美の壺「心そのもの 禅」File588|遺偈・白隠・相国寺・出演者【9月5日】|9/5 06:45
2026年9月5日(土)6時45分からNHK BSP4Kで放送される「美の壺『心そのもの 禅』」File588。禅寺の庭、だるまを描いた禅画、丸、頂相、そして禅僧が死の直前に書き残す「遺偈(ゆいげ)」を通して、形にしにくい禅の心を美術から読み解く30分です。
NHK個別ページは今回の取得環境では本文を直接確認できませんでしたが、放送局公式SIを利用する番組情報と、出演者・玄侑宗久さんの公式サイトで番組紹介を照合しました。「相国寺の庭は何を見る?」「白隠のだるまはなぜ迫力がある?」「遺偈とは何?」という検索ポイントを中心にまとめます。
美の壺「心そのもの 禅」9月5日の放送情報
| 放送日 | 2026年9月5日(土) |
|---|---|
| 放送時間 | 6:45~7:15 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| File | 588 |
| 出演 | 草刈正雄、紫舟、玄侑宗久 |
| 語り | 木村多江 |
同じテーマは8月31日のBSP4K、9月1日のNHK BS、9月2日のBSP4Kでも再放送され、9月5日は朝6時45分の再放送枠です。内容は「禅」を教義の説明だけで追うのではなく、庭・建築・絵・書という目に見えるものから心のあり方へ近づく構成です。
相国寺の枯山水|同じ庭でも心によって見え方が変わる
番組がまず訪ねるのは京都・相国寺の枯山水。石や砂、余白を中心にした禅寺の庭は、何か一つの正解を描くのではなく、見る人の心や経験によって受け取り方が変わります。
豪華な装飾を足すのではなく、限られた要素から広い景色や時間を感じさせるのが禅の美の特徴です。「何が描かれているか」より、「自分が何を感じたか」を問い返されるような庭として見ると番組の意図がつかみやすくなります。
瑞龍寺の七堂伽藍と雑巾がけ|日常の行為も禅になる
富山県高岡市の瑞龍寺では、人の形になぞらえた七堂伽藍と、住職が日々行う雑巾がけが紹介されます。禅では特別な修行だけでなく、掃除や食事など日常の動作も「今ここ」に集中する実践になります。
同じ場所を繰り返し掃除する行為は、効率だけで考えると単純に見えます。しかし番組では、その反復の中に心のあり方が表れる点を美として捉えます。建物を見るだけでなく、そこを使い続ける人の所作にも注目です。
白隠のだるま・丸の禅画|なぜ単純な線が深く見える?
禅画の代表として登場するのが、江戸時代の禅僧白隠の迫力あるだるま画です。整った写実よりも、太い線や大胆な表情から精神の勢いが伝わってきます。
さらに、多くの禅僧が描いてきた「○」を、作家で禅僧の玄侑宗久さんが読み解きます。丸は単純な図形ですが、完全・空・循環など一つに固定できない意味を想起させます。番組では「○がまんじゅう?」という身近な問いも交え、難解になりがちな禅を日常の感覚へ近づけます。
頂相と遺偈|紫舟が向き合う「最後の書」
禅僧の肖像画は頂相(ちんそう)と呼ばれ、師から弟子へ法を伝えた証として重んじられてきました。顔立ちをきれいに描くことより、その人物の精神まで写し取ることが求められる肖像です。
書家の紫舟さんが対面するのは、禅僧が死の直前に書く遺偈(ゆいげ)。人生の最後に残す短い言葉には、その人の修行や生き方が濃縮されます。筆圧、線の揺れ、余白まで含めて「書が心をどう表すか」を見る場面が、この回の大きな山場です。
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サイト内では、美の壺「京の味 夏」で、鱧・川床・水無月・京菓子に宿る「涼」の表現を紹介しています。今回の禅と同じく、目に見えない感覚を形や余白で伝える点が共通します。
また、美の壺「日々を楽しく 手ぬぐい」では、暮らしの道具の中にあるデザインと手仕事を解説しています。美の壺が「もの」だけでなく、その背景にある所作や思想まで見る番組だと分かる関連記事です。
よくある質問
美の壺「心そのもの 禅」はいつ放送?
2026年9月5日(土)6:45~7:15にNHK BSP4Kで放送されます。
File番号は?
File588です。
出演者は誰?
草刈正雄さん、書家の紫舟さん、作家・僧侶の玄侑宗久さんが出演し、木村多江さんが語りを担当します。
遺偈とは?
禅僧が死を前にして残す偈、つまり仏教的な詩句・言葉です。番組では書そのものに表れる境地を紫舟さんが見つめます。
まとめ
「美の壺 心そのもの 禅」File588は、庭・掃除・禅画・頂相・遺偈という異なる入口から、見えない「心」をどう形にするのかを探る回です。相国寺の余白、瑞龍寺の日々の掃除、白隠の太い線、禅僧が描く○、そして死を前にした最後の書まで、共通しているのは形そのものより、その奥にある精神です。
難しい禅語を覚えるより、なぜこの庭は静かに感じるのか、なぜ一本の線に迫力を感じるのかを自分の感覚で確かめながら見ると、この回の「心そのもの」というタイトルが腑に落ちやすくなります。

