ホットスポット・ミュージック「アンデス山脈」赤い湖はどこ?ラグーナ・コロラダとウユニの絶景ルート|11/1 5:00
11月1日(日)5時からNHK BSP4Kで放送される「ホットスポット・ミュージック『アンデス山脈 アルティプラーノ』」は、南米アンデスの高地に広がる不思議な景観を、音楽とともに見せる映像詩です。
番組説明で特に目を引くのが、数万羽のフラミンゴが集まる真っ赤な湖と、雨が降ると空を映す鏡のようになるウユニ塩原です。
赤い湖として知られる代表的な場所が、ボリビア南西部のラグーナ・コロラダ(Laguna Colorada)。今回は既存の行き方案内とは角度を変え、なぜ湖が赤く見えるのか、ウユニとどう組み合わせて訪れるのかを中心に紹介します。
11月1日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月1日(日)5:00〜 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組 | ホットスポット・ミュージック「アンデス山脈 アルティプラーノ」 |
| 主な舞台 | 南米アンデス山脈・アルティプラーノ |
| 番組で示される景観 | 真っ赤な湖、フラミンゴ、ウユニ塩原 |
Gガイドの公式番組情報データでは、この回は「ホットスポット最後の楽園」で撮影された映像を音楽とともに再構成した内容とされ、標高約4000mの赤い湖、数万羽のフラミンゴ、広大なウユニ塩原が紹介されています。
番組の「真っ赤な湖」はどこ?
番組説明にある特徴と一致する代表的な場所は、ボリビア南西部にあるラグーナ・コロラダです。
NASA Earth Observatoryによると、ラグーナ・コロラダはボリビア・アンデスの標高約4300mにある浅い塩湖です。湖は約10kmの長さがあり、赤褐色に見える水面と白い塩類の模様が独特の景観をつくります。
ボリビア政府観光サイトでも、ウユニ塩原とともに南西部の「色の湖」やエドゥアルド・アバロア自然保護区が主要な自然観光地として紹介されています。
なぜラグーナ・コロラダは赤く見える?
赤い色は人工的なものではありません。NASAは、塩分を含む湖水で生育する藻類が赤褐色の色合いを生み出すと説明しています。
水温や塩分濃度などの条件によって藻類の状態が変わるため、いつでも同じ色に見えるわけではありません。光の角度や風、水面の状態によっても印象が変わります。
番組の映像で「どうしてこんな色になるのだろう」と感じたら、単なる絶景ではなく、高地の塩湖に適応した生態系そのものが色を作っていると考えると見方が変わります。
フラミンゴが集まる理由
ラグーナ・コロラダは、フラミンゴの重要な生息地として知られています。NASAはこの湖を多数のフラミンゴが暮らす重要な湿地として紹介しています。
高地で寒く、塩分も強い環境ですが、湖に生育する藻類などがフラミンゴを支える食物資源になります。番組説明には氷点下30度まで冷え込む過酷な環境でも数万羽が集い、命を育むとあり、アルティプラーノの厳しさと生命の豊かさが同時に描かれる回です。
現地で観察するときは、野生動物に近づきすぎず、保護区のルールやガイドの指示に従うことが大切です。
もう一つの舞台・ウユニ塩原
番組で並んで紹介されるもう一つの大きな舞台が、ウユニ塩原(Salar de Uyuni)です。
ウユニ塩原はアンデス高地に広がる巨大な塩原で、標高は約3650m。乾季には白い塩の大地がどこまでも続き、雨季には薄く水が張ることで空を映す「天空の鏡」の景観が生まれます。
ウユニ塩原の案内サイトでは、雨による鏡面景観を楽しみやすい時期として雨季が紹介されています。一方で、雨の量や道路状況によって移動できる範囲が変わるため、鏡張りだけを目的に日程を固定しすぎないほうが安心です。
ウユニ塩原とラグーナ・コロラダは同じ場所?
同じ場所ではありません。どちらもボリビア南西部のアルティプラーノにありますが、ウユニ塩原は巨大な塩原、ラグーナ・コロラダはさらに南の高地にある赤い塩湖です。
この2か所は、ウユニの町を起点にした南西部の4WD周遊ツアーで組み合わせられることが多いエリアです。ボリビア政府観光サイトでも、ウユニ周辺の見どころとして塩原だけでなく、エドゥアルド・アバロア自然保護区や色の湖、シロリ砂漠などが挙げられています。
既存記事ではウユニ塩原・ラグーナコロラダへの行き方を詳しくまとめています。交通手段を先に確認したい方はこちらが便利です。
日本から訪れるときの大まかなルート
ボリビア政府観光サイトでは、ラパスからウユニへは航空便で約1時間、陸路のバスでは約7時間の目安が案内されています。オルロからウユニへ鉄道で入るルートも紹介されています。
ウユニ到着後は、塩原だけの日帰り観光と、南部の高地湖沼まで回る複数日周遊では準備が大きく変わります。ラグーナ・コロラダを目指す場合は、高地の未舗装路を長時間移動するため、現地ツアーや四輪駆動車を利用する旅程が現実的です。
特にラグーナ・コロラダは約4300m、ウユニ塩原も約3650mと、日本の多くの観光地よりはるかに標高が高い場所です。短時間で移動すると高山病の症状が出る可能性があるため、無理な日程を避けることが重要です。
現地で見たいポイント
ラグーナ・コロラダは水面の色と白い模様
赤褐色の水面だけでなく、周囲に広がる白い鉱物・塩類の模様との対比が大きな見どころです。
風が強い日や光線が変わる時間帯では、赤色の濃さが違って見えることがあります。映像で見た印象と現地の色が少し違っても、それ自体が自然条件の変化です。
ウユニは乾季と雨季で景色が別物
乾季は真っ白な塩の大地と幾何学的な塩の模様、雨季は水面反射による鏡張りが代表的です。
番組説明は「わずかな雨が鏡のような景観を作る」としています。放送映像では、地面と空の境界が消えるような画面構成にも注目です。
標高が高いので体調管理は必須
ウユニ塩原は3600mを超え、ラグーナ・コロラダはさらに高い約4300mです。標高差が大きいため、到着直後から走ったり、重い荷物を持って長時間歩いたりする旅程は避けたいところです。
ウユニ周辺の宿泊施設案内でも、高地に慣れていない旅行者は水分を取り、食事を控えめにし、激しい活動を避けるよう案内されています。
また、アルティプラーノは日差しが強い一方、朝晩は冷え込みます。防寒具、紫外線対策、乾燥対策を同時に準備する必要があります。
参考にした情報
- Gガイド「ホットスポット・ミュージック アンデス山脈 アルティプラーノ」
- BOLIVIA TRAVEL「Salar de Uyuni y Laguna de Colores」
- NASA Earth Observatory「Laguna Colorada」
- SalarUyuni.cl「The Uyuni Salt Lake」
よくある質問
番組に出てくる赤い湖の名前は何ですか?
番組説明の特徴と一致する代表的な湖は、ボリビア南西部のラグーナ・コロラダです。標高約4300mにある赤褐色の塩湖で、多数のフラミンゴが生息します。
ウユニ塩原とラグーナ・コロラダは一日で回れますか?
両者は離れており、ラグーナ・コロラダまで含める場合は南西部を回る複数日の4WD周遊が一般的です。日程には高地順応と移動時間を見込む必要があります。
ウユニの鏡張りはいつ見られますか?
雨が降って塩原に薄く水が張る時期に鏡面景観が現れます。ただし毎日同じ状態になるわけではなく、降雨量や風によって見え方が変わります。
まとめ
「ホットスポット・ミュージック『アンデス山脈 アルティプラーノ』」で印象的な真っ赤な湖は、ラグーナ・コロラダを代表とするボリビア南西部の高地湖沼です。赤褐色の水面は塩湖に生きる藻類などの自然条件によって生まれ、多数のフラミンゴを支える生態系があります。
もう一つの主役であるウユニ塩原は標高約3650m。ラグーナ・コロラダは約4300mとさらに高く、同じアルティプラーノでも景観は大きく異なります。
実際に訪れるなら、ウユニを拠点に塩原と南部高地を分けて考え、4WDでの周遊と高地への体調管理を前提に旅程を組むのがポイントです。番組では、赤い湖の生命の密度と、鏡のようなウユニの静けさという対照的な景色を見比べると、アルティプラーノの多様さがより伝わります。

