
イチバンモリ牛久大仏|地上120mの掃除・暗闇点検・最新避雷球とは?【8月11日】|8/11 10:30
2026年8月11日(火)午前10時30分からNHK総合1・東京で、『イチバンモリ「高さ日本一 牛久大仏を守る」』が再放送されます。高さ120mの巨大な牛久大仏を、掃除・内部点検・落雷対策という3つの仕事で守る人々に密着する30分です。
「大仏の顔はどうやって掃除する?」「なぜ内部を暗闇で点検する?」「落雷を回避する最新技術とは?」と気になった人向けに、初回放送の内容と牛久大仏の公式情報、2026年に更新された最新の落雷対策を整理しました。
今回のポイント
- 清掃員は大仏の目付近から約100mのロープで外へ出て作業
- 内部点検を暗闇で行うのは、青銅パネルの継ぎ目から漏れる光を探すため
- 落雷対策は2010年導入のPDCEから、2026年4月に最新型「避雷球-ALB」へ更新
- 牛久大仏の高さ120mは阿弥陀如来の「十二の光明」にちなむ
- 胎内は5層で、胸部にあたる地上85mまでエレベーターで上がれる
イチバンモリ「高さ日本一 牛久大仏を守る」の放送日時・出演者
| 番組名 | イチバンモリ「高さ日本一 牛久大仏を守る」 |
|---|---|
| 再放送日 | 2026年8月11日(火) |
| 放送時間 | 10:30~11:00 |
| 放送局 | NHK総合1・東京 |
| 出演 | ジャンボたかお、村重杏奈、磯山さやか |
| 語り | 三宅民夫 |
| 初回放送 | 2026年6月21日 0:10~0:40(NHK総合) |
8月11日の番組表には再放送マークがあり、6月21日に放送された同タイトル回が再び放送されます。初回では、清掃のリーダー田口和幸さんをはじめ、内部点検を担う職人、落雷対策を開発した技術者、設計者など「日本一」を陰で支える人々が紹介されました。
牛久大仏の高さは120m|どれくらい大きい?
牛久大仏は茨城県牛久市久野町にある青銅製の阿弥陀如来像です。牛久市公式情報では地上高120m、総重量4,000t、顔の長さ20m、耳の長さ10m、左手のひら18m。青銅製仏像として世界最大級のスケールで、ギネス世界記録にも登録されています。
「なぜ120mなの?」という疑問には、牛久大仏・牛久浄苑の公式案内が答えています。高さは阿弥陀如来の「十二の光明」にちなみ120mとされたものです。一般公開は1993年で、巨大な鉄骨の骨組みを青銅パネルで覆う構造になっています。
地上120mの掃除はどうやる?目から100mロープで外へ
番組で最も目を引くのが、ほぼ垂直の大仏を磨く高所清掃です。作業員はエレベーターで胸部付近まで上がり、さらに大量の機材を上部へ運びます。初回放送では、のべ約250kgの用具を人力で運び、目の部分から約100mのロープを垂らして外側へ出る様子が紹介されました。
清掃は年に1度。鳥の排せつ物や風雨による汚れが付きやすく、かつて汚れが筋になって「大仏が涙を流しているように見えた」ことが本格的な清掃のきっかけになったといいます。洗剤を自由に使えるわけではなく、高圧洗浄機やブラシを使いながら青銅の表面を傷めないよう作業します。
頭頂部は足場が約30cmほどしかない場所もあり、ロープワークは「ロッククライミングのような作業」。地上から無線で汚れの位置を伝える担当もいて、上空と地上のチームワークで巨大な大仏を磨き上げます。
内部を暗闇で点検する理由は「光漏れ」を見つけるため
番組詳細にある「大空間!暗闇の点検」は、演出のために暗くしているわけではありません。牛久大仏は鉄骨の外側を青銅パネルで覆うカーテンウォール工法で造られており、気温の変化による金属の伸縮を考えてパネル同士の間にすき間を設け、継ぎ目を防水性のある樹脂で処理しています。
ここで大敵になるのが雨水です。継ぎ目が傷み水が入れば、内部の鉄骨がさびる原因になります。そのため職人たちは内部の照明を消し、外から入り込むわずかな光を探して、パネルのすき間やシール部分の異常を見つけるのです。
巨大な内部を一度に確認することはできません。初回放送では、1年に約2週間集中的に作業しても確認できるのは全体の約25%で、一巡するのに約4年かかると紹介されました。「暗闇の点検」は、大仏を長く守るための地道な予防保全です。
落雷を回避する最新技術は「避雷球-ALB」
高さ120mの金属製構造物だけに、牛久大仏は雷とも無縁ではありません。落雷抑制システムズによると、1993年の建立後は大仏そのものが避雷針のような役割を果たし、およそ3年に1度の頻度で落雷被害が発生していました。2010年には落雷でエレベーターなどの電子機器が故障し、復旧まで約1週間かかったとされています。
そこで2010年、雷を積極的に呼び込むのではなく「寄せつけにくくする」考え方の抑制型避雷針PDCEを頭頂部に導入。メーカーによれば、その後は直撃雷の被害が発生していません。
さらに2026年4月28日、従来のPDCEを最新型「避雷球-ALB(Anti Lightning Ball)」へ交換。二重構造の立体キャパシタ設計で、落雷につながる「お迎え放電」をさらに起こりにくくする仕組みです。番組で紹介される「落雷を回避する最新技術」は、この交換現場と開発者・松本敏男さんの取り組みが大きな見どころです。
牛久大仏の中には入れる?地上85mの展望台まで上がれる
番組で映る保守点検用の巨大空間とは別に、牛久大仏の胎内は一般参拝者も見学できます。公式案内では内部は5層に分かれ、エレベーターで胸部にあたる地上85mの展望台まで上がれます。
- 1F「光の世界」:暗闇と一筋の光で仏教世界を表現
- 2F「知恩報徳の世界」など:写経体験ができる空間
- 3F「蓮華蔵世界」:約3,400体の胎内仏が並ぶ金色の空間
- 4F「霊鷲山の間」:仏舎利を安置
- 5F「展望台」:地上85mから周囲を望む
晴天時には展望窓から筑波山や霞ヶ浦、条件がよければ富士山や東京スカイツリーが見えると案内されています。テレビで巨大な内部を見て「実際に中へ入ってみたい」と思った人にも訪れやすい施設です。
出演者の注目ポイントと初回放送時のウェブの声
スタジオ出演は、レインボーのジャンボたかおさん、村重杏奈さん、茨城県出身の磯山さやかさん。語りは三宅民夫さんです。
初回放送時のウェブ上では、ロープだけを頼りにした清掃の過酷さに驚く声や、普段は見られない大仏内部への関心が目立ちました。目の部分から長いロープが垂れる光景のインパクトを挙げる人もいて、単なる観光名所紹介ではなく「どうやって維持しているのか」が強く印象に残ったようです。
磯山さんは初回で、牛久大仏が若い世代にもフォトスポットとして注目されていることに触れていました。番組を見て茨城の大仏に興味を持った人は、サイト内の札幌「頭大仏」などユニークな観光スポットの記事もあわせてどうぞ。
放送直後の8月15日は牛久大仏「万燈会」
牛久大仏では2026年8月15日(土)夜に、お盆の追悼法要「万燈会(まんとうえ)」が予定されています。公式案内では17時30分に無料開門、19時ごろから万燈行列、19時過ぎから奉納花火、19時30分からお盆法要・法話、20時30分閉門の予定です。
8月11日の再放送を見て「実物を見たい」と思った人にとっては、数日後に行われる特別行事も検索されやすいポイントです。小雨・雨天決行ですが、荒天時は中止となり順延はありません。
イチバンモリ牛久大仏のよくある質問
牛久大仏の高さは何メートルですか?
地上高120mです。総重量は約4,000tで、青銅製仏像として世界最大級です。
なぜ高さ120mなのですか?
阿弥陀如来の「十二の光明」にちなみ、120mとされています。
牛久大仏の掃除はどうやって行いますか?
胸部より上まで機材を運び、目付近から長いロープで外へ出て、高圧洗浄機やブラシを使って汚れを落とします。高所でのロープ作業と地上からの無線指示を組み合わせます。
内部点検を暗闇で行うのはなぜですか?
青銅パネルの継ぎ目から外光が漏れていないかを確認するためです。光が見えれば、防水部分の劣化やすき間を発見する手がかりになります。
落雷対策の最新技術は何ですか?
2026年4月に頭頂部へ設置された「避雷球-ALB」です。従来のPDCEを進化させ、雷を呼び込みやすい放電を抑えることを目指した抑制型の避雷設備です。
牛久大仏の中に入れますか?
入れます。胎内は5層で、一般参拝者はエレベーターで地上85mの展望台まで上がれます。
まとめ|巨大な大仏を守るのは「掃除・点検・雷対策」の積み重ね
『イチバンモリ「高さ日本一 牛久大仏を守る」』は、高さ120mという数字の大きさだけでなく、その巨大構造物を日々守る人々の仕事に焦点を当てた回です。ロープで宙づりになる清掃、暗闇で光を探す内部点検、最新型の避雷球。どれも「日本一」を安全に維持するために欠かせません。
2026年8月11日(火)10時30分からの再放送では、観光で外から眺めるだけでは分からない牛久大仏の裏側に注目です。
参考情報
- 番組表.Gガイド「イチバンモリ『高さ日本一 牛久大仏を守る』」
- 牛久大仏 公式サイト
- 牛久市公式「牛久大仏」
- 牛久浄苑 公式「施設のご案内」
- 落雷抑制システムズ「牛久大仏の避雷球-ALBへの更新」
- TVでた蔵「2026年6月21日 イチバンモリ放送内容」
- 牛久大仏 NEWS・お知らせ(2026年万燈会)

