日本のチカラ#488「幸せの描き方」|岩井直義の農業・絵・家族と倉吉西瓜の物語|10/25 5:30
10月25日(日)に各地で放送される「日本のチカラ」#488は、鳥取県倉吉市でスイカを育てる岩井直義さんを追う「幸せの描き方 〜画家が育てる倉吉西瓜(すいか)〜」です。
岩井さんは約4ヘクタールの畑で倉吉西瓜を育てる農家である一方、油絵を描き続ける画家でもあります。若いころに思い描いた「画家として成功する未来」とは違う道を歩みながら、農業、絵、家族との暮らしを重ねてたどり着いた現在が描かれます。
岩井さんの人物像や画家としての経歴は、すでに「日本のチカラ」岩井直義さんと倉吉西瓜を紹介した既存記事で詳しくまとめています。今回は#488のタイトルにもなっている「幸せの描き方」に注目し、家族や商品開発、夢との向き合い方まで整理します。
「日本のチカラ」#488の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | 日本のチカラ #488「幸せの描き方 〜画家が育てる倉吉西瓜(すいか)〜」 |
| テレビ朝日での放送 | 2026年10月10日(土)5:20〜5:50 |
| 北海道放送(HBC) | 民教協公式では2026年10月25日(日)5:45〜6:15 |
| 新潟放送(BSN) | 民教協公式では2026年10月25日(日)5:30〜6:00 |
| 制作 | 日本海テレビ |
| 主人公 | 岩井直義さん(50) |
| 舞台 | 鳥取県倉吉市 |
今回共有された番組情報にはHBC、RCC、BSN、SBSで10月25日5時30分開始とありますが、民教協公式の地域別放送予定では、HBCは5時45分、BSNは5時30分と掲載されています。放送局によって開始時刻が異なる番組なので、視聴地域の番組表も合わせて確認しておくと安心です。
岩井直義さんはなぜ農家と画家を続けている?
岩井直義さんにとって、農業と絵画はどちらか一方を選ぶ関係ではなく、今の自分をつくる二つの大切な仕事として描かれています。
民教協公式によると、岩井さんは高校時代に絵の道を志し、漫画家を目指して上京しました。さらに憧れていたパリにも渡り、表現の世界で生きようと挑戦します。しかし若いころに思い描いた形では夢を実現できず、故郷へ戻ることになりました。
帰郷後は、高齢になった両親の後を継いで農業の道へ進みます。そこで画家の夢を完全に手放したわけではありません。畑仕事を終えたあとにはアトリエへ向かい、現在も油絵を描き続けています。
番組では、東京のバーから依頼された一枚の絵を完成させようと制作を続ける姿も紹介されます。農作業と絵画は一見するとまったく違う世界ですが、どちらも岩井さんにとって「自分らしく生きる」ために欠かせないものになっています。
倉吉西瓜はどんなスイカ?
倉吉西瓜は鳥取県倉吉市を代表する特産品で、JA鳥取中央の倉吉西瓜生産部会が産地づくりに取り組んでいます。
倉吉西瓜の公式PRサイトでは、高品質で安心・安全なスイカを届けることを掲げています。JA鳥取中央の情報でも、鳥取のスイカは大玉で、皮際まで甘く、シャリ感があることが特徴として紹介されています。
岩井さんは父親から農園を引き継ぎ、約4ヘクタールの畑でスイカを栽培しています。収穫時期には早朝から畑に立ち、スイカと向き合う日々が続きます。
産地全体も発展を続けています。JA鳥取中央は2026年1月、倉吉西瓜生産部会の選果場統合30周年を紹介し、2025年度の販売金額が統合後最高の15億2000万円になったと発表しました。岩井さん個人の物語だけでなく、地域を支える大きな産業の中で働いていることも、今回の背景として知っておきたいところです。
家族との再会が変えた「幸せ」の形
民教協公式で大きく描かれているのが、岩井さんの家族との暮らしです。
岩井さんは40代で同級生の陸子さんと再会して結婚し、娘のまほちゃんにも恵まれました。画家として成功することを強く追っていた若いころとは違い、今は農業と絵を続けながら、家族と過ごす時間が生活の中心にあります。
番組では、アトリエで父と娘が並んで絵を描く場面も紹介されます。絵は「叶わなかった夢」の象徴ではなく、家族と共有できる時間にもなっています。
若いころに考えていた成功の形と、現在感じている幸せが同じとは限りません。岩井さんの歩みを通して、人生の途中で価値観が変わることや、遠回りした経験が新しい意味を持つことが伝わってきます。
間引いたスイカを生かす商品開発にも挑戦
今回の#488では、間引いて廃棄されるスイカを活用した商品開発に、岩井さん夫婦が取り組む姿も紹介されます。
スイカ栽培では、良い実を育てるためにすべての実を残すわけではありません。番組は、通常なら使われにくいスイカにも目を向け、新しい価値を生み出そうとする夫婦の挑戦を追っています。
これは単なる農業の効率化ではなく、岩井さんの「今あるものを重ねて新しい形にする」という生き方とも重なります。油絵が色を何度も重ねながら一枚の作品になっていくように、農業の経験、画家としての経験、家族との出会いを一つずつ重ねて、今の暮らしができていることが番組タイトルの「幸せの描き方」につながっています。
「思い描いた未来と違っても幸せ」はどう描かれる?
この回の見どころは、夢をかなえた成功物語として単純にまとめていないところです。
岩井さんは若いころ、表現の世界で生きることを目指して東京やパリへ向かいました。しかし、その当時の理想通りには進みませんでした。それでも絵をやめず、故郷で農業を継ぎ、家族と出会い、別の形で絵を続けています。
民教協の編集後記では、ディレクターが油絵の制作風景と岩井さんの人生を重ねています。油絵は一度描いたものを消してやり直すのではなく、その上から色を重ねて新しい作品にしていく。その姿が、失敗や遠回りも含めて今の人生につながっている岩井さんと重なったという内容です。
番組で印象的な言葉として紹介されているのが、岩井さんの「今が一番幸せ」という思いです。成功の基準を若いころのまま固定せず、今の暮らしの中で自分なりの幸せを見つけたことが、この回の中心になっています。
制作した日本海テレビの地元でも放送
#488は日本海テレビ制作です。日本海テレビの公式番組表では、2026年10月12日10時55分から11時25分に同回を放送し、岩井さんが約4ヘクタールの畑でスイカを育てること、画家としての顔を持つこと、上京やパリでの挑戦を経て帰郷したことを紹介しています。
全国ネットで各地の局が順次放送する「日本のチカラ」ですが、今回の舞台は日本海テレビの放送エリアでもある鳥取県倉吉市です。地元の特産品と、一人の生産者の人生を、制作局自身が丁寧に追った回といえます。
参考にした情報
- 民間放送教育協会「日本のチカラ」#488 幸せの描き方
- テレビ朝日「日本のチカラ」2026年10月10日番組情報
- 日本海テレビ 番組表「日本のチカラ 幸せの描き方」
- JA鳥取中央 倉吉西瓜生産部会「倉吉すいか」公式PRサイト
- JA鳥取中央「倉吉西瓜生産部会 選果場統合30周年大会」
よくある質問
「日本のチカラ」#488の主人公は誰ですか?
主人公は岩井直義さん(50)です。鳥取県倉吉市で約4ヘクタールの畑を管理するスイカ農家であり、油絵を描き続ける画家でもあります。
岩井直義さんはなぜ画家から農家になったのですか?
若いころは漫画家を目指して上京し、パリにも渡りましたが、思い描いた未来には届かず帰郷しました。その後、高齢になった両親の後を継いで農業へ進みましたが、絵はやめず現在も制作を続けています。
10月25日の放送は何時からですか?
民教協公式では、HBCは5時45分、BSNは5時30分と掲載されています。地域によって放送時刻が異なるため、RCCやSBSを含め、当日の各局番組表も確認するのがおすすめです。
まとめ
「日本のチカラ」#488「幸せの描き方」は、倉吉西瓜を育てる岩井直義さんを、単に「農家と画家の二刀流」として紹介するだけの回ではありません。
若いころに追った夢、思い通りに進まなかった経験、両親から受け継いだ農業、40代で再会した妻との結婚、娘との時間、廃棄されるスイカの商品開発、そして今も続く油絵制作。別々に見える出来事が重なり、岩井さん自身の現在の幸せを形づくっています。
理想通りの道だけが幸せではないこと、遠回りや失敗も後から人生の一部として意味を持つことを、倉吉の畑とアトリエの両方から伝える回です。

