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クラシック音楽館 N響第2070回の曲目は?ハーデリヒ×ルイージのドイツ・ロマン派を解説|10/11 21:00

10月11日(日)21時からNHK Eテレで放送される「クラシック音楽館」は、N響 第2070回定期公演です。

今回の軸は、首席指揮者ファビオ・ルイージとN響によるドイツ・ロマン派の3曲。さらに、世界各地で活躍するヴァイオリニストアウグスティン・ハーデリヒがブラームスのヴァイオリン協奏曲で登場します。

放送前に確認できた曲目、出演者、収録公演、3曲を聴くときに押さえておきたいポイントをまとめました。

クラシック音楽館 N響第2070回の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月11日(日)21:00〜23:00
放送局NHK Eテレ
管弦楽NHK交響楽団
指揮ファビオ・ルイージ
ヴァイオリンアウグスティン・ハーデリヒ
語り金子奈緒
収録2026年9月17日 サントリーホール

番組表の公式番組情報では、放送時間は21時から23時までの2時間。演奏会は9月17日にサントリーホールで収録された公演です。

N響公式によると第2070回はBプログラムで、9月17日と18日の2公演が組まれました。テレビ放送ではそのうち9月17日の演奏が紹介されます。

N響第2070回の曲目は?3曲を一覧で確認

今回のプログラムは、ウェーバー、ブラームス、シューマンという19世紀ドイツ語圏の音楽をつなぐ構成です。

作曲家曲目
ウェーバー歌劇「オベロン」序曲
ブラームスヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
シューマン交響曲 第4番 ニ短調 作品120(改訂版)

短い序曲から始まり、独奏ヴァイオリンを主役にした協奏曲、最後に交響曲へ進むため、オーケストラの色彩と独奏の存在感の両方を楽しめるのが今回の魅力です。

ウェーバー「オベロン」序曲で始まる

最初はウェーバーの歌劇「オベロン」序曲です。オペラ本編を知らなくても、序曲単独で演奏会に登場する機会が多い作品として知られています。

今回の番組では、この序曲が2時間の入口になります。静かな導入から劇的な展開へ進む構造に耳を向けると、その後に続くブラームス、シューマンへ自然に気持ちを切り替えやすくなります。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲はハーデリヒが独奏

2曲目はブラームスのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77。独奏はアウグスティン・ハーデリヒです。

ハーデリヒ公式サイトにも、2026年9月17日と18日に東京・サントリーホールでN響、ファビオ・ルイージとブラームスの協奏曲を演奏した記録があります。放送番組の情報と実際の公演歴が一致しており、今回の中心曲と見てよいでしょう。

この協奏曲はヴァイオリンの技巧だけでなく、オーケストラとの密度の高いやり取りが大きな聴きどころです。独奏だけを追うのではなく、N響から示される主題をハーデリヒがどう受け、どう返していくのかにも注目したいところです。

シューマン交響曲第4番で締めくくる

最後はシューマンの交響曲第4番 ニ短調 作品120(改訂版)です。

この作品は複数の楽章が強く結びついて進むため、場面が切り替わってもひと続きの物語のように聴こえるのが特徴です。ルイージが全体の流れをどう組み立て、N響が音色をどう変化させるかがテレビでも分かりやすいポイントになります。

アウグスティン・ハーデリヒはどんなヴァイオリニスト?

アウグスティン・ハーデリヒは国際的なオーケストラと共演を重ねるヴァイオリニストです。本人公式サイトでは、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、NHK交響楽団などとの共演歴が紹介されています。

N響公式のプロフィールでは、イタリア生まれで、20歳で渡米してジュリアード音楽院でも学んだ経歴が紹介されています。2006年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクール優勝が大きな転機となり、現在は幅広いレパートリーで活動しています。

今回のブラームスは、ハーデリヒ本人の公演記録でも9月17日・18日の東京公演に明記されています。作品77のカデンツァも自身の公式サイトで公開しており、ブラームス作品と深く向き合っている奏者であることが伝わります。

ファビオ・ルイージとN響が描くドイツ・ロマン派

指揮のファビオ・ルイージは2022年9月にN響首席指揮者へ就任。N響公式プロフィールでは、ヴェルディ「レクイエム」や第2000回定期公演のマーラー「一千人の交響曲」など、大規模な作品でもN響と実績を重ねてきたことが紹介されています。

今回の第2070回は、ウェーバー、ブラームス、シューマンを並べたプログラムです。N響公式はこの公演を「ドイツ・ロマンの森」へ分け入る趣旨で紹介しており、3曲を別々に聴くだけでなく、時代や響きのつながりを感じられる並びになっています。

前週10月4日の「クラシック音楽館」もルイージ指揮のN響公演でしたが、内容はフランツ・シュミットの大作「7つの封印の書」。今回とは作品の規模も編成の見え方も大きく異なります。

前週の内容を確認したい方は、クラシック音楽館 N響第2069回「7つの封印の書」の記事もあわせて読むと、10月のN響放送を比較しやすくなります。

前回10月4日放送との違い

10月4日放送の第2069回は、フランツ・シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」が中心でした。独唱、合唱、オルガンを含む大規模な作品で、声楽とオーケストラが一体となる公演です。

一方、10月11日の第2070回は、序曲・協奏曲・交響曲というオーケストラ公演の王道ともいえる組み合わせ。特にハーデリヒの独奏が入ることで、1人の演奏家に焦点を当てて聴ける時間が明確にあります。

同じルイージ×N響でも、前回は巨大な声楽作品、今回はドイツ・ロマン派の器楽作品という違いがあります。2週続けて見ると、指揮者とオーケストラの表現の幅を感じやすいでしょう。

放送で注目したいポイント

一番の注目は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲でのハーデリヒとN響の呼吸です。ソリストの華やかさだけでなく、オーケストラ側の厚い響きが重要な作品なので、テレビでは表情や合図も含めて楽しめます。

もう一つは、3曲を通したルイージの音作りです。ウェーバーの劇的な序曲、ブラームスの協奏曲、シューマンの交響曲と、同じドイツ・ロマン派でも性格の異なる作品が並びます。

放送は2時間あります。曲名だけを確認して見るより、「序曲→協奏曲→交響曲」という全体の流れを意識すると、公演そのものの設計が見えやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

クラシック音楽館 N響第2070回の曲目は何ですか?

ウェーバー「オベロン」序曲、ブラームス「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」、シューマン「交響曲第4番 ニ短調 作品120(改訂版)」の3曲です。

ヴァイオリンを演奏するのは誰ですか?

アウグスティン・ハーデリヒです。ブラームスのヴァイオリン協奏曲でソロを務めます。

いつどこで収録された公演ですか?

2026年9月17日に東京のサントリーホールで収録されたN響第2070回定期公演Bプログラムです。

まとめ

10月11日の「クラシック音楽館 N響第2070回定期公演」は、ウェーバー、ブラームス、シューマンを並べたドイツ・ロマン派プログラムです。

ファビオ・ルイージがN響を指揮し、ブラームスのヴァイオリン協奏曲ではアウグスティン・ハーデリヒが独奏。前週の大規模オラトリオとは違う、器楽作品ならではの細かな対話と音色の変化を楽しめる2時間です。

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