鬼平犯科帳 第1シリーズ第9話「兇賊」あらすじ・キャスト|九平が知った平蔵暗殺計画を時系列整理|11/3 18:00
11月3日(火)18時からBSフジ・BSフジ4Kで放送される「鬼平犯科帳 第1シリーズ」第9話は、「兇賊」です。
この回の中心人物は、火付盗賊改方長官の長谷川平蔵だけではありません。長く一人で盗みを続けてきた老盗賊・鷺原の九平が、旅先で平蔵暗殺の企てを耳にしたことから物語が大きく動きます。
九平はなぜ危険を承知で平蔵を助けようとするのか。第9話の流れを時系列で追いながら、主要キャストと役名、人物同士の関係、見どころを整理します。
鬼平犯科帳 第1シリーズ第9話「兇賊」の放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月3日(火)18:00~19:00 |
| 放送局 | BSフジ・BSフジ4K |
| シリーズ | 鬼平犯科帳 第1シリーズ |
| 話数 | 第9話 |
| サブタイトル | 兇賊 |
| 長谷川平蔵 | 中村吉右衛門 |
| 鷺原の九平 | 米倉斉加年 |
| おしづ | 風間舞子 |
| おまさ | 梶芽衣子 |
| 原作 | 池波正太郎 |
| 脚本 | 安藤日出男 |
| 監督 | 小野田嘉幹 |
BSフジ公式では、第1シリーズを毎週月曜・火曜の18時枠で放送しており、11月3日は第9話「兇賊」が編成されています。今回の放送は1989年に放送された中村吉右衛門版第1シリーズのエピソードです。
フジテレビの過去作品ページでは、第9話の初回放送日は1989年9月13日とされています。第1シリーズの中でも、平蔵を狙う凶悪な盗賊と、平蔵を助けようとする老盗賊が対照的に描かれる一話です。
第9話「兇賊」のあらすじを時系列で整理
1.鷺原の九平が四十年ぶりに故郷へ戻る
物語の出発点は、老盗賊・鷺原の九平(米倉斉加年)の旅です。九平は親分も仲間も持たず、一人で働いてきた盗賊で、死ぬ前に故郷をもう一度見たいという思いから加賀の国へ向かいます。
フジテレビの過去作品ページによると、九平が故郷を訪ねるのは四十年ぶりです。かつて自分が暮らした家にはすでに別の人が住んでいましたが、九平は水を一杯もらい、変わらない村の景色を目にして故郷を後にします。
ここでは、九平が単なる悪党ではなく、長い人生と故郷への思いを抱えた人物として描かれます。この人間味が、後に平蔵を助けようとする行動につながっていきます。
2.帰り道で「鬼の平蔵」を狙う話を聞いてしまう
江戸へ戻る途中、九平は商人風の男たちが「鬼の平蔵の血を見なければ」という趣旨の話をしているのを耳にします。
フジテレビ公式の過去作品では、この男たちは大盗賊・網切の甚五郎(青木義朗)と、その片腕の文挾の友吉(江幡高志)とされています。九平にとって長谷川平蔵は本来、自分たち盗賊を取り締まる側の人間です。
それでも九平は、この不穏な会話を忘れられないまま江戸へ戻ります。ここで「盗賊である九平」と「平蔵を狙う兇賊」の違いが少しずつ見えてくるのが、この回の大きなポイントです。
3.江戸の居酒屋で九平と平蔵が出会う
江戸へ戻った九平は、表向きには居酒屋の主人として暮らしています。そこへ、夜の見回りに出ていた長谷川平蔵(中村吉右衛門)が立ち寄ります。
BSフジ公式では、平蔵が店の名物の芋焼酎を飲んだ後、外で刺客に襲われるものの、たちまち相手を倒す流れが紹介されています。叫びを聞いた九平は店を飛び出し、その客の後を追います。
そして九平は、さきほどまで自分の店にいた客が火付盗賊改方長官の「鬼平」だと知ります。盗賊である九平にとっては、正体を知られれば捕らえられかねない相手です。それでも九平の中には、平蔵を放っておけない気持ちが生まれていきます。
4.九平はおしづのもとに身を隠す
平蔵の正体を知った九平は怖くなり、めしや「いせや」のおしづ(風間舞子)のところへ身を隠します。
番組表の放送情報では、おしづは元盗賊で、九平を父親のように慕う人物として紹介されています。九平が一人だけで抱え込んでいるように見える物語の中で、おしづは九平の過去と現在をつなぐ存在です。
九平が平蔵を助けたいと思っても、自分自身が盗賊である以上、火付盗賊改方に近づくことには大きな危険があります。そのため、九平の行動には「善意だけでは動けない」という緊張感が続きます。
5.九平は平蔵を狙う一味の動きを追う
ある日、九平の店に、加賀で平蔵暗殺の話をしていた男につながる人物が現れます。九平は男を尾行し、盗人宿と思われる場所や、その後の動きを探っていきます。
フジテレビ公式では、九平が江戸で友吉の姿を見かけ、甚五郎一味の隠れ家を探って見張る流れが明記されています。自分の身を守るだけなら、九平は見なかったことにすることもできました。
しかし九平は、平蔵を狙う計画の核心へ自ら近づいていきます。盗賊でありながら、人をむやみに傷つける兇賊とは一線を画す九平の生き方が、行動によって示される場面です。
6.平蔵は料亭「大村」へ向かい危機に近づく
一方の平蔵には、旗本から相談を受ける形で料亭「大村」へ向かう流れが用意されます。番組表の放送情報では、平蔵が受け取った書状をきっかけに大村へ向かい、その場で凶悪な盗賊と対峙する展開が紹介されています。
BSフジ公式も、太刀を預けてしまった平蔵が絶体絶命の状況に追い込まれるところまで予告しています。九平がつかんだ情報が間に合うのか、平蔵は罠をどう切り抜けるのかが終盤の焦点です。
第9話は、火付盗賊改方の捜査だけで進む回ではありません。九平という「盗賊側の人物」が危険を察知し、その人間性によって平蔵の運命に関わっていく構図が特徴になっています。
「兇賊」の主要キャストと役名
| キャスト | 役名 | 役どころ |
|---|---|---|
| 中村吉右衛門 | 長谷川平蔵 | 火付盗賊改方長官。人呼んで「鬼の平蔵」 |
| 多岐川裕美 | 長谷川久栄 | 平蔵の妻 |
| 篠田三郎 | 酒井祐助 | 火付盗賊改方の同心 |
| 真田健一郎 | 沢田小平次 | 火付盗賊改方の一員 |
| 梶芽衣子 | おまさ | 平蔵に協力する密偵 |
| 米倉斉加年 | 鷺原の九平 | 一人働きの老盗賊。居酒屋を営む |
| 風間舞子 | おしづ | 九平とつながりのある女性 |
| 青木義朗 | 網切の甚五郎 | 平蔵を狙う大盗賊 |
| 江幡高志 | 文挾の友吉 | 甚五郎の片腕 |
BSフジの11月3日放送ページでは、中村吉右衛門、米倉斉加年、風間舞子、梶芽衣子らの出演が確認できます。フジテレビの過去作品ページでは、さらに青木義朗、江幡高志も第9話のキャストとして掲載されています。
同じ第1シリーズの人物関係を続けて確認したい場合は、第7話「明神の次郎吉」のあらすじ・キャストも参考になります。また、粂八が平蔵側へ近づく転機を描いた第4話「血頭の丹兵衛」では、盗賊と火付盗賊改方の境界が別の角度から描かれています。
第9話「兇賊」の見どころは九平と平蔵の距離
九平はなぜ平蔵を助けようとする?
九平が平蔵を助けようとする大きな理由は、平蔵と実際に接し、その人柄に心を動かされるからです。フジテレビ公式のあらすじでは、居酒屋「加賀や」を訪れた平蔵に接した九平が、平蔵の温かな人柄に惚れ込む流れが示されています。
九平にとって平蔵は、自分を捕まえる可能性のある恐ろしい相手であると同時に、見殺しにはできない人物へ変わっていきます。この感情の変化があるため、暗殺計画を知った九平の行動には説得力が生まれます。
「盗賊」と「兇賊」の違いが人物を通して見える
題名の「兇賊」は、ただ盗みを働く者というだけではなく、平蔵の命そのものを狙う凶悪な一味を強く意識させます。一方の九平も盗賊ですが、同じ側にいるからといって甚五郎たちに同調するわけではありません。
この対比によって、鬼平犯科帳で繰り返し描かれる「人を肩書だけで決めつけない」面白さが際立ちます。平蔵と九平が敵味方という単純な線だけでは分けられないところが、第9話の魅力です。
2015年スペシャル版「兇賊」とはキャストが異なる
「兇賊」は後年、スペシャル版としても映像化されています。キニナルには鬼平犯科帳スペシャル「兇賊」のあらすじ・キャストもありますが、11月3日に放送されるのは1989年の第1シリーズ第9話です。
スペシャル版では九平役などの配役が異なるため、今回の放送を見る際は、米倉斉加年が演じる九平と中村吉右衛門の平蔵の組み合わせに注目すると分かりやすいでしょう。同じ原作題材でも、放送版による人物の見え方の違いを楽しめます。
第9話をより楽しむために押さえたい人物関係
第9話の人物関係は、平蔵―九平―甚五郎一味の三者を押さえると整理しやすくなります。
平蔵は火付盗賊改方長官として盗賊を取り締まる側、九平は長年一人で盗みをしてきた側、甚五郎たちは平蔵の命を狙う側です。本来なら九平は平蔵と対立する立場ですが、甚五郎たちの企てを知り、さらに平蔵本人と出会ったことで立場が揺れます。
おしづは九平に近い人物として彼の人間的な面を見せ、おまさは平蔵側から盗賊の世界にも通じる人物として九平の動きに接点を持ちます。この二人がいることで、九平と火付盗賊改方の世界がつながっていきます。
参考にした情報
よくある質問
鬼平犯科帳 第1シリーズ第9話「兇賊」はいつ放送されますか?
2026年11月3日(火)18:00~19:00に、BSフジ・BSフジ4Kで放送されます。
第9話「兇賊」の鷺原の九平役は誰ですか?
第1シリーズ第9話では、米倉斉加年が鷺原の九平を演じます。後年のスペシャル版とは配役が異なります。
「兇賊」で平蔵を狙う人物は誰ですか?
フジテレビの過去作品ページでは、平蔵暗殺を企てる大盗賊として網切の甚五郎(青木義朗)、その片腕として文挾の友吉(江幡高志)が登場します。
まとめ
11月3日放送の「鬼平犯科帳 第1シリーズ」第9話「兇賊」は、老盗賊・鷺原の九平が旅先で長谷川平蔵暗殺の企てを知り、江戸で平蔵本人と出会ったことから危険な事件へ踏み込んでいく物語です。
九平は盗賊でありながら、平蔵の人柄に触れて見過ごすことができなくなります。中村吉右衛門の長谷川平蔵と、米倉斉加年の鷺原の九平がどのような距離で向き合うのか、そして九平がつかんだ情報が平蔵の危機にどうつながるのかが見どころです。

