか?

明治学院大学名誉教授で、日本宗教思想史を専門とする研究者です。親鸞や法然、日本人の「無宗教」をテーマにした著作を多数発表しています。

全6回では何を学びますか?

第1回の「無宗教」から始まり、念仏、悪人、他力、不条理、慈悲へと進みます。『歎異抄』の主要な考え方を順番にたどる構成です。

まとめ

10月11日朝5時からの「こころの時代 シリーズ 歎異抄にであう 無宗教からの扉 第1回」は、全6回シリーズの入口となる回です。

阿満利麿さんが、『歎異抄』を信仰のある人だけの古典としてではなく、人生の不条理や自分の弱さに向き合うための言葉として読み解きます。第1回の「無宗教から開く『大きな物語』」を押さえておくと、続く「念仏」「悪人」「他力」の回も理解しやすくなります。

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