地球鉄道(27)新疆550km旅をたどるには?沙湾市の峡谷・ニルカ・唐布拉百里画廊へのアクセス【10月15日】|10/15 12:30
10月15日(木)12時30分からNHK BSP4Kで放送される「地球鉄道(27)新疆ウイグル北部 大草原の絶景回廊」は、ウルムチから新疆ウイグル自治区北部を進む約550キロの鉄道旅です。
今回の見どころは、都市観光を次々に巡る旅ではなく、列車で天山山脈の北側から草原地帯へ進み、沙湾市の峡谷、ニルカ駅、百里画廊へと景観が大きく変わっていくところです。
すでに同じ回のロケ地をまとめた記事がありますので、ここでは「番組と同じ流れで巡るならどう考えればよいか」という視点から、訪問先の順番とアクセスのポイントを整理します。
地球鉄道27の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月15日(木)12:30〜13:00 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組 | 地球鉄道(27)新疆ウイグル北部 大草原の絶景回廊 |
| 出演 | 中山卓也 |
| 語り | 夏帆 |
| 主な旅先 | ウルムチ、沙湾市の峡谷、ニルカ駅、百里画廊 |
NHKオンデマンドの番組ページでは、ウルムチから先で鉄路がシルクロード「草原の道」に重なり、沙湾市の峡谷を訪れた後、夜行列車でニルカ駅へ向かう流れが紹介されています。
さらに天山山脈を南へ回り込むと、草原や山並みが続く百里画廊が現れます。番組を見ながら地図を追うと、単なる景勝地紹介ではなく、鉄道そのものが風景をつないでいく構成だと分かります。
550kmの旅はウルムチから沙湾、ニルカ、百里画廊へ
番組の旅を大きく分けると、出発点となるウルムチ、沙湾市周辺、ニルカ、そして唐布拉の百里画廊という順番で見ると理解しやすくなります。
1. ウルムチから西へ進む
ウルムチは新疆ウイグル自治区の中心都市で、今回の旅ではここから先の鉄路がシルクロードの草原ルートと重なる区間へ入っていきます。
番組の面白さは、駅を降りて名所だけを見るのではなく、列車の窓から乾いた大地、山の輪郭、草原へと移り変わる景色をつないで見せる点にあります。現地旅行で同じ雰囲気を味わうなら、ウルムチだけを拠点に日帰りするより、鉄道と車移動を組み合わせて西へ進む旅程として考えるのが現実的です。
2. 沙湾市で峡谷の大パノラマを見る
NHK公式の説明では、駅員に勧められて沙湾市にある峡谷へ向かい、別の惑星に降り立ったような大景観と、その地形に刻まれた地球史に触れます。
沙湾市周辺で代表的な峡谷景観として知られるのが安集海大峡谷です。沙湾市政府も2026年に「烏沙安集海大峡谷景区」の試運営に向けた情報を公表しています。ただし、NHKの確認可能な番組本文では峡谷の固有名まで記載されていないため、番組に登場する峡谷=安集海大峡谷と断定はできません。
番組と同じ地域を旅行するときは、「沙湾市の峡谷」をまず目的地として押さえ、現地の営業状況や立ち入り可能区域を直前に確認するのが安全です。峡谷は崖や急斜面を含む地形なので、展望地点や見学ルートが変わる可能性も考えておきたいところです。
同回の訪問地点を先に一覧で確認したい方は、地球鉄道27の新疆ウイグル北部・絶景ロケ地まとめもあわせてどうぞ。
ニルカ駅は百里画廊へ向かう鉄道旅の節目
沙湾市の峡谷を見た後、番組では夜行列車でニルカ駅へ向かうと紹介されています。ここから旅の雰囲気は峡谷の地形観察から、天山山脈と草原を味わう区間へ変わります。
ニルカは中国語表記では尼勒克。新疆ウイグル自治区の伊犁カザフ自治州にあり、県政府の観光情報でも唐布拉百里画廊を中心に、草原、喀什河、雪山、森林などを組み合わせた周遊ルートが紹介されています。
鉄道でニルカ周辺まで入り、その後は道路で唐布拉方面へ移動する形が、現地観光では組み立てやすい方法です。尼勒克県政府のモデルコースでも、S315沿線を軸に百里画廊や周辺景勝地を巡るルートが示されています。
百里画廊は唐布拉の草原景観を楽しむ区間
番組後半の大きな見どころが、天山山脈を南へ回り込んだ先に広がる百里画廊です。
尼勒克県政府は、唐布拉景区を「百里画廊」として紹介し、草原、清流、山並みが続くエリアとして観光情報を発信しています。2026年6月の県政府記事では、唐布拉百里画廊に観景台、遊歩道、撮影スポットがあり、草原と川、遠くの山々が一体になった景観を楽しめることが伝えられています。
唐布拉百里画廊へのアクセスはS315が軸
現地で百里画廊を巡る場合、尼勒克県の観光ルートではS315線が重要な道路として登場します。県政府が紹介する2日間コースでも、伊寧側からS315を通って唐布拉百里画廊へ向かう流れが組まれています。
また、百里画廊周辺には小華山、唐布拉避暑山庄、黒蜂文化関連の施設、喀什河沿いの景観などが点在しています。番組のように草原の広がりを味わいたい場合は、一つの展望地だけを目指すより、S315沿いを移動しながら景観の変化を見るほうが「絶景回廊」という題名に近い楽しみ方になります。
ただし、季節によって道路状況や観光施設の営業状況は変わります。特に山岳部へ足を延ばす場合は、現地政府や観光施設が出している最新の道路情報を確認してから移動してください。
番組と同じ旅をするなら何日必要?
今回の放送は30分ですが、番組のルートは約550キロに及びます。ウルムチから沙湾市周辺、さらにニルカと唐布拉百里画廊までを一度に巡るなら、テレビのように短時間でつなぐのではなく、複数日に分けるのが無理のない組み方です。
一例としては、ウルムチから沙湾方面へ移動する日、鉄道でニルカ方面へ進む日、唐布拉百里画廊を車で巡る日というように分けると、それぞれの景観を急がず見られます。
一方、百里画廊だけを目的にするなら、尼勒克県政府が紹介する周遊ルートのように伊寧側からS315を利用する考え方もあります。番組の全行程再現と、百里画廊だけの観光では移動距離が大きく違うため、旅の目的を先に決めておくと計画しやすくなります。
10月15日の再放送で注目したい3つの地点
10月15日の放送で特に地図と照らし合わせたいのは、沙湾市の峡谷、ニルカ駅、百里画廊の3か所です。
沙湾市では峡谷の地層と谷底の景観、ニルカ駅では夜行列車で移動する鉄道旅の節目、百里画廊では天山山脈と草原のスケール感がそれぞれ異なります。同じ新疆北部でも、わずか30分の番組の中で地形と暮らしの表情が次々に変わる点が見どころです。
前後の回とつなげて見ると旅の続きも分かりやすくなります。国境方面まで旅が進む回は、地球鉄道28・伊寧からコルガス国境駅までのロケ地記事でまとめています。
出演の中山卓也さんと語りの夏帆さん
今回の旅人は中山卓也さん、語りは夏帆さんです。NHKオンデマンドの番組ページでもこの2人の名前が確認できます。
「地球鉄道」は景色だけではなく、駅や車内で出会う人々、その土地の歴史を旅人の目線で拾っていく番組です。中山卓也さんが現地で何に驚き、どこで足を止めるかを見ると、観光案内だけでは分からない土地の空気が伝わってきます。
夏帆さんについては、夏帆さんのプロフィール記事で経歴や出演作を紹介しています。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「地球鉄道(27)新疆ウイグル北部 大草原の絶景回廊」
- Gガイド「地球鉄道(27)新疆ウイグル北部 大草原の絶景回廊」10月15日放送情報
- 沙湾市政府「烏沙安集海大峡谷景区」関連情報
- 尼勒克県政府「唐布拉百里画廊」観光情報
- 尼勒克県政府「景区精品线路规划」
よくある質問
地球鉄道27の10月15日放送はどこを旅しますか?
新疆ウイグル自治区北部を約550キロ移動し、ウルムチから沙湾市の峡谷、ニルカ駅、百里画廊へと進む旅です。
沙湾市の峡谷は安集海大峡谷ですか?
沙湾市周辺には安集海大峡谷がありますが、NHKの確認可能な番組本文では峡谷の固有名まで明記されていません。そのため、番組に登場する峡谷と同一だとは断定していません。
百里画廊へはどうやって行きますか?
百里画廊は尼勒克県の唐布拉景区にあり、県政府の観光ルートではS315線を使って巡るコースが紹介されています。現地では鉄道だけで完結せず、車移動を組み合わせるのが現実的です。
まとめ
10月15日放送の「地球鉄道(27)」は、ウルムチから沙湾市の峡谷、ニルカ駅、唐布拉の百里画廊へと進む約550キロの絶景旅です。
同じ場所を訪ねたい場合は、鉄道で新疆北部を横断しつつ、沙湾市の峡谷や唐布拉百里画廊では車移動を組み合わせる旅程が考えやすくなります。
番組では列車がつなぐ風景の変化にも注目しながら、沙湾の峡谷と唐布拉の草原がどのように切り替わっていくのかを楽しんでみてください。

