BSスペシャル「ジョージア 自由をめぐる闘い」9月3日|EU加盟停止と抗議活動はなぜ?背景を整理|9/3 23:25

2026年9月3日(木)23時25分からNHK BSで放送されるBSスペシャル「大国の“周縁国”の苦悩 〜ジョージア 自由をめぐる闘い〜」。ロシアと国境を接し、EU加盟を目指してきたジョージアで続く抗議活動を、記録する映画監督らの視点から見つめる1時間です。

放送前に押さえておきたいのは、「なぜEU加盟を目指してきた国で、自由をめぐる大規模な抗議が続いているのか」という点です。番組紹介とEUの公式資料をもとに、2024年からの流れを整理します。

9月3日BSスペシャルの放送時間・内容

番組名BSスペシャル 大国の“周縁国”の苦悩 〜ジョージア 自由をめぐる闘い〜
放送局NHK BS
放送日時2026年9月3日(木)23:25~翌0:25
語り上田早苗
舞台ジョージア/首都トビリシほか
中心テーマEU加盟への道、外国からの影響をめぐる法律、抗議活動、自由をめぐる対立

NHK公式ページは調査環境から本文へ直接アクセスできなかったため、放送局公式SI情報を利用する番組表で放送内容を確認しました。そこでは、首都トビリシで数万人規模の市民が集まり警官隊と衝突し、現在も抗議が続いていること、抗議活動を記録する映画監督らを通して自由をめぐる闘いを描くことが案内されています。

ジョージアで何が起きている?2024年の「外国の影響」法が大きな転機

2024年5月、ジョージアでは「外国の影響の透明性」を掲げる法律が成立しました。EU側はこの法律について、EUの基本原則・価値に反し、ジョージアのEU加盟への道に悪影響を及ぼすと表明しています。

EUの公式資料によると、ジョージアは2023年12月にEU加盟候補国の地位を得ましたが、2024年6月と10月には政府の一連の対応が加盟プロセスを事実上停止させる状況につながったと欧州理事会が判断しました。さらに同年11月、ジョージア政府はEUとの加盟交渉開始を2028年まで議題にしない方針を示し、国内の反発が強まりました。

番組タイトルの「周縁国」とは何を意味する?

ジョージアは黒海とカフカス地域に位置し、北側でロシアと接しています。旧ソ連から独立した後、欧州との結びつきを強めてきた一方、地理的にも歴史的にも大国の影響を強く受けやすい位置にあります。

今回の「周縁国」という言葉は、単に地理的な端を指すのではなく、ロシアとEUの間で国家の進路そのものを問われる立場を表すタイトルと考えると、番組の問題意識が分かりやすくなります。

映画監督らの記録から見るのが今回の大きな特徴

番組表の公式SI情報では、抗議活動を記録する映画監督らの目を通して状況を見つめると紹介されています。政治家の発言や制度の説明だけではなく、街頭で起きていることを撮影する人たちが「自由」をどう捉えているのかが中心になります。

そのため、放送中は「デモが何人集まったか」だけでなく、なぜ記録するのか、撮影者が何を残そうとしているのか、政府と市民でEU加盟の意味がどう違って見えているのかに注目すると内容を追いやすいでしょう。

前週のBSスペシャルとあわせて見ると「大国と個人」の描き方が見える

BSスペシャルは、国際政治を制度だけでなく個人の経験から描く回が続いています。前週8月27日の「叫ぶ声なく〜開高健が見たベトナム戦争」では、戦争を体験した作家の手紙と現地取材から大国の戦争を問い直しました。

今回のジョージア回も、国家間の力関係だけでなく、抗議を続ける市民や映像を残す人々の視点へ降りていく構成です。国際ニュースで断片的に見た出来事を、一人ひとりの選択として理解したい人に向く回です。

よくある質問

BSスペシャル「ジョージア 自由をめぐる闘い」はいつ放送?

2026年9月3日(木)23時25分から翌0時25分まで、NHK BSで放送予定です。

今回の中心テーマは?

EU加盟を目指してきたジョージアで、2024年以降に進んだ政策転換と、それに抗議する市民の「自由をめぐる闘い」です。

語りは誰?

上田早苗さんです。

なぜEU加盟プロセスが止まったの?

EU公式資料では、2024年の「外国の影響の透明性」をめぐる法律など政府の対応がEUの原則・価値からの後退と評価され、加盟プロセスが事実上停止したとされています。

参考情報

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