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相棒season23「最後の一日」犯人・黒幕ネタバレ|武部と柘原の復讐、伊地知とUSBの真相|11/3 14:45

11月3日(火)14時45分からKAB熊本朝日放送で再放送される「相棒 season23 スペシャル」は、2025年1月1日に放送された元日スペシャル第9話「最後の一日」です。

物語の発端は、人気ニュースキャスター・桧山弘一の4歳の娘が誘拐され、犯人から「予定どおり生放送を続けろ」と要求される事件です。しかし真相は単純な身代金目的の誘拐ではありません。

誘拐を実行した中心人物は桧山の付き人・武部友和。さらに、澤田正志になりすましていた柘原彰が共犯として動きます。2人が追っていたのは、5年前の土砂災害で亡くなった山本ひかりに何があったのかという真相で、その先には与党の大物議員・伊地知義弘と、事実を公表せず取引材料にした桧山の秘密がありました。

ここでは「誰が娘を誘拐したのか」「ジョーカーは本当に黒幕なのか」「USBには何が入っていたのか」「伊地知は何をしたのか」を、結末までネタバレありで整理します。

相棒season23「最後の一日」の放送情報

項目内容
再放送日時2026年11月3日(火)14:45〜
放送局KAB熊本朝日放送
初回放送2025年1月1日(水・祝)21:00〜23:15
話数season23 第9話・元日スペシャル
サブタイトル最後の一日
主なゲスト髙嶋政伸、藤本隆宏、高橋光臣、櫻井淳子、石丸謙二郎ほか
脚本神森万里江
監督内片輝

杉下右京を演じる水谷豊については、水谷豊のプロフィール記事でも家族や経歴、「相棒」での歩みを紹介しています。

また、右京と亀山薫のコンビそのものを振り返りたい場合は、水谷豊と寺脇康文の相棒コンビが人気の理由も関連する内容です。

「最後の一日」のあらすじを時系列で整理

物語は大晦日。それぞれ別の場所にいる特命係や捜査一課の人物たちが、一見無関係な出来事に巻き込まれていきます。

右京は陣川公平とデパートを訪れ、そこで4歳の女の子を捜している母親・桧山真紀子と出会います。行方不明になった女の子は、国民的人気ニュースキャスター桧山弘一(髙嶋政伸)の娘・結愛でした。

桧山に「娘は預かった」という脅迫

その頃、桧山は6時間の年越し生放送番組を控えてテレビ局にいました。そこへ「ジョーカー」を名乗る人物から、娘を誘拐したというメッセージが届きます。

犯人の要求は奇妙でした。金を用意しろではなく、予定どおり生放送を続けろというのです。

さらに番組が始まると、犯人は桧山に不倫や経歴詐称など、自分の秘密を生放送で告白するよう次々に要求します。娘の命を握られている桧山は、全国放送のカメラの前で社会的信用を失っていきます。

右京は「ジョーカー犯行説」に違和感を持つ

桧山は過去に番組内で反社会的組織「ジョーカー」を批判していました。そのため当初は、報復目的の誘拐と考えられます。

しかし、確保されたジョーカー関係者は誘拐への関与を否定し、「テレビ局に仲間がいる」という別の情報を出します。

右京は、犯人が桧山に要求している内容が私生活の暴露から、やがて5年前の土砂災害についての告白へ移っていくことに注目します。ここで事件の中心は、ジョーカーではなく桧山の過去へ大きく変わっていきます。

娘を誘拐した犯人は武部友和

桧山の娘・結愛を実際に監禁していた中心人物は、桧山の付き人としてそばにいた武部友和(高橋光臣)です。

右京と亀山は、5年前の土砂災害に遭った施設の写真から、武部が当時その場所にいた人物だと気づきます。テレビ局内の仮眠室へ向かう武部を呼び止め、そこから結愛を無事に発見します。

武部の目的は山本ひかりの無念を晴らすこと

武部が事件を起こした理由は、5年前に亡くなった施設職員・山本ひかりにありました。

土砂災害当時、ひかりは避難に尽力した職員として報道され、桧山はその美談を世に広めたことで評価を高めます。しかし武部が求めていたのは、美談として称賛することではありませんでした。

ひかりは生前、ある重大な被害を告発しようとしており、その証拠をUSBに残していました。武部は、桧山がその証拠を手に入れたのなら、ジャーナリストとして真実を公表してくれると信じていました。

ところが桧山は、公表せずにUSBを別の目的に使ってしまいます。

USBの中身は何?伊地知義弘の暴行を示す音声

事件の核心にあるUSBには、伊地知義弘が山本ひかりに暴行したことを示す音声データが入っていました。

ひかりはその証拠を弁護士へ送る準備をしていたとされます。しかし土砂災害の日、証拠を取りに戻ったと考えられるひかりは命を落としました。

公式ストーリーでは、ひかりの件やUSBの中身までは事前に明かされていませんが、放送後の詳細な記録では、右京たちが「忘れ物を取りに戻った」という証言から、ひかりが裁判に必要な証拠を回収しようとした可能性へたどり着く流れが確認できます。

桧山は真実を知りながら公表しなかった

桧山と弟はUSBを手に入れ、そこに記録された内容を把握していました。

しかし桧山は、ひかりが受けた被害をそのまま公表せず、彼女を「土砂災害で人命救助に尽くした英雄」として報道します。美談そのものが虚偽というわけではありませんが、ひかりが本当に世に訴えたかった事実を隠したことが問題でした。

さらに桧山はUSBを伊地知との取引材料にしていました。武部にとっては、信じたジャーナリストが被害者の証拠を権力との交渉に使ったことになります。

娘を誘拐して生放送で桧山を追い詰めるという方法は犯罪ですが、武部が桧山に「真実をカメラの前で話せ」と迫った背景には、この裏切られた思いがありました。

柘原彰の正体は?偽の澤田正志として動いた共犯

もう一人の重要人物が柘原彰(藤本隆宏)です。

亀山、伊丹、益子は警察学校時代の同期・澤田菜穂の家を訪れますが、そこにいた「夫・澤田正志」は偽物でした。ゴルフクラブが左利き用なのに男が右手ばかり使っていることなどから、亀山たちは違和感に気づきます。

正体は柘原彰。元自衛隊員で、5年前の土砂災害では救助活動にも参加していました。

柘原は山本ひかりの兄だった

柘原が事件に深く関わる最大の理由は、山本ひかりとの関係です。

柘原はひかりの兄でした。幼い頃に両親が別れたことで姓が異なっていたため、捜査側もすぐには兄妹関係に気づきません。

柘原は妹の無念を晴らすため、武部と協力して計画を進めます。一方で伊地知の秘書として近づき、伊地知の側にも入り込んでいました。

この二重構造によって、視聴者から見ると「武部を裏切って伊地知側についた人物」にも見えますが、実際にはより深い復讐計画を抱えていました。

本当の黒幕は伊地知義弘?「最後の一日」の真相

この事件では、誘拐を指示した人物を単純に「黒幕」と呼ぶと整理しにくくなります。

誘拐と脅迫を実行したのは武部と柘原ですが、すべての悲劇の原因となった過去の加害者は伊地知義弘です。

伊地知は山本ひかりに暴行し、その証拠がUSBに残っていました。ひかりはそれを告発しようとし、災害の中で命を落とします。

一方、桧山はその証拠を手にしながら、真実を報道せず、伊地知との取引に使いました。つまり「最後の一日」は、誘拐犯を捕まえるだけの事件ではなく、権力者の加害、ジャーナリストの沈黙、遺族と恋人の復讐が一本につながる構成です。

結末|柘原は伊地知を射殺しようとする

結愛が救出された後も事件は終わりません。

桧山はUSBを桧山家の墓に隠していると話しますが、右京たちが向かった時にはすでに持ち去られていました。武部が持っていた通信機を通じて会話を聞いていた柘原が、先回りして回収したのです。

その後、柘原は伊地知にUSBを渡したように見せます。しかし実際にはデータを別に残し、伊地知の暴行を示す音声が公開されます。

さらに柘原は、大晦日の第九コンサート会場で伊地知を銃撃しようとします。コンサート終盤の演出音に銃声を紛れ込ませる計画でしたが、右京と亀山が阻止し、柘原は逮捕されます。

柘原は、5年前の災害現場でひかりが苦しめられている場面を目撃しており、その後に武部から事情を聞いて復讐を決意していました。

桧山弘一は最後に何をした?

桧山は最終的に、生放送で山本ひかりの件を告白します。

娘の命を人質に取られた被害者である一方、真実を公表できる立場にいながら隠した人物でもある。この二面性が「最後の一日」で最も重いポイントです。

桧山は完全な悪人として描かれているわけではありません。報道者として社会的影響力を持ち、ひかりの活躍を世に伝えた功績もあります。しかし、証拠を手にした後の判断は、被害者が望んでいた「加害の告発」とは逆方向でした。

だからこそ犯人側は、桧山から金を奪うのではなく、本人の口で真実を全国に語らせることに執着したのです。

右京と亀山が止めたのは復讐の連鎖

柘原は妹のために行動していましたが、右京と亀山は伊地知殺害を許しません。

終盤では、柘原が別れた中嶋紗央理との間に子どもが生まれていたことも分かります。柘原は復讐を実行する前に関係を断ち、妊娠も知らずにいました。

右京と亀山は、逮捕された柘原を病室へ連れて行き、生まれた子どもを抱かせます。そして罪を償った後も生きるよう促します。

「無念を晴らすこと」と「新たな殺人をすること」は同じではない。右京が止めたのは伊地知への一発だけでなく、山本ひかりの死から続いていた復讐の連鎖だったと見ることができます。

season23の既存記事と比べると何が違う?

season23には、一話完結のミステリーでも印象的な回があります。第3話「楽園」のネタバレでは、バジリスクと50億円をめぐる事件が中心でした。

また、第5話「幽霊ホテル」の真相は、人魂や幻の蝶といった怪異に見える現象を解き明かすタイプの事件です。

それに対して「最後の一日」は、誘拐事件、テレビ局内の内通者、政治家の過去、報道倫理、復讐計画が同時進行します。元日スペシャルらしく登場人物も多く、序盤の出来事が終盤で一つにつながる大型エピソードです。

ウェブの声で注目されたところ

放送時には、右京、亀山、陣川、捜査一課、美彌子、峯秋らが別々の場所で動きながら、最終的に同じ事件へ収束していく構成が「元日スペシャルらしい」と受け止められていました。

また、単純な勧善懲悪ではなく、誘拐犯側にも山本ひかりへの思いがあり、被害者である桧山にも隠していた責任がある点が印象に残ったという声が見られます。

一方で、伊地知への復讐を止めたあと、柘原に生まれた子どもを抱かせる場面は、事件解決だけで終わらず「これからどう生きるか」まで示す『相棒』らしい余韻として語られました。

参考にした情報

よくある質問

相棒season23「最後の一日」で桧山の娘を誘拐した犯人は誰ですか?

中心人物は桧山の付き人・武部友和です。テレビ局の仮眠室に結愛を監禁し、桧山に生放送で秘密を告白させていました。

柘原彰は何者ですか?

澤田正志になりすましていた元自衛隊員で、山本ひかりの兄です。武部と協力しながら伊地知側にも入り込み、最終的には伊地知を射殺しようとします。

USBには何が入っていましたか?

山本ひかりが残した、伊地知義弘による暴行を示す音声データです。桧山はその存在を知りながら公表せず、伊地知との取引材料にしていました。

「ジョーカー」が誘拐事件の黒幕ですか?

ジョーカーは桧山と対立していたため疑われますが、娘の誘拐そのものの中心は武部と柘原です。事件の根には5年前の土砂災害と山本ひかりの被害がありました。

まとめ

「相棒 season23」元日スペシャル「最後の一日」で、桧山弘一の娘を誘拐した中心人物は武部友和、計画を共に進めたのが柘原彰です。

2人の目的は、5年前の土砂災害で亡くなった山本ひかりの無念を晴らすことでした。ひかりは伊地知義弘から受けた被害を告発する証拠をUSBに残しており、桧山はその事実を知りながら公表せず、伊地知との取引に使っていました。

武部は桧山に生放送で真実を語らせようとし、柘原は最後に伊地知を射殺しようとします。しかし右京と亀山が銃撃を阻止し、復讐による新たな殺人を止めます。

誘拐事件の犯人を追うだけでなく、「真実を知った報道者はどう行動すべきだったのか」「被害者の無念を晴らすためなら復讐は許されるのか」という二つの重い問いが重なっていることが、「最後の一日」の最大の見どころです。

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