韓国時代劇 善徳女王第29話あらすじ|トンマン王女復権と瞻星台の狙い|10/13 13:00
2026年10月13日(火)13時からBS日テレで放送される「善徳女王」第29話「トンマン王女の復権」は、日食をめぐる知略戦でミシルを出し抜いたトンマンが、ついに王女として公に認められる回です。
ただし、復権はゴールではありません。民衆から「天神王女」として崇められる立場を得たトンマンは、その力を自分の権威に変えるのではなく、神権を民へ戻し、天文台の瞻星台を建てるという新しい構想を示します。ミシルと同じ方法で権力を奪うのではなく、その仕組み自体を変えようとする点が第29話の大きな見どころです。
善徳女王第29話の放送日時と主要キャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月13日(火)13:00〜14:02 |
| 放送局 | BS日テレ |
| サブタイトル | 第29話「トンマン王女の復権」 |
| 話数 | 全62話 |
| トンマン王女 | イ・ヨウォン |
| ミシル | コ・ヒョンジョン |
| キム・ユシン | オム・テウン |
| チョンミョン王女 | パク・イェジン |
BS日テレ公式は「善徳女王」を、朝鮮半島初の女帝の誕生と波乱に満ちた半生を描く歴史時代劇として紹介しています。第29話は、身分を追われていたトンマンが王女へ戻るという、物語前半の大きな転換点です。
前日の第28話「日食」では、トンマンがピダムまで欺きながらミシルの読みを外し、民衆の前で自分の存在感を一気に高めました。第29話では、その勝利を王女復権と政治的な主導権へどう結びつけるかが描かれます。
第29話「トンマン王女の復権」あらすじを時系列で紹介
日食を利用した策でトンマンがミシルを出し抜く
第29話は、前回の日食をめぐる攻防を受けて始まります。トンマンはピダムにもすべてを知らせず、ミシルに誤った判断をさせることで、長く神秘的な力を利用してきたミシルの権威を揺さぶりました。
ミシルは人心を読み、恐れや信仰を政治に利用することで大きな力を得てきました。そのミシルに対し、トンマンは同じ土俵で勝負しながらも、最後には「天の意思を独占できる者はいない」と示す方向へ進みます。
日食そのものより重要なのは、民衆が誰を信じるのかという点です。ミシルが長く握ってきた「天の声を代弁する力」にほころびが生じたことで、トンマンが王女へ戻るための道が開きます。
王と王妃がトンマンを王女として認めるよう民に訴える
ミシルを出し抜いたトンマンに対し、王と王妃は民衆へ向けて、トンマンを王女として認めるよう訴えます。これまで隠され、追われてきたトンマンの身分が、公の場で正されることになります。
トンマンにとって王女復権は、単に失った肩書きを取り戻すだけではありません。姉チョンミョンの死を経て、自分自身が新羅を変えると決意した彼女にとって、王女の身分はその目的を実現するための第一歩です。
第27話「私の王」では、ユシンがトンマンへの恋心を断ち、臣下として支える覚悟を示しました。周囲の人物がトンマン個人を守る段階から、彼女を政治的な中心へ押し上げる段階へ物語が移っていることが分かります。
民衆がトンマンを「天神王女」として崇める
王と王妃の訴えに加え、日食をめぐる出来事を目の当たりにした民は、トンマンを開陽者、新たな天神王女として崇めるようになります。
ここで興味深いのは、トンマンがミシルから神秘的な権威を奪いながら、自分がそのまま新しいミシルになろうとはしないことです。民衆の信仰は大きな政治力になりますが、その力を個人が独占すれば、結局は同じ支配の構造が繰り返されます。
トンマンは民衆から支持を得た直後だからこそ、その支持をどう扱うのかという難しい問題に向き合います。第29話の後半は、勝者となったトンマンの政治思想が見え始める場面です。
追認式でトンマンとミシルが正面から対峙する
王女としての立場を正式に認める追認式では、トンマンとミシルの力関係がはっきりと変わります。BS日テレ公式のあらすじでは、ミシルは冷静さを装いながらも、トンマンに見下されて怒りに震えると紹介されています。
これまで多くの人物を圧倒してきたミシルにとって、自分が育ててきた神権の仕組みを逆手に取られ、民衆の支持まで奪われることは大きな屈辱です。
一方のトンマンも、ただ勝ち誇るだけではありません。ミシルを倒すためには、ミシル個人に勝つだけでなく、彼女が強さの源としてきた制度や価値観を変える必要があると考え始めます。
トンマンが「神権を民に戻す」と宣言する
第29話でもっとも重要な言葉の一つが、トンマンの神権を民に戻すという考えです。天文や自然現象の知識を一部の権力者が独占し、それを神秘的な力として民衆支配に使う仕組みを変えようとします。
ミシルの強さは、政治力や人脈だけではありません。天の意思を知る特別な存在であるかのように振る舞い、人々の恐れと信仰を集めてきたことにも支えられていました。
トンマンは、その仕組みを自分が引き継ぐのではなく、知識を開く方向へ進もうとします。これが次に示される瞻星台の建設案につながります。
瞻星台を建てる提案が新しい対立を生む
トンマンは天文台の瞻星台(チョムソンデ)を建てようと提案します。天文を観測し、知識として扱う施設をつくることは、神秘的な力を特定の人物だけが持つ状態から離れる象徴的な政策です。
ただし、この構想は王室にとっても簡単に受け入れられるものではありません。神権を民へ戻せば、王や王室の権威まで弱くなるのではないかという問題が生まれます。
第29話は提案の段階で終わり、続く第30話「神権問題」では、瞻星台をめぐる政治的な駆け引きがより本格化します。王女復権の喜びの直後に、新しい政策をめぐる対立が始まるところが「善徳女王」らしい展開です。
第29話の見どころはトンマンとミシルの立場逆転
これまでのトンマンは、ミシルがつくった秩序の中で追われる側でした。自分の出生を隠され、姉を失い、王宮から離れた立場で戦わなければなりませんでした。
しかし第29話では、民衆から支持されるのはトンマンとなり、ミシルはその変化を見守る側へ回ります。追認式は、二人の立場が視覚的にも逆転したことを示す場面です。
それでもミシルの力が消えたわけではありません。長年築いた人脈、貴族層への影響力、宮廷での経験は健在です。だからこそ第29話は「トンマンが勝った回」というより、トンマンがミシルと対等に国の形を争える位置まで上がった回と見ると分かりやすいでしょう。
トンマンが瞻星台を提案する意味
瞻星台の提案は、第28話の日食と直接つながっています。日食を予測できる知識が一部の者だけに閉じられていれば、その人は「天意を知る特別な存在」として民衆を動かすことができます。
トンマンが目指すのは、その知識を権力者の秘密の道具にしないことです。天文観測を公的な仕組みに近づけることで、神秘性による支配から距離を置こうとします。
これはトンマンとミシルの違いを象徴します。ミシルは人の心を読み、既存の仕組みを巧みに利用して力を守ります。トンマンは仕組みの弱点を見つけ、より多くの人が知識へ近づける形に変えようとします。
そのため瞻星台は、単なる建造物の話ではありません。誰が知識を持ち、誰が天の意思を語るのかという政治の根本に関わるテーマとして描かれます。
主要キャストと第29話での役割
イ・ヨウォン演じるトンマンは、自分が王女であることを知ってから数々の危機を乗り越え、第29話でついに正式な復権へたどり着きます。民衆の支持を得たあと、神権改革へ踏み込む姿が中心です。
コ・ヒョンジョン演じるミシルは、長く宮廷の権力を握ってきた最大の政敵です。第29話では日食の読み合いで敗れ、追認式でもトンマンの台頭を目の前で受け止めることになります。
オム・テウン演じるキム・ユシンは、恋愛感情よりも臣下としてトンマンを支える道を選びました。復耶会との同盟を成立させるなど、トンマンが政治的基盤を得るうえで重要な役割を担っています。
ピダムは第28話の日食作戦で重要な役を担い、トンマンの大胆さと知略を身をもって知る人物です。トンマンが王女へ戻ったことで、彼が誰に仕えるのかという点も今後の大きな見どころになります。
前回第28話「日食」からどうつながる?
第28話では、トンマンがピダムを民衆の前に立たせ、日食をめぐる予言を使ってミシルを揺さぶりました。ピダムがミシルに捕らえられるところまで含めてトンマンの計画であり、ミシルに「日食が起きる」と信じ込ませることが狙いでした。
ミシルは長く、人の心理と神秘性を利用して政治を動かしてきた人物です。そのミシルに対し、トンマンは科学的な知識と心理戦を組み合わせて対抗しました。
第29話は、その結果として民衆の信頼がトンマンへ移り、王女復権が実現する回です。前回の策の流れを確認したい方は、善徳女王第28話「日食」のあらすじもあわせて読むと、ミシルがなぜ追い込まれたのかが分かりやすくなります。
参考にした情報
- BS日テレ「韓国時代劇 善徳女王」公式番組ページ
- BS日テレマガジン「善徳女王」全62話あらすじ・キャスト
- Gガイド「善徳女王 第29話 トンマン王女の復権」
- テレ東プラス「善徳女王 第25話〜第29話 あらすじ」
よくある質問
善徳女王第29話はいつ放送されますか?
BS日テレで2026年10月13日(火)13:00〜14:02に放送予定です。サブタイトルは「トンマン王女の復権」です。
第29話でトンマンは王女に戻れますか?
はい。王と王妃が民にトンマンを王女として認めるよう訴え、民衆からも支持を受けて、トンマンは王女として復権します。
瞻星台を建てようとする理由は何ですか?
トンマンは、天文や自然現象の知識を一部の権力者が神秘的な力として独占する状態を変え、神権を民へ戻す考えを示します。その象徴として天文台の瞻星台建設を提案します。
まとめ
「善徳女王」第29話「トンマン王女の復権」は、日食作戦の勝利を受けてトンマンが正式に王女へ復権し、民衆の支持を得てミシルとの力関係を逆転させる回です。
さらに重要なのは、得た神権を自分の支配に利用せず、民へ戻す方向を示したことです。瞻星台の建設案によって、トンマンとミシルの対立は個人同士の争いから「どんな国をつくるのか」という政治思想の対立へ広がっていきます。

