住人十色10月23日MRO|江南「木の家」の設計はタソ建築アトリエ!2つの庭と47本の梁を深掘り|10/23 9:55
10月23日(金)9時55分からMRO1で放送予定の「住人十色」は、愛知県江南市に建つ木の質感にあふれた住宅が登場する回です。家の中に二つの庭があり、天井高4mの吹き抜けには47本の梁が格子状に現れる、見た目にも印象的な住まいです。
この家は番組での呼び方だけでなく、建築専門媒体では「江南の家」として紹介されています。設計はタソ建築アトリエの関谷涼太さん。今回は、すでに紹介されている基本的な間取りだけでなく、なぜ二つの庭が必要だったのか、木を多く使う家でどんな工夫がされているのかまで整理します。
住人十色10月23日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月23日(金)9:55〜 |
| 放送局 | MRO1(石川) |
| 番組 | 住人十色 |
| 今回の家 | 愛知県江南市の「江南の家」 |
| 主なテーマ | 二つの室内庭、木の架構、プライバシーと採光 |
MBSでの本放送は2026年9月12日で、MROでは地域編成に合わせて10月23日に放送される予定です。MBS公式番組表には、スギ・ヒノキなどの木をふんだんに使い、天井高4mの吹き抜けに47本の梁を見せた家として案内されています。
番組のMCは駿河太郎さんと三船美佳さん。MBS本放送時には訪問者として黛英里佳さん、ナビゲーターとして海渡未来アナウンサー、ナレーションとしてかわたそのこさんが案内しています。
江南の木の家を設計したのはタソ建築アトリエ
今回の住宅は、建築専門媒体で「江南の家」として掲載されており、設計者は関谷涼太さん/タソ建築アトリエです。タソ建築アトリエは名古屋を拠点とする設計事務所で、公式サイトでは、家族の好みや暮らし方を丁寧に拾い上げながら、その家族らしい住まいをつくる姿勢を掲げています。
新建築データによると、「江南の家」は交通量の多い道路沿いの、南北に細長い敷地に建っています。そこで北側の玄関前に前庭を設け、南北に二つの庭を配置。庭に隣接する居室を吹き抜けと一体化し、上部のハイサイドライトから光を取り込む構成になっています。
番組だけを見ると「家の中に庭が二つある」という驚きがまず目に入りますが、建築として見ると、二つの庭は装飾ではありません。道路や将来建つ周囲の住宅から生活を守りながら、室内へ光と風、緑の気配を届けるための中心的な仕組みです。
高い壁なのに暗くならない理由
家の周囲を高い壁で囲めば、外からの視線は遮りやすくなります。その一方で、普通なら室内が暗くなる心配があります。
この家では壁の上部を開き、庭と吹き抜けを組み合わせることで、視線が入りにくい高さから光を取り込みます。番組でも外壁の一部に大きな穴が開いている点が紹介されており、そこが光や風を通す役割を持っています。
庭を単純に建物の外へ置くのではなく、壁の内側へ引き込むことで、カーテンに頼りすぎずに過ごせる場所をつくっているのが特徴です。家族が庭を眺めるためだけでなく、子どもが外壁の内側でプール遊びをできるなど、日常の使い方にもつながっています。
47本の梁はなぜ見せている?木組みそのものが空間の主役
今回の家で特に目を引くのが、天井高4mの吹き抜けに現れる格子状の47本の梁です。梁を天井の中へ隠すのではなく、構造の姿をそのまま見せることで、木の家らしさを強く感じる空間になっています。
新建築データでは、上部の開口から見える手刻み木組みの躯体にも触れています。つまり、この家は「木を内装材としてたくさん貼った家」というだけではなく、建物を支える木組みそのものが意匠として見える家です。
室内に入った光は、庭や吹き抜け、梁の格子によって細かく表情を変えます。晴れた日と曇りの日、朝と昼でも見え方が変わりやすく、木材の色が時間とともに変化していくことも含めて、完成時だけでなく年月を重ねた姿を楽しむ考え方が伝わってきます。
スギ・ヒノキ・ナラを使った木の家は手入れも必要
番組の紹介では、外壁や室内にスギやヒノキを多く使い、アイランド型キッチンには丈夫なナラ材が使われています。自然素材を多く見せることで、視界のほとんどに木が入る、大自然の中にいるような雰囲気をつくっています。
ただし、木は使えば終わりという素材ではありません。MBSの番組情報やORICON NEWSでは、木や緑が多いからこそ定期的な手入れが必要で、虫が大量に発生することもあると紹介されています。
特にキッチンでは水分への対策が重要です。鍋や食器を完全に乾かすための仮置きスペースを設け、木材には定期的にオイルを塗って保護しています。見た目の美しさだけでなく、木を日常的に使い続けるための手間も設計の一部になっています。
室内庭の植物も「日陰で育つ種類」を選ぶ
メインスペースに面した庭は日本庭園のような雰囲気ですが、壁に囲まれているため、どんな植物でも育てられるわけではありません。番組では日陰でも元気に育つ植物を選んでいると紹介されています。
庭を家の内側へ取り込む設計は、自然を近づけられる一方で、落ち葉、湿気、虫、植栽の成長などにも向き合う必要があります。今回の住宅は、そうした維持の手間を含めても緑のある暮らしを選んだ家として見ると、より特徴が分かりやすくなります。
既存の「住人十色」記事と合わせて見たいポイント
この家については、MBS本放送時の9月12日の「2つの庭と47本の梁」の記事で、放送内容と見どころを中心にまとめています。
また、CBCで放送された際には、10月17日の江南市・タソ建築アトリエの記事で、家の場所や設計者、プライバシー確保の仕組みを整理しています。
今回MROで初めて見る方は、まず放送で二つの庭と木の大空間を確認し、その後に設計者や素材の情報まで見ると、番組中に登場する仕掛けがなぜ必要だったのか理解しやすくなります。
住人十色の江南の家で注目したい3つの場面
一つ目は、外壁の内側に現れる玄関前の室内庭です。道路側から家の中を直接見せず、家に入るまでの間に緑と光を感じる緩衝帯になっています。
二つ目は、メインスペースの吹き抜けと47本の梁です。構造材を隠さず、光を受ける木組みそのものを見せることで、一般的な白い天井とはまったく違う印象をつくっています。
三つ目は、庭とアイランドキッチンの距離です。料理をしているときも緑が視界に入り、家事と庭が分断されません。ナラ材のキッチンをどう手入れしているのかも含め、見た目だけでなく暮らし方が現れる場所です。
参考にした情報
よくある質問
住人十色10月23日MROの家はどこですか?
今回登場する家は愛知県江南市に建つ住宅です。建築専門媒体では「江南の家」として紹介されています。
江南の家を設計したのは誰ですか?
設計は関谷涼太さん/タソ建築アトリエです。南北に二つの庭を設け、上部から光を取り込む構成が特徴です。
47本の梁はどこにありますか?
天井高4mの吹き抜け部分に、格子状に組まれた梁が47本見える構成になっています。構造材を隠さず、木組みそのものを空間の表情として見せています。
二つの庭は何のためにありますか?
緑を楽しむだけでなく、周囲からの視線を抑えながら光と風を取り込むためです。高い壁と上部の開口を組み合わせ、プライバシーと明るさを両立しています。
まとめ
10月23日9時55分からMROで放送予定の「住人十色」は、愛知県江南市の「江南の家」が舞台です。二つの室内庭、天井高4mの吹き抜け、47本の梁、スギ・ヒノキ・ナラを生かした空間が大きな見どころです。
設計はタソ建築アトリエの関谷涼太さん。高い壁で外からの視線を抑えながら、上部の開口や庭から光を取り込む発想は、住宅街で緑とプライバシーを両立する一つの答えになっています。木の美しさだけでなく、オイル塗布や植栽の管理など、自然素材と暮らし続けるための工夫にも注目したい回です。

