ブラタモリ十勝10月17日のロケ地は?豆成金の歴史と帯広百年記念館・関連スポット|10/17 19:30
10月17日(土)19時30分から放送の「ブラタモリ」は、前週に続いて北海道・十勝が舞台です。今回は「豆」が十勝にもたらした繁栄と苦難をたどりながら、日本有数の農業王国がどのように形づくられたのかを探ります。
放送前の時点では、10月17日後編でタモリさんが訪れる全ロケ地の正式一覧は公表されていません。そこで、番組内容で確認できるテーマと、十勝2週特集で関係が確認できた場所、公的資料から実際に訪ねられる関連施設を分けて紹介します。
10月17日放送の日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月17日(土)19:30〜20:07 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 舞台 | 北海道・十勝 |
| 主なテーマ | 豆の繁栄と暴落、農業王国への発展 |
| 出演 | タモリ |
| アナウンサー | 佐藤茉那 |
| 語り | あいみょん |
Gガイドの番組内容では、「日本一の豆の国・十勝平野にカネが降る」と歌われた豆のブームと、巨万の富を築いた人々、その後の価格変動による苦難が描かれると案内されています。
出演者については、タモリさんのプロフィールと佐藤茉那アナウンサーのプロフィールもまとめています。
10月17日の見どころは「豆成金」と農業王国への大逆転
十勝総合振興局の資料によると、第一次世界大戦が始まった1914年以降、農産物価格が高騰しました。豆類の作付面積が大きかった十勝では、菜豆やえんどうの輸出によって農家経済が潤い、「豆成金」と呼ばれるほどの繁栄が生まれます。
しかし、その好況は続きませんでした。戦後恐慌で農産物価格が大きく下落し、豆で得た富を失う人も現れます。番組予告がいう「天国と地獄」は、この急激な価格変動に翻弄された歴史と重なります。
十勝総合振興局の年表では、1954年には小豆価格が高騰し、1俵1万円となった小豆が「赤いダイヤ」と呼ばれたことも記録されています。豆は十勝に富をもたらす一方で、相場や冷害の影響を強く受ける作物でもありました。
なぜ十勝は豆だけに頼らない農業へ変わった?
現在の十勝は豆だけの産地ではありません。北海道農政事務所によると、十勝では小麦、ばれいしょ、てんさい、豆類を中心とした輪作体系が広く行われています。
1経営体あたりの経営耕地面積は45.7haで、都府県平均の約21倍。2023年の農業産出額は約3262億円で全道1位とされ、日本有数の大規模農業地帯になっています。
価格暴落や冷害を経験したからこそ、一つの作物に偏らず、複数の作物を組み合わせて土地を使う知恵が積み重なりました。10月17日の番組は、豆ブームの華やかさだけでなく、その失敗と試行錯誤が現在の十勝農業につながった流れを見る回です。
10月10日回で紹介された「なぜ十勝は農業王国になったのか」という全体像は、既存の十勝が農業王国になった理由の記事で整理しています。
番組と関係が確認できる場所は帯広百年記念館
十勝毎日新聞は、10月10日・17日の2週連続特集について、帯広百年記念館の大和田努学芸員らが出演すると報じています。さらに10月11日の記事では、帯広百年記念館が公式Xで「歴史担当の学芸員が案内役として出演」と案内したことも伝えられました。
ただし、放送前に確認できる情報だけでは、帯広百年記念館そのものが10月17日後編の画面に登場するのか、10月10日前編での出演なのかまでは断定できません。2週特集の歴史解説に関係する施設として押さえておくのが正確です。
帯広百年記念館へのアクセス
帯広市公式によると、帯広百年記念館は帯広・十勝の歴史、自然、産業を常設展示で紹介する施設です。十勝の開拓や農業の歴史を番組で見て、さらに詳しく知りたい方には立ち寄りやすい場所です。
アクセスは、帯広駅前バスターミナルから拓殖バス「ニュータウン西23条」行きに乗り、「緑ヶ丘6丁目」下車後徒歩約5分。常設展示室は9時から17時までで、入場は16時30分までです。
十勝の豆と農業研究を知るなら十勝農業試験場
10月17日後編のロケ地として確認できたわけではありませんが、番組のテーマである「豆と農業王国」を現地で深く知る施設として、芽室町の十勝農業試験場があります。
十勝農業試験場の公式サイトによると、その前身は1895年の十勝農事試作場にさかのぼります。現在は豆類の新品種開発のほか、小麦、てん菜、ばれいしょの試験、十勝地域に適した農業技術の研究などを行っています。
番組で紹介される「苦難を乗り越えて農業王国へ」という歴史を、研究開発の側から理解できる場所です。十勝の農業が単なる広い畑ではなく、長年の品種改良や技術開発に支えられてきたことが分かります。
十勝農業試験場は観光目的で自由に入れる?
公式では場内見学を受け付けていますが、観光目的の見学申し込みは受け付けていないと明記されています。見学可能なのは5月下旬から10月の平日で、農業関係者や地域の方などを対象に事前連絡と申し込みが必要です。
そのため、一般の旅行者が番組ロケ地巡りの感覚で自由にほ場へ入る場所ではありません。番組の背景を知る情報源として参考にしつつ、現地観光では帯広百年記念館など一般公開施設を選ぶのが現実的です。
十勝の「豆成金」の歴史をたどると何が分かる?
十勝の農業史で重要なのは、豆ブームを成功談だけで終わらせない点です。第一次世界大戦期には輸出で大きな利益が生まれましたが、その後は価格暴落や凶作に苦しみました。
それでも農家や研究機関、地域の組織が栽培方法や土地利用を改善し、作物を組み合わせる農業へ変えていきました。番組予告が「人々の知恵、挑戦の歴史に迫る」としているのは、こうした積み重ねをたどるためです。
前週の10月10日回では、十勝開拓の始まりや移住者の苦労が中心でした。開拓初期の話はわずか30人から始まった十勝開拓の記事で詳しく紹介しています。
ロケ地巡りをするなら帯広を拠点に
今回の十勝特集をきっかけに現地を訪れるなら、帯広駅周辺を拠点にすると動きやすいです。帯広百年記念館は市街地からアクセスしやすく、十勝の歴史と産業を一度に確認できます。
前週に登場した幸福駅なども含めて巡る場合は、公共交通だけでなくレンタカーを使うと広い十勝を回りやすくなります。既存の十勝・帯広への行き方とモデルコースもあわせて参考にしてください。
一方、農地や研究ほ場は私有地・管理地が多く、番組で見た景色だからといって自由に立ち入れるわけではありません。畑の風景を見る場合も、道路上での急停車や無断侵入を避け、公開されている施設から十勝農業を楽しむのがおすすめです。
前回10月10日放送との違い
10月10日の前編は、十勝が農業王国になった原点をたどり、開拓の始まりや移住者の苦難、幸福駅などが大きなテーマでした。10月17日の後編は、そこから時代が進み、豆が生んだ繁栄と暴落、そして農業の多角化へ焦点が移ります。
2週を続けて見ると、「広い土地があったから農業王国になった」という単純な話ではなく、開拓、相場変動、冷害、品種改良、輪作などの積み重ねで現在の十勝が形づくられたことが見えてきます。
参考にした情報
- Gガイド「ブラタモリ」10月17日放送情報
- TV LIFE「ブラタモリ」北海道・十勝2週特集
- 十勝毎日新聞「NHKブラタモリ 2週連続で農業王国・十勝特集」
- 十勝総合振興局「農業の発展と豆成金」
- 北海道農政事務所「管内概要」
- 帯広市「帯広百年記念館」
- 十勝農業試験場「概要・沿革」
- 十勝農業試験場「見学と取材」
よくある質問
ブラタモリ10月17日の舞台はどこですか?
北海道の十勝地方です。前週10月10日に続く2週連続特集の後編で、豆の繁栄と苦難を軸に農業王国の歴史をたどります。
10月17日のロケ地は全部分かっていますか?
放送前の時点では全ロケ地の正式一覧は確認できません。帯広百年記念館は2週特集で学芸員の出演が確認されていますが、後編で施設自体が映るかは断定していません。
豆成金とは何ですか?
第一次世界大戦期に豆類の輸出価格が上がり、十勝で大きな利益を得た人々が現れた現象です。その後は価格暴落も起こり、番組では繁栄と苦難の両面が扱われます。
帯広百年記念館へはどう行けますか?
帯広駅前バスターミナルから拓殖バスで「緑ヶ丘6丁目」まで行き、下車後徒歩約5分です。帯広・十勝の歴史や産業を常設展示で学べます。
まとめ
10月17日の「ブラタモリ」は、十勝を変えた豆の力と、繁栄・価格暴落を乗り越えて農業王国へ発展した歴史が中心です。
放送前に全ロケ地は明らかになっていませんが、2週特集では帯広百年記念館の学芸員が案内役として関わることが確認されています。実際に十勝を訪れるなら、帯広百年記念館で歴史を学び、広大な農地景観を楽しむと、番組の内容をより立体的に理解できます。
豆成金の好況だけでなく、その後の暴落や冷害、輪作と技術開発までを見ることで、現在の十勝がなぜ日本を代表する食料供給地になったのかがつながって見えてくる回です。

