坂東彌十郎のプロフィール|年齢・経歴・歌舞伎・代表作|11/8 21:00

歌舞伎俳優の坂東彌十郎さんは、1956年5月10日生まれです。1973年に歌舞伎座で初舞台を踏み、長身を生かした立役から老け役、敵役、女方まで幅広い役を演じてきました。

近年は歌舞伎だけでなく、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』やTBS日曜劇場『VIVANT』など映像作品でも存在感を見せています。ここでは公式の歌舞伎俳優名鑑や本人公式サイトを中心に、坂東彌十郎さんの年齢、経歴、歌舞伎での実績、代表作、2026年11月時点の出演情報を整理します。

坂東彌十郎のプロフィール

項目内容
名前坂東彌十郎(ばんどう やじゅうろう)
生年月日1956年5月10日
年齢70歳(2026年11月時点)
屋号大和屋
定紋三ツ大、かつみ
初舞台1973年5月、歌舞伎座『奴道成寺』観念坊
所属伝統歌舞伎保存会会員

歌舞伎俳優名鑑「現在の俳優篇」では、1956年5月10日生まれで、屋号は大和屋と紹介されています。2026年11月時点の年齢は70歳です。

同名鑑では、身長180センチを超す体躯を生かしながら、多様な人物像を演じ分ける俳優として紹介されています。ただし正確な身長の数値、本名、学歴などは今回確認した公式プロフィールには明記されていないため、基本情報として断定していません。

坂東彌十郎の経歴|1973年の初舞台から歌舞伎界で活躍

坂東彌十郎さんは1973年5月、歌舞伎座『奴道成寺』の観念坊で坂東彌十郎を名のり初舞台を踏みました。歌舞伎俳優名鑑によると、1978年に名題昇進しています。

父は往年の映画スターとして知られた初代坂東好太郎です。歌舞伎俳優名鑑では初代坂東好太郎の三男と記載されており、芸能の世界に連なる環境で育ちながら、歌舞伎俳優として長いキャリアを築いてきました。

立派な体格を生かした役柄が特徴ですが、演じる人物は武士や敵役だけではありません。公式名鑑では、生活感のある町人、老人、女方までこなす芸域の広さが紹介されています。大きな存在感が必要な役と、人間味を細やかに見せる役の両方を担えることが、長年多くの舞台で起用されてきた理由の一つです。

松竹の『歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』キャスト紹介でも、長身による立派な押し出しと人間味のある演技が持ち味とされ、気骨ある武士から市井の老人、コミカルな役どころまで幅広いと紹介されています。

坂東彌十郎の歌舞伎での代表的な役と受賞歴

歌舞伎俳優名鑑では、『神霊矢口渡』の頓兵衛、『修禅寺物語』の夜叉王、『野崎村』の百姓久作、『義経千本桜』渡海屋・大物浦の武蔵坊弁慶などが代表的な役として挙げられています。

また、『菅原伝授手習鑑』の藤原時平公、『裏表先代萩』の八汐、『身替座禅』の玉の井など、性格も立場も大きく異なる人物を演じています。特定の型だけに限定されず、舞台ごとに異なる役柄を担ってきたことが分かります。

重要無形文化財の総合認定と伝統歌舞伎保存会

公式名鑑によると、坂東彌十郎さんは2001年に重要無形文化財の総合認定を受け、伝統歌舞伎保存会会員となっています。

受賞歴としては1984年歌舞伎座優秀賞、1998年歌舞伎座賞と眞山青果賞奨励賞、2014年の国立劇場優秀賞などがあります。長年の舞台活動の中で、演技の成果が継続して評価されてきました。

第75回芸術選奨文部科学大臣賞

歌舞伎俳優名鑑と歌舞伎公式の受賞一覧では、令和6年度・第75回芸術選奨文部科学大臣賞の受賞者として坂東彌十郎さんが掲載されています。

受賞理由には『髪結新三』の家主長兵衛の演技などの成果が挙げられています。舞台歴が50年を超えた後も大きな賞を受けていることから、ベテランとして現在進行形で評価を高めている俳優といえます。

映像作品で知られる代表作

坂東彌十郎さんの名前を歌舞伎以外で知った人にとって、大きなきっかけとなった作品の一つがNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』です。北条時政を演じ、主人公・北条義時の父として物語の重要な位置を占めました。

出演発表時のORICON NEWSでは、それまで映像作品への出演経験がほとんどなかったことを本人がコメントしており、歌舞伎で培った経験を持ちながら映像作品では新たな挑戦として役に向き合ったことが伝えられています。

『鎌倉殿の13人』での北条時政役は、豪快さと愛嬌、権力をめぐる厳しさを併せ持つ人物として注目されました。長年の舞台経験で培った声や身体の使い方が、テレビドラマでも強い印象につながりました。

その後も映像作品への出演が続き、2026年には『VIVANT』で警視庁公安部長の佐野雄太郎を演じています。歌舞伎の舞台と映像作品を行き来しながら活動する俳優として、幅広い世代に知られる存在になっています。

坂東彌十郎の人物像と舞台への向き合い方

坂東彌十郎さんは、長い歌舞伎歴の中で自主公演にも取り組んできました。歌舞伎俳優名鑑では、子息の坂東新悟さんと自主公演「やごの会」を立ち上げ、欧州公演も行ったことが紹介されています。

本人公式サイトも「坂東彌十郎・坂東新悟公式サイト|やごの会」として運営され、現在の公演やメディア出演情報を発信しています。伝統的な歌舞伎の舞台を大切にしながら、海外公演や映像作品にも活動を広げていることが分かります。

2026年11月の公式サイトでは、歌舞伎座「吉例 顔見世大歌舞伎『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』」への出演が案内されています。本人の挨拶では、Bプロで高師直を勤めることが記されており、『VIVANT』最終回が放送される11月も歌舞伎の舞台に立っています。

最新の出演情報(2026年11月時点)

TBS日曜劇場『VIVANT』第24話・最終回は、2026年11月8日(日)21時から放送予定です。TBS公式番組ページの出演者欄には坂東彌十郎さんの名前が掲載されています。

2026年版『VIVANT』で坂東彌十郎さんが演じているのは、警視庁公安部長の佐野雄太郎です。TBS公式の第15話あらすじでは、佐野は野崎守の上司である公安部長として登場し、乃木が野崎の手がかりを追う中で重要人物の一人として挙げられています。

シネマトゥデイも2026年10月、坂東彌十郎さんを「VIVANT」佐野部長役として紹介し、佐野が阿部寛さん演じる野崎守の上司で、物語の鍵を握る警視庁公安部の人物であると報じています。

佐野部長について詳しく知りたい場合は、既存記事の坂東彌十郎 VIVANT・佐野部長|日曜劇場「VIVANT」で役柄と放送内容を整理しています。

11月8日の最終回についてTBS公式は、全24話にわたる物語が完結し、過去から現在、未来へつながる登場人物たちの思いと願いが交錯する集大成のエピソードと案内しています。坂東彌十郎さんも最終回出演者として名を連ねており、公安を率いる佐野部長が物語の締めくくりでどのように関わるのかが見どころです。

一方、歌舞伎では2026年11月1日から25日まで歌舞伎座の「吉例 顔見世大歌舞伎『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』」に出演しています。テレビドラマの最終回と同じ時期に、本業である歌舞伎でも大役を勤めていることになります。

坂東彌十郎の活動を振り返ると

坂東彌十郎さんの経歴は、1973年の初舞台から50年以上にわたります。歌舞伎の古典作品で多くの役を演じ、重要無形文化財の総合認定、伝統歌舞伎保存会会員、芸術選奨文部科学大臣賞など、舞台俳優として確かな実績を重ねてきました。

その一方で、『鎌倉殿の13人』や『VIVANT』によって、歌舞伎を普段見ない視聴者にも広く知られるようになりました。舞台で培った存在感を映像の芝居に持ち込みつつ、テレビでは親しみのある人物から公安組織の上層部まで異なる役を演じています。

2026年11月も歌舞伎座に立ちながら日曜劇場の最終回に出演しており、70歳を迎えた現在も舞台と映像の両方で活動しています。長いキャリアだけでなく、近年になって新しい観客層に知られるようになった点も坂東彌十郎さんの特徴です。

参考にした情報

よくある質問

坂東彌十郎は何歳ですか?

坂東彌十郎さんは1956年5月10日生まれで、2026年11月時点では70歳です。

坂東彌十郎はいつ初舞台を踏みましたか?

1973年5月、歌舞伎座『奴道成寺』の観念坊で坂東彌十郎を名のり初舞台を踏みました。公式名鑑では1978年に名題昇進と記載されています。

坂東彌十郎の代表的なテレビドラマは?

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条時政役、TBS日曜劇場『VIVANT』の佐野雄太郎役などが知られています。

2026年11月の坂東彌十郎の出演予定は?

11月8日21時からTBS系『VIVANT』第24話最終回に出演者として掲載されています。また本人公式サイトでは、11月1日から25日まで歌舞伎座「吉例 顔見世大歌舞伎『通し狂言 仮名手本忠臣蔵』」への出演も案内されています。

まとめ

坂東彌十郎さんは1956年5月10日生まれ、2026年11月時点で70歳の歌舞伎俳優です。1973年に初舞台を踏み、50年以上にわたり歌舞伎の第一線で幅広い役を演じてきました。

重要無形文化財の総合認定、伝統歌舞伎保存会会員、芸術選奨文部科学大臣賞などの実績があり、近年は『鎌倉殿の13人』『VIVANT』など映像作品でも活躍しています。2026年11月8日の『VIVANT』最終回には佐野部長役で出演し、同じ11月には歌舞伎座でも舞台に立っています。

このテーマの関連記事はこちら