小さな旅「鳥取県南部町」ロケ地はどこ?法勝寺焼松花窯・里山・オオサンショウウオ観察の見どころ【10月11日】|10/11 8:00
10月11日(日)午前8時からNHK総合で放送される「小さな旅 選『愛しき里山 〜鳥取県 南部町〜』」。鳥取県西部の南部町を舞台に、里山の田んぼを守る女性、伝統の焼き物を受け継ぐ窯元、オオサンショウウオを守る親子を訪ねます。
番組を見て「窯元はどこ?」「南部町で同じような里山を歩ける?」「オオサンショウウオは見られるの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
NHK公式の放送内容と鳥取県・南部町の公式情報をもとに、番組に登場する法勝寺焼松花窯、南部町の里山、オオサンショウウオ保護活動について、実際に訪れるときに役立つ場所と注意点をまとめます。
小さな旅「愛しき里山」の放送日時と旅人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月11日(日)8:00〜8:25 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 番組 | 小さな旅 選「愛しき里山 〜鳥取県 南部町〜」 |
| 旅人 | 藤井彩子 |
| 主な訪問テーマ | 里山の米作り、法勝寺焼、オオサンショウウオ保護 |
今回放送されるのは、2025年10月19日に放送された南部町の回です。NHK公式では、耕作放棄地を田んぼとして復活させたコメ農家の女性、地元の土や水、釉薬を使って焼き物を作る女性、オオサンショウウオを「町の宝」と呼んで保護活動を続ける親子が紹介されています。
旅人は藤井彩子さんです。観光名所を次々に巡るタイプの旅というより、土地で暮らす人の営みを通して南部町の里山を見つめる内容になっています。
訪問先1 法勝寺焼松花窯はどこ?
番組に登場する「町で唯一の窯元」は、法勝寺焼松花窯(ほっしょうじやき しょうかがま)です。鳥取県公式サイトでは、五代目の陶工として安藤愉理さんが紹介されており、NHK公式の「地元でとれた土や水、釉薬をつかって伝統の焼き物をつくる女性」という内容と一致します。
所在地は鳥取県西伯郡南部町落合257。鳥取県公式では営業時間を9時〜20時、不定休とし、陶芸体験は要予約と案内しています。体験内容は茶碗1個分ほどの制作で、焼成込みの案内も掲載されています。
法勝寺焼の見どころ
法勝寺焼は南部町で受け継がれてきた焼き物です。松花窯では茶道具から食器まで制作され、伝統的な緑の釉薬と、五代目・安藤愉理さんが手がける瑠璃色の表現などが特徴として紹介されています。
番組では完成した器だけでなく、「地元の素材を使いながら作り続ける」という営みに焦点が当たります。旅先で器を買うだけでは分かりにくい、土、釉薬、窯、作り手の技がつながる場所として見ると、放送内容をより深く味わえます。
法勝寺焼松花窯へのアクセス
南部町は鳥取県西部、米子市の南側に位置します。公共交通だけで窯元の近くまで自由に移動するより、米子方面から車で訪れるほうが行程を組みやすい地域です。
窯元は制作の場でもあるため、観光施設のように常時見学できるとは限りません。陶芸体験を希望する場合は事前予約が必要と鳥取県公式で案内されているため、訪問前に確認してから向かうのがおすすめです。
訪問先2 南部町の里山と田んぼ
今回の「小さな旅」で大きなテーマになるのが、南部町に残る里山の風景です。NHK公式では、コメ農家の女性が里山の米作りを絶やさないため、耕作放棄地を田んぼとして復活させたことが紹介されています。
南部町公式の自然紹介でも、全国で休耕田や雑木林の荒廃が問題になるなか、町内には管理された豊かな里山が多く残り、希少な生きものが多数確認されていると説明しています。
番組で映る田んぼは単なる「きれいな田園風景」ではありません。人が草を刈り、水路を守り、田を耕すことで、生きものが暮らせる環境も維持されています。今回の放送は、田んぼを復活させることが景観だけでなく、地域の暮らしや自然環境を次へつなぐ行動になっていることを伝える回です。
番組と同じ田んぼへ行ける?
NHK公式ではコメ農家の女性の取り組みは紹介されていますが、番組で撮影された田んぼの詳細な番地や、観光向けの見学場所としての案内までは確認できませんでした。
そのため、個人の農地を「ロケ地」として探して立ち入るのは避け、南部町の公道や公的な施設から里山の風景を楽しむのが安心です。田んぼや畦道は生活と農作業の場所なので、写真を撮る場合も作業の邪魔にならない距離から楽しみたいですね。
訪問先3 オオサンショウウオを守る南部町
番組後半で登場するのが、オオサンショウウオの保護活動を続ける親子です。NHK公式では、親子がオオサンショウウオを「町の宝」と呼び、子ども向けの観察会を開きながら自然に触れる喜びを伝えていると紹介されています。
南部町公式の生きもの図鑑では、オオサンショウウオを特別天然記念物として紹介し、町内の重要な自然文化財と位置づけています。調査のためマイクロチップを付けている個体がいることも記載されています。
なんぶハンザキ調査隊とは
番組内容を紹介した記録では、南部町で活動するなんぶハンザキ調査隊の名前も挙がっています。「ハンザキ」はオオサンショウウオの呼び名のひとつです。
調査隊は観察会や調査活動を行っており、2026年にも夜間観察会の案内が出ています。観察会では人工巣穴の説明や個体の測定などを行う場合がありますが、野生生物を守るため、観察場所の詳細は参加者だけに知らせる運用がされています。
つまり、番組を見て現地へ行っても、オオサンショウウオの生息場所へ自由に入り、勝手に探すのは適切ではありません。確実に学びたい場合は、南部町や調査団体が実施する正式な観察会・自然体験の機会を利用するのがよいでしょう。
まず立ち寄りやすい場所はキナルなんぶ
過去の観察会では、複合施設キナルなんぶの駐車場が集合場所として使われた例があります。キナルなんぶは南部町で自然観察や地域情報に触れる際の目印にしやすい施設です。
ただし、観察会の集合場所や実施内容は回ごとに変わる可能性があります。オオサンショウウオの観察を目的に訪れる場合は、当日のイベント情報を確認し、主催者の案内に従うことが大切です。
南部町を訪れるならどう回る?
南部町は、ひとつの大型観光施設を見るというより、里山の景観、ものづくり、自然保護を組み合わせて楽しみたい地域です。
番組のテーマに沿って回るなら、まず法勝寺地区や町の中心部で地域の雰囲気を感じ、予約が取れれば法勝寺焼松花窯で陶芸に触れ、自然観察イベントが開催されている時期なら公式の案内に沿って参加する流れが考えられます。
車で移動できると、南部町内の農村景観を見ながら周辺へ足を延ばしやすくなります。米子方面を旅の拠点にすると、宿泊や鉄道との組み合わせもしやすいでしょう。
なお、農地やオオサンショウウオの生息地には、観光地ではない場所も含まれます。番組の舞台を訪ねるときほど、私有地へ入らない、生きものに触れない、地域の生活道路をふさがないといった配慮を忘れないようにしたいところです。
「小さな旅」南部町回の見どころ
この回の魅力は、名所の知名度ではなく、同じ土地で暮らしを続ける人たちの手仕事にあります。
耕作放棄地を再び田んぼに戻すこと、地元の土と水を使って器を焼くこと、オオサンショウウオを守りながら子どもたちに自然の面白さを伝えること。どれも一度きりのイベントではなく、日々の積み重ねです。
南部町公式は、町内に維持管理された豊かな里山が多く残り、オオサンショウウオを含む希少な生きものが確認されていると紹介しています。番組に登場する人々の活動は、そうした南部町の環境と直接つながっています。
旅番組として見るときも、「きれいな風景だった」で終わらず、その風景を維持している人の存在に注目すると、番組タイトルの「愛しき里山」という言葉がより伝わってきます。
前回までの「小さな旅」とロケ地記事
「小さな旅」は全国各地で、自然と暮らし、人とのつながりを訪ねてきた番組です。最近の放送でも、山、島、町の湧水など、場所そのものとそこで暮らす人を一緒に描く回が続いています。
別地域の回では、「小さな旅」呉羽丘陵のロケ地・花畑・展望台の記事も紹介しています。番組らしい「場所と暮らし」の見せ方を比べてみるのも面白いでしょう。
今回の南部町回は、田んぼ、窯元、希少生物という三つの題材がすべて「里山を次へ残す」という共通点で結ばれています。観光地だけを巡る旅とは違う「小さな旅」らしさが強く感じられる内容です。
参考にした情報
よくある質問
小さな旅「鳥取県南部町」で紹介された窯元はどこですか?
法勝寺焼松花窯です。鳥取県公式では、鳥取県西伯郡南部町落合257にあり、五代目の安藤愉理さんが紹介されています。陶芸体験は要予約です。
南部町でオオサンショウウオを見られますか?
南部町にはオオサンショウウオが生息していますが、生息地は保護が必要な場所です。観察したい場合は、町や調査団体が案内する正式な観察会を利用するのがおすすめです。
番組で撮影された田んぼは自由に見学できますか?
番組に登場した田んぼの詳しい番地や一般見学の案内は公式では確認できません。農地は生活・生産の場なので、私有地へ立ち入らず、公道などから里山の風景を楽しむのが安心です。
まとめ
10月11日の「小さな旅 選『愛しき里山 〜鳥取県 南部町〜』」では、里山の米作りを守る女性、法勝寺焼松花窯の五代目・安藤愉理さん、オオサンショウウオを守る親子の活動が紹介されます。
実際に訪ねやすい番組ゆかりの場所としては、南部町落合の法勝寺焼松花窯があります。一方、田んぼやオオサンショウウオの生息地は観光施設ではないため、地域の暮らしと自然保護を尊重して訪ねることが大切です。
器、田んぼ、生きものという違う題材を通して、南部町の里山が人の手によって未来へつながれていることを感じられる旅です。

