青 金 緑 平山郁夫9/14再放送|3色を人生から読む鑑賞ガイド・出演者と美術館|9/14 12:00

2026年9月14日(月)12:00からNHK BS8Kで『青 金 緑 平山郁夫 色彩と人生』が放送されます。日本画家・平山郁夫が生涯で好んだ青・金・緑という3色から、故郷の瀬戸内、広島での被爆体験、仏教との出会いへと人生をたどる番組です。

キニナルでは8月31日放送時に「3色の意味」を中心とした記事がすでに確認できるため、今回は単なる色彩解説の言い換えを避け、再放送で何を見ると平山郁夫の作品世界がつながるのか、出演者と美術館の公式資料を手がかりにした“鑑賞ガイド”としてまとめます。

9月14日12時|放送時間・出演者

項目内容
番組名青 金 緑 平山郁夫 色彩と人生
放送局NHK BS8K
放送日時2026年9月14日(月)12:00~13:00
出演小芝風花、田渕俊夫、手塚雄二、宮廻正明、並木秀俊、平山助成
語り土方康
テーマ青・金・緑から平山郁夫の人生と作品をたどる

NHK公式サイトはこの環境ではrobots制限で本文を取得できないため、Official Program Data Mark付きGガイドの公式SI情報で今回の放送内容と出演者を確認しました。

番組情報では、瀬戸内海の小さな島に生まれた平山郁夫が、従来の日本画のイメージを変える作品を残し、その創作を支えた3色に人生の経験が重なっていると紹介されています。

まず知りたい平山郁夫の原点|瀬戸田の青い海と緑の島

平山郁夫美術館の公式ページによると、平山は1930年に広島県瀬戸田町(現・尾道市)で生まれ、瀬戸内の青い海と緑の島々の中で少年期を過ごしました。本人は生涯を通じて、瀬戸内海の風土を自身の原点として語っていました。

番組が「青」を故郷の海と結び付ける背景には、単に好きな色だったというだけではなく、幼いころから目にした瀬戸内の光と水、島の重なりがあります。8K映像で見るときは、絵の主題だけでなく、空や海の青が画面のどれほどを占めるかにも注目したいところです。

サイト内の関連テーマを探す場合は、テレビ・ドラマカテゴリーからNHK美術・ドキュメンタリー系の記事も確認できます。

被爆体験と「祈り」|15歳の1945年が作品へどうつながったか

平山郁夫シルクロード美術館の公式年表では、平山は1945年8月6日、修道中学3年在学中に学徒勤労動員先の広島陸軍兵器支廠で被爆したと記録されています。

その経験は後年の創作へ大きな影響を与えました。平山郁夫美術館が紹介する《仏教伝来》(1959)について、平山自身は放射能症で苦しむ中で平和を祈る作品を描きたいという願いが制作につながったと説明しています。

番組で「金」が青年期の祈りと結び付けられるとき、華やかな装飾色としてだけ見るのではなく、苦難の中から生まれた宗教的・精神的な光として見ると、色の意味が人生史と重なってきます。

仏教とシルクロード|《仏教伝来》から旅の画家へ

1959年の《仏教伝来》は、平山の画家人生の転機とされる作品です。平山郁夫美術館は、玄奘三蔵ら求法僧の旅を描いた作品群を紹介し、平山が仏教伝来やシルクロードを生涯の大きな主題にしていった流れを示しています。

シルクロード美術館の公式ページでも、平山が日本文化の源流を求め、仏教が東へ伝わった道をたどったことが紹介されています。砂漠、遺跡、月夜、キャラバンといったモチーフは、単なる異国趣味ではなく、日本文化の源流をたどる旅の記録でもあります。

再放送では、青・金・緑の3色が別々の章として見えるだけでなく、故郷→被爆→仏教→シルクロード→文化財保護という人生の一本の線にどうつながるかを見ると理解しやすくなります。

「緑」は帰る場所の色|乾いたシルクロードと日本の自然

平山郁夫美術館は、シルクロードの乾燥した砂漠地帯を旅した後、日本の潤沢な緑を無性に描きたくなるという平山の言葉を紹介しています。番組の「緑」は生命力あふれる自然の美として位置付けられており、旅を重ねたからこそ再発見した日本の色とも読めます。

瀬戸田の故郷風景や、日本各地の古都・山河を描いた作品を見ると、砂漠の黄土色や夜の群青とは違う湿度のある緑が印象に残ります。異国を描いた画家であると同時に、日本の自然へ何度も戻った画家だったことが分かります。

青・金・緑を単純な『色の意味辞典』にせず、どの場所・どの時期・どの経験と結び付いているかを見比べるのがこの番組の楽しみ方です。

番組を見た後に作品を見るなら|瀬戸田と八ヶ岳の2つの美術館

広島県尾道市瀬戸田町の平山郁夫美術館は、平山の生地に建ち、少年期の作品から《仏教伝来》以降、しまなみ海道を描いた水彩まで幅広く紹介しています。公式サイトは『平山アートの原風景を瀬戸内の多島美から体感』できる場所として案内しています。

山梨県北杜市の平山郁夫シルクロード美術館は、平山の絵画とシルクロードの文化・歴史に関わる美術品を展示・研究する施設です。2026年10月1日からは『平山郁夫 日本を描く―古都・四季・祈りの山河』後編の開催も公式に案内されています。

番組で3色に興味を持ったら、瀬戸田では『青と緑の原風景』、八ヶ岳では『シルクロードと祈り』というように、場所ごとにテーマを分けて見ると作品世界を立体的にたどれます。

よくある質問(FAQ)

「青 金 緑 平山郁夫 色彩と人生」は9月14日の何時から?

2026年9月14日(月)12:00~13:00、NHK BS8Kで放送されます。

平山郁夫の3色とは?

番組は、故郷の海につながる「青」、青年期の祈りと重なる「金」、生命力のある日本の自然を表す「緑」を軸に人生と作品をたどります。

平山郁夫は広島で被爆した?

はい。平山郁夫シルクロード美術館の公式年表では、1945年8月6日に広島市の学徒勤労動員先で被爆したと記録されています。

作品を見られる代表的な美術館は?

広島県尾道市瀬戸田町の平山郁夫美術館と、山梨県北杜市の平山郁夫シルクロード美術館が代表的です。展示作品は会期ごとに変わるため公式サイトで確認してください。

参考にした公式・一次情報

まとめ

『青 金 緑 平山郁夫 色彩と人生』は、3つの色を入口に、瀬戸田の原風景、広島での被爆、仏教との出会い、シルクロードへの旅を一本の人生として見る番組です。

既存記事の「3色の意味」解説と重ならないよう、今回は再放送の鑑賞ガイドとして、作品を見る順番と公式美術館への導線を中心にしました。青・金・緑を単独の色として覚えるのではなく、『どこで出会い、何を経験し、何を祈った時の色なのか』まで見ると、平山郁夫の日本画がより深く見えてきます。

このテーマの関連記事はこちら