デザイン・ストーリーズ「おそうじをデザインする」内容は?江戸箒と川口工業高校掃除部を紹介【10月16日】|10/16 22:30
10月16日(金)22時30分からNHK Eテレで放送される「デザイン・ストーリーズ」は、「おそうじをデザインする」がテーマです。
今回注目されるのは、単に汚れを落とす技術ではありません。暮らしの中で掃除しやすい空間をどう作るのか、昔から使われてきた道具にどんな工夫があるのか、そして掃除そのものを楽しむ活動へどう変えられるのかという、幅広い「デザイン」の視点です。
番組表で公表されている内容では、最先端の空間づくり、江戸箒、川口工業高校の掃除部が取り上げられます。放送前に分かっている内容を中心に、それぞれ何が見どころになるのかを整理しました。
デザイン・ストーリーズ「おそうじをデザインする」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月16日(金)22:30〜23:00 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| テーマ | おそうじをデザインする |
| 出演 | アンドレア・ポンピリオ、シャウラ・ヴォーグ、米谷ひろし、増子由美、君塚賢、中村悟、神原良介、牧之瀬貴子 |
| 語り | 秀島史香 |
J:COMテレビ番組表では10月16日22時30分から23時までの放送として掲載され、Gガイドでも同じ企画内容と出演者が案内されています。
今回は「掃除」を生活の作業としてだけではなく、心を整える行為や、道具・空間・活動の設計まで含めて見つめる30分です。普段は当たり前にしている掃除が、デザインという切り口でどのように見えてくるのかが番組の軸になります。
10月16日の内容は?3つの「おそうじのデザイン」に注目
放送前に公表されている内容では、大きく分けて3つの話題が紹介されます。いずれも「掃除をする人の負担を減らす」「長く使える道具を生み出す」「掃除を前向きな活動にする」という異なる方向から、掃除とデザインの関係を考えられる内容です。
掃除しやすい最先端の空間づくり
番組ではまず、掃除がしやすいシンプルで整った空間づくりが紹介されます。
掃除は、汚れてから始めるものと思いがちです。しかし家具や設備の置き方、床や壁のつながり、物の見せ方が複雑だと、日々の手入れそのものが負担になります。今回の企画では、空間を最初から整えておくことで掃除しやすさにつなげる考え方が取り上げられるため、「掃除の方法」ではなく「掃除しやすい状態をどう作るか」という発想が見どころです。
番組タイトルの「おそうじをデザインする」は、道具を格好よくするという意味だけではなく、掃除に関わる行動や環境まで含めて設計することを指していると考えると、企画の狙いがつかみやすくなります。
江戸箒は何が特徴?伝統の道具に残る工夫
2つ目の注目は、何百年も技法を受け継いできた江戸箒です。
江戸たいとう伝統工芸館によると、江戸箒の素材にはホウキモロコシが使われます。水に浸して柔らかくした材料を束ね、さらに複数の束をまとめ、糸で締め、柄を付けて編み上げ、穂先を整えて仕上げるという工程があります。
軽く、しなやかでありながらコシがあることが特徴で、畳が広く使われるようになった江戸時代後期ごろに発達したとされています。掃くという単純な動作のための道具でも、素材選び、束ね方、糸の締め方、穂先の整え方などに多くの工夫が詰まっています。
今回の番組では、現代的な空間と伝統的な江戸箒が同じ回に登場します。新しい設備と昔ながらの道具は一見対照的ですが、どちらも使う人の動きを考え、無理なく掃除できる形を作るという点でつながっています。
また、箒は古くから日常の掃除だけでなく、場を清める意味とも結びついてきました。番組が「日本人にとって掃除はある種の精神的行為でもある」と紹介している点と、江戸箒が取り上げられる理由も重なります。
川口工業高校の掃除部とは?掃除を部活動にした高校生たち
3つ目は、埼玉県立川口工業高校の掃除部です。番組表では、放課後の掃除をクラブ活動として楽しく自発的に行う取り組みとして紹介されています。
川口工業高校の公式ページには掃除部の活動記録があり、校内だけでなく地域と関わる活動や、掃除の技術を生かした取り組みを続けていることが分かります。掃除が「やらされる当番」ではなく、自分たちで工夫し、技術を磨き、成果を実感する部活動になっている点が大きな特徴です。
埼玉県の学校紹介資料でも、掃除部は校内美化だけでなくタイルの修繕、天井や壁の塗装などにも取り組む部活動として紹介されています。つまり、単なるごみ拾いではなく、学校という空間をより良く保つための実践にまで活動が広がっています。
番組では顧問の牧之瀬貴子さんも出演者として掲載されています。部員たちが掃除にどんな面白さを見いだしているのか、そして自発的に続けたくなる活動へ変えるためにどんな工夫をしているのかが注目ポイントです。
「掃除は心を整える行為」という番組の視点
今回の企画では、日本人には「汚れたから掃除する」だけではなく、心を鎮めたり、場を清めたりする感覚があるという導入が示されています。
この視点があることで、最先端の空間、江戸箒、高校の掃除部という一見別々の題材が一本につながります。空間を整えること、道具を丁寧に使うこと、自分たちの場所を自分たちできれいにすることのいずれにも、生活のリズムや気持ちを整える面があります。
特に江戸箒は、長く使い続けられてきた掃除道具であると同時に、日本の暮らしや畳文化と結びついてきました。一方、川口工業高校の掃除部は、掃除を現代の部活動として再構成しています。古いものと新しいものを並べることで、掃除という行為が時代に合わせて形を変えながら受け継がれていることが見えてきそうです。
出演者は誰?デザインを見る人と現場の人が登場
出演者として名前が挙がっているのは、アンドレア・ポンピリオさん、シャウラ・ヴォーグさん、米谷ひろしさん、増子由美さん、君塚賢さん、中村悟さん、神原良介さん、牧之瀬貴子さんです。語りは秀島史香さんが担当します。
米谷ひろしさん、増子由美さん、君塚賢さんはデザインユニット「TONERICO」のメンバーとして知られ、空間やインテリアの視点から今回のテーマを見る役割が期待されます。ただし、放送前の番組表では各出演者がどの場面を担当するかまでは細かく示されていません。
今回の企画では、専門家の視点だけでなく、実際に掃除や教育の現場に関わる人の話が組み合わされます。視聴するときは「掃除をきれいにする技術」だけでなく、なぜその形なのか、なぜその活動が続くのかに注目すると番組のテーマを理解しやすくなります。
前回(10月9日放送)は「見方を変えるとおもしろい!」
前回の10月9日放送は「見方を変えるとおもしろい!」がテーマでした。身近なものを別の視点から見ることで、新しい発見につなげる企画です。
キニナルでは前回の内容について、デザイン・ストーリーズ「見方を変えるとおもしろい!」の出演者と3つの視点で詳しく紹介しています。
前回が「見る角度を変える」回だったのに対し、10月16日は「毎日の行為を設計し直す」回といえます。身近なテーマをデザインから読み解くという番組らしさは共通していますが、今回は掃除という生活に直結する題材のため、自宅や学校での習慣にも結びつけて見やすい内容です。
再放送はいつ?
番組表では、10月18日(日)0:00〜0:30に「おそうじをデザインする」の再放送が掲載されています。地域の編成によって表記が異なる場合があるため、視聴地域の番組表で最終確認するのが確実です。
本放送を見逃した場合でも、週末の深夜に再放送予定が確認できるため、江戸箒や川口工業高校掃除部の部分をじっくり見たい方は放送時間を覚えておくとよいでしょう。
参考にした情報
よくある質問
デザイン・ストーリーズ「おそうじをデザインする」は何時からですか?
2026年10月16日(金)22時30分から23時まで、NHK Eテレ1・東京で放送予定です。
10月16日の回では何が紹介されますか?
掃除しやすい最先端の空間づくり、伝統的な江戸箒、川口工業高校の掃除部が紹介される予定です。
川口工業高校の掃除部とは何ですか?
校内や地域の清掃などに取り組む部活動です。学校公式ページにも活動記録があり、掃除を自発的な活動として続けています。
再放送はありますか?
番組表では10月18日(日)0時から0時30分に再放送が掲載されています。地域によって編成が異なる場合があります。
まとめ
10月16日の「デザイン・ストーリーズ おそうじをデザインする」は、掃除を道具、空間、活動、心の持ち方まで含めて見つめ直す回です。
最先端の掃除しやすい空間、何百年も技法が受け継がれてきた江戸箒、そして掃除を部活動にした川口工業高校という3つの題材から、毎日の掃除がどのようにデザインされているのかを考えられます。
普段は面倒な家事として見過ごしがちな掃除ですが、道具の形や空間の作り方、取り組む人の気持ちまで見ると、まったく違う風景が見えてくる回になりそうです。

