お祭りのお面が高すぎる!裏話や安く買う方法

お面はお祭りには欠かせないおもちゃですが、顔に被るだけなのに高額な物が多いのが特徴です。お祭りをより深く楽しむために、お面はなぜ高いのか、材質は何なのかなどを知り、より安く購入する方法を工夫しましょう。

お面の販売価格と原価の詳細

お祭りで売られているお面は種類が多彩なのが特徴です。近年ではアニメや特撮番組のキャラクターをモチーフにしたお面も多数売られているので、子供だけではなく大人が買い求めるケースが増えています。

お面の販売価格は一枚あたり七百円から八百円ほどに設定されているのが普通ですが、店によっては千円以上の価格に設定されていることもあります。また、アニメなどのキャラクター物のお面は割高に設定されていることも多いので購入の際は注意が必要です。

お面は販売価格が高い一方で製造原価は非常に安く、一枚当たり数十円程度です。これは安価な塩化ビニール樹脂で作られているためであり、金型に樹脂を流し込んで成形する量産体制が整っているのも原価が安い理由の一つです。

顔に被るだけのお面が高額になる理由

安価な素材で作られているお面が非常に高額な理由は売られている環境とお面のデザインが大きく関係します。お祭りという特別な環境では財布のひもが緩みがちになるため、強気な価格設定でも売れてしまうのが高値安定になる理由です。また、お面の仕入れは少なくても数十枚、普通は百枚単位で行うのでそれだけ販売価格に響くのも高額化する理由の一つです。

また、近年のお面はアニメやゲーム、特撮番組のキャラクターを模した物が主流ですが、それらのキャラクター物は版権料が上乗せされています。有名なキャラクターであれば他のお面よりも数割ほど高額になることも珍しくありませんが、これは版権料が高いためです。

きつねやひょっとこなど、昔から続くデザインのお面は版権料が加算されていないのでやや安く売られています。

環境にこだわらなければ安く買うことは可能

お面は欲しいけどお祭りの場で買うのは高いと感じる人もいます。お面を安く買うには通販を利用するのがおすすめです。近年では様々な品物を通販で購入できるようになっていますが、お面も例外ではありません。

元々はお祭りの出店業者を対象にして売られていた物ですが、個人向けの小売りを行う通販業者も増加しているので、好みのデザインのお面を安く買うことができます。個人向けの小売なので一枚から買うことができるのも便利な点です。

通販業者の販売価格は卸業者が出店業者に売る価格を枚数ごとに割ったものなので、お祭りと比べると半額以下で購入することができます。その一方で業者によっては送料を別に加算する所もあるので、合計金額とお祭りでの販売価格を比較したうえで判断することが大切です。

お面を賢く買うことでお祭りをより深く楽しむことができる

お祭りの必須アイテムともいえるお面は高額なのが欠点ですが、購入方法を工夫すれば出費を低く抑えることは簡単です。同じお面ならできるだけ安く買うことで、余ったお金を他の楽しみに費やすことができるようになります。

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