アジア競技大会 過去大会の日本人メダリスト特集|杭州2022を振り返る

2026年の愛知・名古屋大会を楽しむ前に、直近の大会となる杭州2022アジア競技大会(新型コロナウイルスの影響で実際の開催は2023年9月23日〜10月8日)での日本人選手の活躍を振り返ってみましょう。過去の実績を知ることで、2026年大会の見どころもより深く楽しめます。

この記事では、杭州大会での日本代表のメダル実績と、あわせて2018年ジャカルタ・パレンバン大会の記録も振り返りながら、自国開催となる2026年大会への期待をまとめます。

過去の大会結果を振り返ることは、単なる懐かしさだけでなく、2026年大会で日本がどの競技にどれくらいの選手層を持っているかを把握する手がかりにもなります。「どの競技が得意なのか」を知っておくと、開幕後のメダルラッシュもより深く楽しめるはずです。

なお、アジア競技大会は4年に1度開催される大会で、オリンピックの中間年に行われるのが通例です。杭州大会は新型コロナウイルスの影響で1年延期されたため、変則的に2026年大会との間隔が短くなっている点も押さえておきたいポイントです。

この記事の要点

  • 杭州2022大会で日本は金52・銀67・銅69の計188個のメダルを獲得し、中国に次ぐ2位
  • 競泳は金5・銀10・銅15の計30個で本多灯選手が個人メドレーで金メダル
  • 陸上競技は金2・銀7・銅8、200mの上山紘輝選手が金メダル
  • 池江璃花子選手は大病からの復帰後、杭州で銀・銅メダルを獲得
  • 2018年ジャカルタ大会では日本は金75個を獲得し2位に入っている

杭州2022での日本のメダル実績

杭州大会には45の国と地域から約1万2千人の選手が参加し、61競技・481種目が実施されました。日本選手団は競泳・陸上・柔道・レスリング・体操・卓球・バドミントンなど幅広い競技に選手を派遣し、団体・個人あわせて多くの種目でメダルを積み重ねました。参加国・種目数ともに過去最大級の規模となった大会です。

2026年大会の実施競技数は43競技で、杭州大会の61競技からは種目の絞り込みが行われています。開催地・愛知/名古屋の会場事情や運営上の判断も反映された結果ですが、それでも大会の規模としては引き続き大規模なものとなる見込みです。

杭州2022アジア大会で日本は金メダル52個・銀メダル67個・銅メダル69個、合計188個のメダルを獲得しました。中国に次ぐ2位という結果で、アジアの中でもトップクラスのスポーツ大国であることを改めて示した大会となりました。

この大会は新型コロナウイルスの影響で当初予定の2022年9月から1年延期され、2023年9月23日から10月8日にかけて開催されました。名称は「杭州2022」のままですが、実際の開催は2023年という少し変わった経緯を持つ大会です。

競泳:本多灯選手が金メダル、日本は30個のメダルを獲得

競泳では、日本は金メダル5個・銀メダル10個・銅メダル15個、合計30個のメダルを獲得し、中国に次ぐ2位となりました。男子400m個人メドレーでは本多灯選手が金メダルを獲得し、同種目で瀬戸大也選手が銀メダルに入るなど、日本勢がワンツーフィニッシュを飾った種目もありました。

大病からの復帰を目指していた池江璃花子選手も出場し、女子4×100mリレーで銀メダル、50mバタフライで銅メダルを獲得しました。国際大会でのメダル獲得は約5年ぶりで、「意地でもメダルを獲りたかった」と本人がコメントするなど、復帰後の大きな一歩となった大会でした。なお池江選手が個人種目を総なめにして大会MVPに選ばれたのは、2018年のジャカルタ・パレンバン大会(金メダル6個)でのことで、杭州大会とは異なる大会での実績です。

陸上:上山紘輝選手が200mで金メダル

杭州大会の陸上競技は、中東勢・中央アジア勢の台頭もあって、日本にとって決して楽な戦いではありませんでした。それでも200mでの金メダル獲得や複数種目での入賞は、選手層の広さを裏付ける結果となりました。2026年大会に向けては、この杭州大会で経験を積んだ選手たちが中心となり、さらに上位を狙う布陣が期待されています。

陸上競技では、日本は金メダル2個・銀メダル7個・銅メダル8個を獲得しました。男子200mでは上山紘輝選手が20秒60で優勝し、金メダルを獲得。やり投ではディーン元気選手が銅メダルに入るなど、フィールド種目でも存在感を示しました。

男子4×100mリレーは惜しくも優勝を逃したものの銀メダルを獲得しています。陸上競技は種目数が多い分、金メダルの数だけで見るとやや控えめな結果でしたが、多くの種目で入賞レベルの選手層の厚さを見せた大会でもありました。2026年大会では、この経験を糧にした選手たちのさらなる飛躍が期待されます。

大会別メダル数の比較

大会開催年(実際の開催)日本の金メダル数総合順位
ジャカルタ・パレンバン20182018年75個2位
杭州20222023年(延期開催)52個2位
愛知・名古屋20262026年(予定)

体操:団体でも存在感を発揮

体操競技では男子団体・女子団体ともに日本代表が出場し、アジアの強豪国と競い合いました。個々の選手の演技構成の高さや安定感は、2026年大会でも大きな見どころになりそうです。

柔道・レスリングでの実績

格闘技系競技でも、柔道・レスリングともに複数階級で金メダルを含むメダルを獲得しています。特にレスリング女子は世界的にも実力が高い階級が多く、杭州大会でも上位進出を果たした選手が目立ちました。柔道は階級ごとの戦力差はあるものの、団体戦を含めて安定した成績を残しています。2026年大会でも、格闘技系種目は日本のメダル獲得数を大きく左右する重要な競技群です。

バドミントン、卓球、フェンシングなどのラケット・刀剣系競技でも、日本は毎大会安定してメダルを積み重ねてきた実績があります。こうした「日本が伝統的に強い競技」を押さえておくと、2026年大会のメダルラッシュがどのタイミングで訪れるかを予想する手がかりにもなります。

よくある質問

Q. 杭州2022大会はいつ開催されましたか?

A. 新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、2023年9月23日から10月8日に開催されました。名称は「杭州2022」のまま使われています。

Q. 杭州大会で日本は何個のメダルを獲得しましたか?

A. 金52個・銀67個・銅69個、合計188個で、中国に次ぐ2位でした。

Q. 池江璃花子選手はいつMVPを獲得しましたか?

A. 2018年のジャカルタ・パレンバン大会で金メダル6個を獲得し、大会MVPに選ばれました。杭州2022大会では銀・銅メダルを獲得しています。

Q. 競泳で金メダルを獲得したのは誰ですか?

A. 男子400m個人メドレーで本多灯選手が金メダルを獲得しました。

Q. 池江璃花子選手は杭州大会でどんな成績でしたか?

A. 女子4×100mリレーで銀メダル、女子50mバタフライで銅メダルを獲得しました。国際大会でのメダル獲得は約5年ぶりで、大病からの復帰後の大きな一歩として大きく報じられました。

Q. 陸上競技での金メダルは何個でしたか?

A. 2個です。男子200mの上山紘輝選手が優勝しました。

Q. 2018年大会と比べて杭州大会の金メダル数は増えましたか?

A. 減少しています。2018年ジャカルタ大会の75個に対し、杭州2022大会は52個でした。ただし総合順位はどちらも2位です。

Q. 男子4×100mリレーの結果はどうでしたか?

A. 杭州大会では銀メダルを獲得しています。優勝は逃したものの、安定したバトンパスで上位に食い込みました。

Q. 杭州大会でのバスケットボールの成績はどうでしたか?

A. 男子・女子ともに上位進出には至らなかったものの、若手中心のメンバーで国際経験を積む大会となりました。この経験は2026年大会の候補選手選考にも生かされており、当時の若手が今回の中心メンバーに育っています。

まとめ

杭州2022アジア大会(実開催2023年)で、日本は総合188個のメダルを獲得し2位という好成績を収めました。競泳の本多灯選手、陸上の上山紘輝選手の金メダル、そして大病から復帰した池江璃花子選手の活躍など、記憶に残る名場面が数多くありました。

自国開催となる2026年愛知・名古屋大会では、これらの実績を踏まえた選手たちがどんな活躍を見せてくれるのか注目が集まります。過去の実績を知っておくと、2026年大会の記録更新やメダル獲得をより深く楽しめるはずです。

次の記事では、2026年大会で活躍が期待される若手選手を紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

過去の実績と現在の代表選手の顔ぶれを見比べてみると、世代交代が進んでいる競技と、ベテランが引き続き中心を担っている競技があることに気づきます。そうした変化を追いかけるのも、複数大会を通じてアジア競技大会を楽しむ醍醐味のひとつです。

特に競泳と陸上は、杭州大会からの4年間で選手層が大きく入れ替わった競技です。杭州大会でメダルを獲得した選手が引き続き中心を担うケースもあれば、その大会には出場していなかった新しい選手が一気に台頭してくるケースもあります。2026年大会の代表選手一覧を見比べながら、こうした世代交代の流れを追いかけてみるのもおすすめです。

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