北海道fact「罪と償い」9月28日|当事者研究とは?札幌刑務所で見えた再犯と更生|9/28 01:58
2026年9月28日(月)午前1時58分からHBCで「北海道fact 罪と償い〜懲らしめでは見えなかったもの〜」が放送されます。札幌刑務所で始まった、刑務所への再入所を繰り返す受刑者との対話「当事者研究」を7か月にわたって追ったドキュメンタリーです。
同じ作品はTBS「ドキュメンタリー『解放区』」でも9月20日深夜に放送されており、今回は北海道の制作局HBCで見る機会になります。すでに当サイトでは「解放区」版の記事があるため、ここではHBC「北海道fact」として見る意味、当事者研究の位置づけ、拘禁刑導入後の刑務所の変化を中心に整理します。
北海道fact「罪と償い」9月28日の放送情報
| 放送 | 2026年9月28日(月)1:58~ |
| 放送局 | HBC北海道放送 |
| 番組 | 北海道fact |
| タイトル | 罪と償い〜懲らしめでは見えなかったもの〜 |
| 取材対象 | 札幌刑務所の「当事者研究」 |
| 制作 | HBC北海道放送 |
| ディレクター | 三栗谷皓我 |
HBCの番組表では、札幌刑務所で始まった、繰り返し刑務所に入る受刑者との対話の取り組みを扱う回として案内されています。
「当事者研究」とは何をする取り組み?
TBS公式アーカイブによると、札幌刑務所では、刑務官や外部研究者が参加し、受刑者自身が悩みや困りごとを持ち寄って、対話を通じて解決策を考える「当事者研究」が行われています。処罰や一方的な指導だけではなく、本人が自分の生きづらさや行動の背景を言葉にすることを重視する取り組みです。
番組が追うのは今回が7回目の刑務所となった60代男性。貧困、いじめ、親からの暴力などを語る過程から、本人が社会の中で抱えてきた困難が浮かび上がります。番組タイトルの「懲らしめでは見えなかったもの」は、犯罪行為だけを見るのではなく、再犯の背景まで対話で掘り下げる視点を示しています。
なぜ今、刑務所で対話が重視されている?
2025年6月に拘禁刑が導入され、刑務所は受刑者に一律で刑務作業を課すだけの場から、個々の特性に応じた指導を行う方向へ制度が変わりました。番組はこの変化の中で、再犯を減らすために何が必要かを札幌刑務所の現場から考えます。
公式説明では再入者率53.7%という数字も示されています。数字だけを見ると「なぜ繰り返すのか」が大きな疑問になりますが、番組は7か月の継続取材で、その問いを個人の体験と制度の両方から見せています。
TBS「解放区」版とHBC「北海道fact」版の関係
この作品はHBC制作で、TBS「ドキュメンタリー『解放区』」でも「罪と償い〜懲らしめでは見えなかったもの〜」として放送されています。当サイトではすでに「解放区」版で当事者研究・再入者率・拘禁刑を整理した記事があります。
今回の記事では、北海道のローカルドキュメンタリー枠「北海道fact」での放送という点を重視しています。札幌刑務所という地域の現場を、北海道の放送局が継続的に取材する文脈で見られるのが特徴です。
「北海道fact」は社会の現場を長期取材する番組
「北海道fact」では、戦争、アイヌ、強制労働、家族、地域社会など、北海道と深く関わるテーマを長期取材で描いてきました。過去の再放送テーマをまとめた北海道factの戦争・強制労働回の記事も、番組の取材姿勢を知る参考になります。
今回の「罪と償い」も、犯罪をセンセーショナルに扱うのではなく、更生の現場に時間をかけて入り、本人と支援側の対話を追う構成です。
放送で注目したい3つの点
- 7回目の収容となった男性が自分の困りごとをどう言葉にしていくか
- 刑務官・研究者との対話で「懲らしめ」以外の更生方法がどう描かれるか
- 拘禁刑導入後の刑務所が、処遇・指導の場としてどう変わろうとしているか
再犯を個人の意志の弱さだけで説明せず、社会での生きづらさや支援とのつながりまで含めて考えるのが、この回の大きなポイントです。
よくある質問(FAQ)
北海道fact「罪と償い」は何を取材した番組ですか?
札幌刑務所で行われている「当事者研究」を7か月にわたり取材し、刑務所への再入所を繰り返す受刑者が、対話を通して自分の困りごとや生きづらさを見つめる過程を描いた番組です。
「当事者研究」とは何ですか?
当事者自身が悩みや困りごとを持ち寄り、刑務官や研究者などとの対話を通じて背景や対処方法を考える取り組みです。
TBSの「解放区」で放送された内容と同じですか?
HBC制作の同名ドキュメンタリーがTBS「解放区」でも放送されています。今回9月28日はHBCの「北海道fact」枠で放送されます。
まとめ
HBC「北海道fact 罪と償い〜懲らしめでは見えなかったもの〜」は、札幌刑務所の当事者研究を通じて、なぜ人は罪を繰り返すのか、更生のために何が必要なのかを考えるドキュメンタリーです。2026年9月28日午前1時58分からの放送では、制度変更だけでなく、7か月の対話から見えてきた一人の受刑者の生きづらさに注目すると番組の核心がつかみやすくなります。

