SSBCとは何?警視庁捜査支援分析センターは実在|大追跡の「強行犯係」との違い|9/2 21:00
ドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』の舞台となるSSBCは、完全な架空組織ではありません。正式名称は警視庁捜査支援分析センターで、警視庁の刑事部に実在する組織です。
一方、ドラマの「SSBC強行犯係」は、テレビ朝日公式が「殺人・強盗・放火などの凶悪事件を担当する捜査一課を専門に支援する別班」と説明する作品上の設定です。実在するSSBCとドラマ独自の部署を分けて見ると、作品の捜査描写が理解しやすくなります。
SSBCとは何?正式名称は「捜査支援分析センター」
東京都の警視庁組織規則では、刑事部に「警視庁捜査支援分析センター」を置き、犯罪捜査の支援に関する事務を担当すると定めています。2009年に設置された組織で、所長・副所長や各係が置かれています。
警視庁の運営規程でも、任務として「犯罪捜査の支援」と「捜査支援に必要な調査及び研究開発」が明記されています。ドラマ名に使われるSSBCは、この実在組織をベースにしています。
SSBCは何をする部署?防犯カメラ・画像分析が代表例
警察庁の警察白書では、警視庁の捜査支援分析センターが、事件発生時に捜査部門と連携して防犯カメラ画像の収集・分析を行う事例が紹介されています。犯行時間や犯人の逃走方向を予測・特定し、迅速な追跡につなげる役割です。
ドラマ『大追跡』でも、防犯カメラ映像をつないで対象者を追う「防犯カメラリレー」が頻繁に登場します。これは作品ならではの演出を含みつつ、実在SSBCが画像分析で捜査を支援するという現実の役割と重なっています。
実在SSBCにはどんな係がある?機動分析・システムなど
警視庁が公開している分掌事務では、捜査支援要請の受付や企画調整を担う係のほか、現場で画像などを収集・分析する機動分析、捜査支援システムの運用・管理を担う係などが確認できます。
つまりSSBCは「パソコンの前で映像を見るだけ」の部署ではありません。現場で画像を回収する役割、システムを動かす役割、分析技術を高度化する役割など、複数の機能を組み合わせて捜査を支えます。
ドラマの「SSBC強行犯係」は実在する?
ここは注意が必要です。テレビ朝日公式はドラマ第1シーズンの説明で、「そこに新設されたSSBC強行犯係」を、捜査一課の凶悪事件を専門に支援する別班として紹介しています。
一方、警視庁が公開する現行の組織規則・分掌事務で、ドラマと同じ名称の「SSBC強行犯係」を確認できるわけではありません。したがって、SSBC自体は実在、強行犯係はドラマ用に構成された部署と整理するのが適切です。
捜査一課とSSBCの違い|「事件を捜査する側」と「支援する側」
ドラマで分かりにくいのが、捜査一課とSSBCの関係です。大まかにいえば、捜査一課は殺人・強盗など重大事件の捜査主体となり、SSBCは画像・情報・システム分析などで捜査を支援する役割です。
『大追跡』はこの「支援する側」を主人公側に置いたことで、従来の刑事ドラマとは違う視点を作っています。現場の聞き込みや張り込みだけでなく、データをどう集め、つなぎ、容疑者へ迫るかが物語の見どころになります。
Season2第7話でSSBCの役割が分かるポイント
2026年9月2日放送の第7話「消えた相棒」では、交番勤務の警察官が銃撃され、SSBCは防犯カメラリレーと聞き込みで犯人を追います。ところが捜査中の小山田が誘拐され、支援する側のSSBC自身が事件当事者になります。
第7話の詳しい事件進行は第7話「あらすじ・見どころ」、行方不明になる人物については「消えた相棒」は誰?で整理しています。
ドラマで出てくる分析はどこまで現実?
Season2ではDNAから外見的特徴を推定するFDPなど、先端的な捜査手法も題材になります。ドラマはエンターテインメントとして脚色されるため、登場する技術や権限が現実の運用と完全に同一とは限りません。
現実のSSBCについて確認する場合は、警視庁の組織規則・運営規程など公的資料を基準にするのが確実です。作品内の役職名や「強行犯係」の仕組みは、ドラマ設定として分けて理解すると混同を防げます。
大追跡の過去回で見るSSBCの捜査
よくある質問
SSBCは実在しますか?
はい。警視庁刑事部に「捜査支援分析センター」が実在します。
SSBCは何をする部署?
犯罪捜査の支援を担い、防犯カメラ画像の収集・分析や捜査支援システムの運用などを行います。
ドラマの「SSBC強行犯係」も実在する?
SSBC自体は実在しますが、テレビ朝日公式が説明する「SSBC強行犯係」は作品内で新設された別班という設定です。

