ニュースーン10月13日国産サーモン養殖|ノルウェー式の陸上養殖と10年かけた交配とは?|10/13 17:15
10月13日(火)17時15分からの「午後LIVE ニュースーン」17時台は、国産サーモン養殖がテーマです。回転ずしでも人気のサーモンですが、輸入品の価格が気になるなか、日本国内で育てる取り組みに注目が集まっています。
番組表では「本場ノルウェーから乗り込んできたハイテク養殖」「10年かかった究極の交配」という二つのポイントが予告されています。ここでは、公開されている事業者と自治体の公式資料から、その背景を整理します。
ニュースーン10月13日17時台の放送時間と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月13日(火)17:15〜17:55 |
| 放送局 | NHK総合1・東京 |
| 番組 | 午後LIVE ニュースーン |
| 特集 | 脂がのってます!国産のサーモン養殖がアツい |
| キャスター | 池田伸子、伊藤海彦、加藤大和 |
| リポーター | 瀬戸光、藤原陸遊、道上美璃 ほか |
GガイドとJ:COMの番組表では、国産サーモン養殖のほか、最新ニュース、MLB情報、気象情報も予定されています。通常の17時台より開始が少し遅い17時15分スタートなので、時間を確認しておくと安心です。
直近の「午後LIVE ニュースーン」では、八丈島の台風被害から1年を扱った17時台もありました。番組全体の17時台の見方は、ニュースーン10月9日の記事も参考になります。
「本場ノルウェーから乗り込んできたハイテク養殖」とは?
番組表では企業名までは示されていません。ただし、日本でノルウェーの養殖ノウハウを使い、国産アトランティックサーモンを大規模に育てる事業として注目されているのが、Proximar(プロキシマー)の富士小山養殖場です。
Proximarの公式サイトによると、同社はノルウェーの水産養殖の専門知識と近代的な技術を組み合わせ、富士山の麓でアトランティックサーモンを陸上養殖しています。卵はアイスランドから導入し、静岡県小山町の施設で孵化させ、日本の水や電気、飼料などを利用して育てています。
施設では、沈殿槽や曝気、生物ろ過などを組み合わせた循環型の仕組みが使われています。養殖設備を独立したモジュールに分け、外部から病気や汚染が入るリスクを抑える考え方も特徴です。
番組の「ノルウェーから乗り込んできたハイテク養殖」という予告は、こうした取り組みを思わせます。ただし、NHK公式番組ページをこの環境では直接確認できなかったため、10月13日の特集がProximarを取材するのかは本記事では確定していません。
陸上養殖のサーモンはどこで育てている?
Proximarの富士小山養殖場は、静岡県駿東郡小山町の富士山麓にあります。公式サイトでは、孵化・幼魚場棟と育成棟を備え、合計面積は約2万8000平方メートル、タンク容量は約3万2000立方メートルと説明されています。
海ではなく陸上の施設で養殖するメリットの一つは、水質や飼育環境を管理しやすいことです。施設は首都圏から車で約1時間半の距離にあり、海外から空輸する場合と比べて市場に近い場所で育てられることも大きな特徴です。
同社は「FUJI ATLANTIC SALMON」というブランドも展開しています。日本で育てたアトランティックサーモンを国内やアジア市場へ届けることを目指しており、国産サーモンがどこまで広がるのかという点でも注目される事例です。
「10年かかった究極の交配」で思い浮かぶ信州サーモン
もう一つの予告文が「10年かかった究極の交配」です。こちらも番組表だけでは品種名が明記されていませんが、長野県には、県水産試験場が約10年かけて開発した信州サーモンがあります。
長野県水産試験場の公式説明によると、信州サーモンはニジマスのメスとブラウントラウトのオスを交配して生み出された養殖用の魚です。開発は1994年に始まり、2004年に水産庁の承認を受けました。
狙いは、長野県の養殖業を支える新しい大型魚をつくることでした。ニジマスが持つ肉質や育てやすさと、ブラウントラウトの病気に強い特徴を組み合わせ、生食にも向く地域ブランドとして育てられてきました。
長野県の資料では、銀色の体と赤い身がサーモンを思わせることから「信州サーモン」と名付けられたと説明されています。海のない長野県で「サーモン」の名を持つ魚が生まれた背景には、長い品種改良の積み重ねがあります。
信州サーモンは普通のサーモンと何が違う?
一般に回転ずしなどで「サーモン」と呼ばれる魚には、アトランティックサーモンやトラウトサーモンなど複数の種類があります。信州サーモンは、その名前にサーモンと付いていますが、ニジマスとブラウントラウトをもとに開発された養殖専用品種です。
長野県の資料では、きめ細かく肉厚な身、適度な脂、赤い身の色などが特徴として紹介されています。県内の養殖場で育てられ、地域ブランドとして管理されています。
ここが、富士山麓で育てるアトランティックサーモンとの大きな違いです。一方は海外でも広く養殖される魚種を日本国内の陸上施設で育てる取り組み、もう一方は日本の地域で長い時間をかけて開発された交配品種です。
番組で両方のタイプが紹介されるなら、「国産サーモン」という一言の中に、育てる場所を日本に移す方法と、日本で品種そのものを開発する方法があることが見えてきます。
なぜ今、国産サーモンが注目される?
番組予告では、サーモンの価格高騰が背景として示されています。日本で人気の高いサーモンは海外からの輸入に頼る部分が大きく、為替、燃料、輸送費、海外の生産状況などの影響を受けやすい食材です。
国内で安定的に育てることができれば、海外からの長距離輸送を減らし、鮮度や供給の安定につなげられる可能性があります。Proximarも公式サイトで、海外から空輸を必要としないことを陸上養殖の特徴として挙げています。
一方で、陸上養殖には施設建設、電力、水処理、飼料、魚の健康管理など多くの要素が必要です。単純に「国内で育てれば安くなる」とは限りません。番組では、こうした技術やコストの課題にどこまで踏み込むのかも気になるところです。
番組を見るときに注目したい3つのポイント
まず注目したいのは、どの魚種を国産サーモンとして紹介するかです。アトランティックサーモンなのか、信州サーモンのような地域ブランドなのかで、養殖方法も開発の歴史も大きく異なります。
次に、ハイテク養殖の中身です。水をどう循環させるのか、病気をどう防ぐのか、温度や水質をどう管理するのかが具体的に映れば、陸上養殖の仕組みが分かりやすくなります。
そして、10年かけた交配がどんな目的で行われたのかも重要です。単に珍しい魚を作ったのではなく、育てやすさ、病気への強さ、生食向けの肉質など、養殖業が抱える課題への答えとして品種開発が行われてきたことが長野県の資料から分かります。
前回までのニュースーンと今回の違い
「午後LIVE ニュースーン」は、ニュースや気象だけでなく、暮らしや産業の変化を具体的な現場から紹介する特集を組むことがあります。
10月9日には八丈島の台風被害から1年をテーマにした17時台があり、10月8日にはジュディ・オングの生歌唱など、日によって内容は大きく変わっています。今回は食卓に身近なサーモンを入り口に、水産業・技術・地域ブランドへ広がる特集です。
放送時間や当日の全体構成を知りたい方は、午後LIVE ニュースーン10月9日の放送時間と見どころも参考になります。
参考にした情報
- Gガイド「午後LIVE ニュースーン 国産のサーモン養殖がアツい」
- J:COMテレビ番組表「午後LIVE ニュースーン」
- Proximar Seafood公式サイト
- Proximar Seafood「養殖施設」
- 長野県水産試験場「信州サーモンのご紹介」
- 長野県農業関係試験場「信州サーモン開発ストーリー」
よくある質問
ニュースーンの国産サーモン特集は何時からですか?
2026年10月13日(火)の「午後LIVE ニュースーン」は17時15分から17時55分までの予定で、17時台に国産サーモン養殖の特集が案内されています。
「10年かかった交配」は信州サーモンですか?
番組表には品種名まで書かれていないため断定はできません。一方、長野県が約10年かけて開発した信州サーモンは、ニジマスとブラウントラウトを交配した代表的な国産養殖魚です。
ノルウェー式の国産サーモン養殖は日本にありますか?
あります。Proximarはノルウェーの養殖技術を生かし、静岡県小山町の富士山麓でアトランティックサーモンの陸上養殖を行っています。
まとめ
10月13日の「午後LIVE ニュースーン」は、人気のサーモンを日本国内でどう育てるのかに注目する回です。番組表では、ノルウェー由来のハイテク養殖と、10年かけた交配という二つのポイントが示されています。
公開されている一次資料を見ると、日本では富士山麓でアトランティックサーモンを陸上養殖する取り組みが進む一方、長野県では約10年かけて信州サーモンが開発されてきました。番組ではどの事例が登場するのかを確認しながら見ると、国産サーモンの広がりをより立体的に理解できそうです。

