3か月でマスターする心理学 第4回「性格は変えられるのか?」10月28日放送|ビッグファイブを解説|10/28 21:30
2026年10月28日(水)21時30分から、NHK Eテレで「3か月でマスターする心理学」第4回「性格は変えられるのか?」が放送されます。今回のテーマは、性格を正しく知ることで、自分の可能性を広げられるのかという疑問です。
番組では、代表的な性格の枠組みである「ビッグファイブ」、性格と遺伝の関係、性格を変えるための秘策を取り上げます。山田ルイ53世が聞き手を務め、講師の小塩真司が解説。
番組表では、山田の相方であるひぐち君も登場すると案内されています。
3か月でマスターする心理学 第4回の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月28日(水)21:30~22:00 |
| 放送局 | NHKEテレ1東京 |
| 番組名 | 3か月でマスターする心理学 (4)性格は変えられるのか? |
| 聞き手 | 山田ルイ53世 |
| 講師 | 小塩真司 |
| そのほかの出演 | ひぐち君 |
| 主なテーマ | ビッグファイブ、性格と遺伝、性格を変える可能性 |
NHK出版の2026年10月号は、心理学シリーズの第1回から第4回までを掲載し、第4回のテーマを「性格は変えられるのか?」としています。番組は2026年10月から12月にかけて続く全12回のシリーズで、身近な疑問を心理学の視点から考える内容です。
「性格は変えられるのか?」で何を学ぶ?
人は自分や他人の性格を「明るい」「暗い」「几帳面」「おおらか」など、少ない言葉で説明することがあります。しかし、性格は一つの特徴だけで決まるものではありません。
人と話すことを好むか、物事を計画的に進めるか、新しい考え方を受け入れやすいかなど、複数の傾向が組み合わさって、その人らしさが表れます。
今回の番組は、こうした性格の特徴を知ることを入り口に、自分の性格を変えられるのかを考える回です。性格を単純に「良い」「悪い」と分けるのではなく、どのような特徴があり、それが生活や人間関係でどう表れるのかを見つめることが重要になります。
番組紹介では、性格と遺伝の関係も扱うとされています。性格について考えるときには、生まれ持った傾向と、育った環境や日々の経験を切り離して考えにくい場面があります。
番組では、こうした要素を踏まえながら、性格を理解するための見方や、理想の自分に近づくための考え方を探ります。
具体的にどの方法が「秘策」として紹介されるか、番組表の案内には詳しい手順までは記載されていません。放送の中心は、性格を固定されたラベルとして扱うのではなく、特徴を知ることから自分の可能性を考えていく点にあります。
ビッグファイブとは?5つの性格特性を整理
ビッグファイブは、性格の個人差を大きく5つの特性で捉える代表的なモデルです。アメリカ心理学会の心理学辞典では、一般に外向性、神経症傾向、協調性、誠実性、経験への開放性という5つの次元が挙げられています。
研究者によって表現が多少異なることはありますが、性格を複数の尺度で見る考え方です。
外向性
外向性は、人との交流や外の活動にどれほど積極的に関わる傾向があるかを表す特性です。人と話すことで元気が出る人もいれば、一人で過ごす時間を好む人もいます。
外向性が高いか低いかだけで、その人の価値や人付き合いの上手さが決まるわけではありません。
神経症傾向
神経症傾向は、不安や心配、緊張などの否定的な感情を経験しやすい傾向に関わる尺度です。心配しやすいことは、状況の変化に敏感であることと結びつく場合もあります。
特性の名前だけで本人を決めつけず、どのような場面で感情が動きやすいかを理解する視点が大切です。
協調性
協調性は、他者への配慮や協力、対立を避けようとする傾向などに関わります。相手の立場を考えて行動することが得意な人もいれば、自分の意見を率直に伝えることを重視する人もいます。
協調性は、単純に「優しい人かどうか」を判定するためのものではありません。
誠実性
誠実性は、計画性、責任感、目標に向けて物事を進める傾向などに関係します。手順を決めて着実に取り組む人もいれば、状況に応じて柔軟に動く人もいます。
どちらが優れているかではなく、仕事や学習、生活のどの場面で特徴が生かされるかを見ることができます。
経験への開放性
経験への開放性は、新しい考えや経験、想像力、知的な関心などにどれほど開かれているかに関わる特性です。未知のことに興味を持ちやすい人もいれば、慣れた方法や確かな情報を重視する人もいます。
新しいことを好むかどうかだけで、能力や人間性を評価する尺度ではありません。
ビッグファイブは、5種類の人間に分類するためのものではなく、各特性の程度を連続的に捉えるモデルです。同じ人でも、外向性は高めで誠実性は中程度など、複数の特徴を併せ持ちます。
そのため、診断名のように一つの結果だけで自分を決めつけず、性格を整理して理解する手がかりとして捉えることができます。
性格は遺伝で決まる?環境との関係にも注目
今回の番組では、性格と遺伝の関係もテーマになります。遺伝が話題になると、「性格は生まれたときに決まっているのでは」と感じるかもしれません。
しかし、番組の案内は遺伝との関係を解説するとしているものの、特定の性格がどの程度遺伝で決まるかといった数値までは示していません。
性格を考えるうえでは、遺伝だけで説明しきろうとせず、経験や環境とあわせて見ることが大切です。家庭や学校、職場でどのような経験をするか、どんな役割を担うか、周囲とどのような関係を築くかによって、行動の表れ方が変わることがあります。
似た傾向を持つ人でも、置かれた状況が異なれば、表に出る特徴も同じとは限りません。
早稲田大学の研究者データベースによると、講師の小塩真司はパーソナリティ心理学や発達心理学を専門としています。パーソナリティ心理学は、性格の特徴や個人差を研究する領域です。
性格を一時的な気分だけで説明するのではなく、比較的安定した傾向や、その発達・変化を研究対象として考える点が、今回のテーマとつながります。
性格を変えることはできる?自分を理解する意味
「性格を変えたい」と思うとき、内向的な自分を社交的にしたい、心配しすぎる傾向を軽くしたい、計画的に行動できるようになりたいなど、具体的な悩みが背景にある場合があります。性格の全体を別人のように変えようと考えるより、困っている場面でどのような行動を変えたいのかを整理するほうが、現実的に考えやすくなります。
例えば、人前で話すことが苦手な場合でも、「誰とでもすぐに打ち解ける人になる」と大きく目標を置く必要はありません。まずは少人数で話す機会を増やす、伝えたい内容を事前にまとめるなど、行動として取り組める目標に分けて考えることができます。
ただし、これは日常生活での考え方の例であり、番組で紹介される具体的な方法がこれらだと確認できているわけではありません。
また、性格を理解することは、自分の弱点を見つけて直すことだけを意味しません。慎重さは判断に時間がかかる原因になることもあれば、リスクを見落としにくい強みとして働くこともあります。
新しいことに慎重な傾向も、状況によっては丁寧さや継続力につながります。特徴を一方向から評価しないことが、自分を理解するうえでの出発点になります。
番組タイトルの問いに対して、放送前に「誰でも自由自在に性格を変えられる」と結論づけることはできません。今回の放送では、性格を形作る特性、遺伝との関係、そして変化の可能性を順番に考え、自分の特徴を理解するための視点を得られることが期待されます。
講師・小塩真司と聞き手・山田ルイ53世
講師の小塩真司は、早稲田大学文学学術院の教授で、専門はパーソナリティ心理学と発達心理学です。研究者データベースには、名古屋大学大学院教育学研究科で博士課程後期課程を修了し、2014年から早稲田大学の教授を務めている経歴が掲載されています。
性格や個人差を専門とする研究者が解説することから、日常の印象だけでなく、心理学の研究に基づく性格の見方を学べる回となりそうです。
聞き手を務めるのは、お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世です。番組表では、相方のひぐち君も登場すると案内されています。
専門的な内容を講義形式で伝えるだけでなく、身近な人物や具体的な場面を通して考える構成になる点も注目されます。
NHK出版のテキスト紹介では、心理学シリーズ全体を、身近な現象に隠れた心の働きや行動の理由を知る講座として案内しています。これまでの回では怒り、詐欺、推し活などがテーマになっており、今回の性格の回も、日常の行動を心理学から見直す流れの一つです。
シリーズ前の回を振り返りたい方は、第1回「なぜ怒るのか?」の内容記事や、第2回「なぜ詐欺に引っかかるのか?」の記事も参考になります。怒りや詐欺に対する心理と、性格の特徴を扱う今回のテーマを比べると、心理学が日常生活の幅広い疑問にどう向き合うかが見えてきます。
見逃し配信・再放送はある?
今回の放送は、2026年10月28日(水)21時30分から22時までの30分番組です。NHK出版のテキスト紹介では、シリーズの再放送枠として翌週水曜の午後0時15分から0時45分が案内されています。
ただし、個々の回の放送予定は編成で変わる場合があるため、再放送を利用する場合は最新の番組表で確認してください。
見逃し配信については、今回の第4回が配信対象になるか、配信期間が何日間かという個別情報を確認できていません。配信で視聴したい場合は、NHK ONEなどの公式サービスに番組名が表示されるかを確認する方法が確実です。
テレビで視聴する場合は、NHK Eテレの放送日時と地域設定を確認しておくと安心です。
参考にした情報
- 番組表.Gガイド「3か月でマスターする心理学」
- NHK出版「NHK3か月でマスターする 心理学 2026年10月号」
- NHK学園「3か月でマスターする心理学」シリーズ紹介
- 早稲田大学研究者データベース 小塩真司
- 日本心理学会「性格の心理学」
- American Psychological Association Dictionary of Psychology “Big Five personality model”
よくある質問
3か月でマスターする心理学「性格は変えられるのか?」は何時から?
2026年10月28日(水)21時30分から22時まで、NHK Eテレ1東京で放送予定です。
ビッグファイブとは何ですか?
外向性、神経症傾向、協調性、誠実性、経験への開放性という5つの性格特性から、性格の個人差を捉える代表的なモデルです。
今回の講師は誰ですか?
講師は早稲田大学教授の小塩真司で、聞き手は山田ルイ53世です。番組表では、ひぐち君も登場すると案内されています。
まとめ
10月28日放送の「3か月でマスターする心理学」第4回は、性格を変えられるのかという疑問を、ビッグファイブや遺伝との関係から考える回です。聞き手の山田ルイ53世と講師の小塩真司が、性格を理解するための視点を紹介し、ひぐち君も登場する予定です。
性格は「明るい」「暗い」といった一言だけでは説明できず、複数の特徴が組み合わさって表れます。自分を単純なラベルに当てはめず、特徴を知ることから新たな可能性を考えるきっかけになりそうです。

