相棒23第4話「2つの顔」犯人は相場ユウ|光るキノコと2つの遺体の真相をネタバレ解説【10月20日再放送】|10/20 14:48
10月20日(火)14時48分からHTB1で放送される「相棒セレクション」は、『相棒 season23』第4話「2つの顔」です。テレビ朝日公式の第4話ページでも、廃ビルで見つかった2つの遺体と、現場に生えた不思議なキノコが事件の中心になることが示されています。
この回で最大のポイントは、同じ場所で見つかった2人が、同じ原因で死んだわけではないことです。加納達夫は何者かに絞殺され、ビル管理人の沖田富雄は一見すると事件とは無関係に見える死を遂げます。しかし右京は、発光する希少なキノコと2人の死を結びつけ、加納を殺した人物の「もう一つの顔」まで暴きます。以下、結末を含めて時系列で整理します。
相棒23第4話「2つの顔」10月20日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月20日(火)14:48〜 |
| 放送局 | HTB1(北海道) |
| エピソード | 相棒 season23 第4話「2つの顔」 |
| 主な出演 | 水谷豊、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子ほか |
| ゲスト | 山口馬木也 |
| 脚本 | 森下直 |
| 監督 | 守下敏行 |
第4話のオリジナル放送は2024年11月6日です。今回のHTBでの放送は、翌10月21日(水)21時から始まる新シーズンを前にしたセレクション枠になっています。
杉下右京を演じる水谷豊さんについては、水谷豊さんのプロフィールでも経歴や「相棒」での歩みを紹介しています。
「2つの顔」のあらすじを時系列で整理
1. 廃ビルで2つの遺体が見つかる
物語は、廃ビルで男性2人の遺体が発見されるところから動きます。1人はビル管理人の沖田富雄、もう1人は環境保護団体「アース・ジャッジ」を率いる加納達夫です。
現場には、暗がりで光を放つ珍しいキノコが生えていました。テレビ朝日公式も、このキノコが事件の鍵になること、加納が環境保護団体の代表だったことを第4話の見どころとして示しています。
捜査を進めると、2人の死には大きな違いがあることが分かります。沖田は大きな外傷がなく、急性心不全のような状態。一方の加納には首を絞められた痕跡があり、明確な殺人事件として扱われます。
2. 加納達夫には「環境活動家」とは別の顔があった
加納は表向き、環境保護を訴える活動家でした。しかし周辺を調べるほど、単純な善意の活動家ではなかったことが見えてきます。
団体のスタッフである相場ユウの説明などから、加納が企業や組織の弱みを握り、環境問題を材料に強い圧力をかけていた一面が浮かびます。タイトルの「2つの顔」は、まず加納の表と裏を指しているように見える作りです。
さらに加納は事件前、一定期間海外に滞在し、帰国したばかりでした。なぜ海外へ行っていたのか、何を持ち帰ったのかが、発光するキノコの謎と重なっていきます。
3. 光るキノコ「トニトルス」に巨額の価値が浮上
キノコを調べる過程で、研究者の信岡と漆原が捜査線上に浮かびます。問題のキノコは非常に珍しく、研究成果次第では大きな価値を持つ存在でした。
特に重要なのが、キノコがプラスチックを分解する可能性です。環境問題の解決に直結するなら研究価値は極めて高く、研究費や利権をめぐる動機も成立します。このため、当初は研究者同士の競争や、希少サンプルをめぐる争いが殺人につながった可能性も疑われます。
漆原は廃ビルにも姿を見せ、キノコを手に入れようとしていたことから疑いを強めます。ただし、ここで研究者をそのまま犯人にしないのが第4話の仕掛けです。
4. 右京がキノコに触れて倒れる
事件の核心へ近づく場面が、右京自身の体調異変です。右京は残されたキノコを扱った後、突然意識を失います。
ところが通常の検査では、分かりやすい毒物が残っていません。この「毒が検出できないのに倒れた」という矛盾が、右京に2人の死を結びつける発想を与えます。
キノコは、ただ珍しく光るだけではありませんでした。ある条件で強い毒性を示す可能性があり、その毒が体内に長く残らないため、死因を通常の毒殺として捉えにくいという性質が事件の盲点になります。
犯人は誰?加納達夫を殺したのは相場ユウ
加納達夫を殺害した人物は、アース・ジャッジのスタッフとして行動していた相場ユウです。 相場は加納の近くで働く人物として登場しますが、それだけが本当の立場ではありません。
右京は、相場が加納の行動を追い、希少なキノコのサンプルを狙っていたと突き止めます。環境保護団体の一員という顔の裏に、キノコの別用途を見据えた立場が隠されていました。
加納はキノコを国外から持ち込んでおり、相場はそのサンプルを手に入れようとします。しかし加納が要求に応じなかったため、相場は加納を絞殺。争いの際に容器の一つが壊れ、キノコが廃ビル内に広がったことが、その後のもう一つの死につながります。
相棒23第2話のネタバレ解説でも、表面上の事件と背後の事情がずれていく構成が描かれています。第4話も、最初に見える「殺人の動機」だけを追うと真相から外れるタイプの一編です。
2つの遺体はなぜ同じ場所に?沖田富雄の死が最大の伏線
加納は絞殺、沖田はキノコ由来の毒で死亡
2つの遺体が同じ廃ビルにあったため、最初は同じ犯人による連続殺人にも見えます。しかし実際には、加納は相場に殺され、沖田は壊れた容器から広がったキノコの影響で死亡したと考えると、一連の状況がつながります。
沖田は加納殺害の直接の標的ではありません。翌日、管理のためにビルへ入ったことで危険な環境に接触し、結果的に命を落としました。相場が加納を殺した行為が、意図しない二人目の死を生んだ形です。
この違いこそ、右京が真相へ至る重要な手掛かりでした。加納の首には他殺の痕跡があるのに、沖田には同じ痕跡がない。にもかかわらず、同じ場所に倒れている。その不一致を「別事件」と切り離さず、現場環境そのものに目を向けたことで、キノコの危険性が浮上します。
「トニトルス」という名前にもヒント
作中で問題となるキノコは「トニトルス」と呼ばれます。記録では、その名称が雷を意味する言葉と結びつけられ、発光や特殊な反応を連想させる手掛かりとして扱われています。
さらに、プラスチックを分解する能力が環境技術として期待される一方、条件次第では人体に危険な物質を発生させる可能性が示されます。環境を救うかもしれない存在と、兵器にもなり得る危険性。ここにも「2つの顔」という題名が重なります。
「2つの顔」が指すものを考察
タイトルは一人の人物だけを示すものではなく、物語全体に重ねられています。
加納には、環境保護を掲げる公の顔と、相手の弱みを利用する裏の顔がありました。相場にも、団体スタッフとして加納を支える顔と、別の目的でキノコを狙う顔があります。そしてキノコそのものにも、環境問題の解決策になり得る有用性と、人を死なせる危険性という両面があります。
2つの遺体も同様です。見た目は同じ現場の被害者でも、一方は殺人、もう一方は二次的に起きた死でした。人物、物質、事件構造のそれぞれに「表と裏」が置かれているため、題名を知ったうえで見直すと伏線が分かりやすくなります。
相場ユウの動機とキノコの行方
相場は加納殺害を認めるものの、すべてを多く語るわけではありません。右京たちは、希少なキノコが環境技術だけでなく危険な用途にも転用され得る点から、相場の背後にある目的を見抜いていきます。
事件後、肝心のサンプルが安全に研究へ戻ったという単純な結末にはなりません。キノコは非常に扱いが難しく、残されたものも安定して保存できる状況ではありませんでした。
つまり、この回は「犯人を逮捕して終わり」ではなく、科学技術が持つ二面性を余韻として残します。善意の研究成果でも、使う側の目的が変われば危険なものになるという点が、第4話の後味を特徴づけています。
10月21日からの新シーズンは「PMクライシス」で開幕
HTBの10月20日再放送の翌日、テレビ朝日系では10月21日(水)21時から新シーズンの初回拡大スペシャルが放送されます。テレビ朝日公式では、第1話のタイトルは「PMクライシス」と発表されています。
新シーズンを前に第4話「2つの顔」を見ると、右京と亀山が、目の前の証拠の食い違いから事件の構造そのものを反転させる「相棒」らしい捜査を改めて確認できます。なお、season23の別事件を振り返るなら、第6話のネタバレ記事もあわせて読むと、同じシーズンの特命係の動きがつかみやすくなります。
参考にした情報
よくある質問
相棒23第4話「2つの顔」の犯人は誰ですか?
加納達夫を絞殺したのは相場ユウです。団体スタッフという立場の裏で別の目的を持ち、加納が持ち込んだ希少なキノコのサンプルを狙っていました。
2人の遺体は同じ人物に殺されたのですか?
同じ死因ではありません。加納は相場に絞殺され、管理人の沖田は、加納殺害時に壊れた容器から広がったキノコの影響で死亡したと整理できます。
光るキノコはなぜ重要だったのですか?
プラスチックを分解する可能性があり大きな研究価値を持つ一方、条件によって人体に危険な物質を生じさせる可能性が事件の核心になりました。有用性と危険性の両面が「2つの顔」という題名にも重なります。
新シーズンの初回はいつですか?
テレビ朝日公式では、2026年10月21日(水)21時から初回拡大スペシャル第1話「PMクライシス」が放送予定です。HTBの第4話再放送は、その前日のセレクション枠です。
まとめ
「相棒23」第4話「2つの顔」は、加納達夫の絞殺事件と、管理人・沖田富雄の死が別の原因で起きていたことを、光るキノコから解き明かす物語です。加納を殺したのは相場ユウで、サンプルを奪おうとした際の行動が、沖田の死まで引き起こしました。
題名の「2つの顔」は、加納や相場の二面性だけでなく、環境技術として期待されるキノコが危険な存在にもなり得ること、そして同じ現場の2遺体が別の死因だったことにも重なります。10月21日の新シーズン開幕前に見ると、右京と亀山が違和感を一つずつつなぎ、事件の見え方を反転させる「相棒」らしさを味わえる一編です。

