相棒23第2話「警察官A」ネタバレ|芦屋を殺した犯人と総理爆破、仁科・日高の真相を時系列解説【10月16日HTB】|10/16 14:48
10月16日(金)14時48分からHTB1で放送される「相棒セレクション」は、相棒 season23 第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」です。第1話から続く後編で、元国家公安委員長・芦屋満の殺害と、藤原龍一総理を狙った爆破事件が一つの大事件に見えていたところから、右京が「同じ犯人ではない」と違和感を突き詰めていきます。
結論を先に整理すると、芦屋議員を殺したのは高田創の先輩警察官・仁科征司です。一方、総理爆破事件では闇バイトと元暴力団員・工藤敬が実行系統に浮かび、その背後には自生党幹事長・利根川吉伸の政治的な思惑が強く示されます。サブタイトルの「真犯人は二人いる」は、二つの事件をひとまとめにしないことが最大のポイントです。
ここからは第1話を含む結末まで触れます。まだ真相を知りたくない方はご注意ください。
相棒23第2話「警察官A」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月16日(金)14:48〜15:45 |
| 放送局 | HTB1 |
| 話数 | season23 第2話 |
| サブタイトル | 警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!! |
| 主な出演 | 水谷豊、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三ほか |
| ゲスト | 加藤清史郎、でんでん、柴俊夫ほか |
| 脚本 | 徳永富彦 |
| 監督 | 橋本一 |
テレビ朝日の公式ストーリーでは、藤原総理を狙った遠隔操作爆弾、芦屋議員殺害事件との接点、現場に残った血痕、高田創の捜査参加、薫と高田が危機に陥る展開までが明かされています。
杉下右京を演じる水谷豊さんのプロフィールと、高田創を演じる加藤清史郎さんのプロフィールもあわせて見ると、右京が高田に向ける視線や、高田が警察官として成長した意味を追いやすくなります。
前回の第1話から何が続いている?前編の事件を整理
第2話は単独で始まる事件ではありません。第1話「警察官A~要人暗殺の罠!姿なき首謀者」から、元国家公安委員長で衆議院議員の芦屋満が刺殺された事件を引き継いでいます。
右京と薫は現場周辺で警察官になった高田創と再会します。高田は、かつて右京が事件を通じて立ち直るきっかけを与えた青年で、season23では地域課の警察官として勤務しています。
事件は芦屋の死だけで終わりません。政治家を狙う重大事件が続き、今度は藤原龍一総理が爆弾で襲撃されます。まるで歴史上の大事件をなぞるような連続性があり、「同じ首謀者が次々に要人を狙っている」と考えたくなる状況が作られます。
前編の流れは相棒23第1話「警察官A」のネタバレ記事で詳しく整理しています。第2話を見る前に、芦屋殺害と高田再登場の経緯を確認しておくと、後編の反転が分かりやすくなります。
第2話のあらすじを時系列で整理
1. 総理爆破事件の痕跡から闇バイトが浮かぶ
藤原総理を襲った爆弾は、現場の状況から専門家だけで完結した犯行とは考えにくい特徴がありました。右京は、残された痕跡や用意された物品の集め方から、実行の一部に闇バイトが使われた可能性を見抜きます。
捜査を進めると、爆弾の材料を購入した人物へつながり、さらにその先で元暴力団員の工藤敬が浮上します。工藤は逮捕されても黙秘を続け、誰のために動いたのかを簡単には語りません。
ここだけを見ると、芦屋殺害と総理爆破を工藤周辺の勢力がまとめて起こしたようにも見えます。しかし右京は、二つの事件で犯人のやり方があまりにも違うことに引っかかります。
2. 右京は「芦屋殺害と総理爆破は別事件」と考える
芦屋殺害では、犯人が別人の犯行に見せかけるための細工をしていました。一方、総理爆破では闇バイトを利用し、複数人を介して物品を集める方法が取られています。
同じ人物が短期間に二つの重大事件を起こしたのであれば、手口や痕跡の残し方にもう少し共通性があってもよいはずです。右京はそこに違和感を持ち、二つの事件には別々の犯人がいるという方向へ考えを切り替えます。
サブタイトルの「逆転殺人!真犯人は二人いる!!」は、この発想の転換をそのまま表しています。二つの事件が歴史上の要人暗殺を思わせる形で連続したからこそ、視聴者も捜査側も一つの筋書きに引っ張られていたわけです。
3. 高田創が右京の捜査に同行する
高田は右京の捜査手法を学びたいと申し出ます。右京と薫、高田は芦屋殺害事件の現場を改めて調べ、残されていた血痕に注目します。
その血は犯人が刃物で負傷したためではなく、誰かが吐血したものではないか。右京はこの可能性を考え、近隣の病院へ手掛かりを広げます。
そこで浮かぶのが日高行人です。日高は元警察官で、過去の無差別殺傷事件で市民を守ろうとして刺され、その後、健康を大きく損なっていました。事件の夜にも病院を抜け出した形跡があり、芦屋殺害との接点が疑われます。
4. 日高本人には芦屋を殺すことが難しかった
日高は事件と無関係ではありませんでしたが、身体の状態から見て、芦屋を襲って逃げ切る犯行を自力で行うのは難しい状況です。右京は、日高の周囲にいた人物へ目を向けます。
日高には警察官時代の仲間がいました。その一人が、高田の勤務する交番の先輩である仁科征司です。仁科は高田にとって身近な先輩であり、当初は事件の外側にいるように見える人物でした。
この「警察官A」というタイトルも、高田だけを指すとは限りません。正義を信じて警察官になった高田と、正義に裏切られたと思い込んで一線を越えた仁科が対照的に置かれています。
5. 薫と高田が地下室に閉じ込められる
聞き込みを続けた薫と高田は、犯人がどこかで着替えた可能性を考え、空きビルの地下室へ入ります。ところが二人は閉じ込められ、室内にはガスが充満していきます。
この危機の中で高田は、薫が右京を強く信頼していることを知ります。薫は右京なら異変に気づき、自分たちへたどり着くと信じます。そして実際に右京は二人を救出します。
事件解決のための危機場面であると同時に、「相棒」とは能力が同じ二人ではなく、互いの判断を信じられる関係なのだと高田が理解する場面でもあります。
芦屋満を殺した犯人は誰?仁科征司の動機
芦屋満を殺害した犯人は、高田創の先輩警察官・仁科征司です。薫が地下室で見つけたボタンなどの手掛かりから、右京たちは仁科へ到達します。
仁科の動機には、6年前の無差別殺傷事件で負傷した日高行人の存在がありました。当時、日高は市民を守るために犯人へ立ち向かい、重傷を負います。その後、負傷をきっかけに健康を崩し、警察官としての人生も変わってしまいました。
仁科は、自分がその場で十分に動けなかったことへの負い目を抱えながら、日高が犠牲になった背景に警備体制の問題があったと考えます。そして、その警備の薄さに政治家側の事情が影響していたとして、芦屋ら権力側へ怒りを募らせました。
仁科は「警察官として公のために尽くした日高が報われなかった」という思いをこじらせ、個人的な復讐へ進みます。守る側の警察官が、正義を理由に殺人へ踏み込んでしまったことが、この回の最も重い部分です。
日高行人の死と右京の激怒|なぜ仁科を許さなかった?
日高は病状が深刻で、事件の中で命を落とします。仁科にとって日高は大切な仲間であり、自分の罪を正当化する中心でもありました。
しかし右京は、仁科が「日高のため」と言いながら、結果として日高の思いまで傷つけたことを厳しく指摘します。仁科が自ら命を絶とうとして拳銃に手をかけたとき、右京は強い怒りを示して止めます。
右京が激しく反応するのは、拳銃が警察官に与えられた公の道具だからです。個人的な復讐に使い、最後には自死のために使おうとする仁科の行動は、彼自身が守ろうとしたはずの「警察官の正義」をさらに壊すものになっていました。
放送当時の反響でも、この場面の右京の怒りと、薫が即座に仁科の行動を止める連携が強く印象に残ったという声が目立ちました。
もう一人の真犯人は誰?藤原総理爆破事件の構図
もう一つの事件である藤原総理爆破では、工藤敬が実行系統の重要人物として逮捕されます。闇バイトで材料を集めさせ、直接の手を汚す人物を分散させる構図が見えてきます。
ただし、この事件は工藤一人の意思だけで説明しきれません。右京と薫は、自生党のキングメーカーと呼ばれる利根川吉伸に対し、藤原総理をめぐる一連の流れが政治的な利益につながっていると迫ります。
藤原は芦屋との関係をめぐる発言を変え、世論の空気も動きます。その後、衆議院解散へ進む政治状況まで含めると、爆破事件が単なる総理への怨恨ではなく、政局と結びついた工作だった可能性が強く浮かびます。
右京たちは利根川の前で、死刑執行や政治日程まで党利党略に利用したのではないかと追及します。しかし、利根川が自ら具体的な指示を認めて事件が完全決着する形ではありません。芦屋殺害は仁科の犯行として明確になる一方、総理爆破は工藤の背後にある権力の構図を残すのが第2話の終わり方です。
「真犯人は二人いる」の意味を整理
タイトルどおり、二つの重大事件は同じ犯人による連続犯行ではありません。芦屋殺害と総理爆破を分けて考えると、物語の構造がはっきりします。
芦屋殺害は、日高への思いと警察への失望を抱えた仁科征司の個人的な復讐です。総理爆破は、工藤と闇バイトが実働に関わり、その背後に政界の大きな力があると示される事件です。
共通しているのは、「公のため」という言葉が個人の思惑に利用されていることです。仁科は日高のためと言いながら殺人を犯し、政界側は国や党のためという論理で人の命や世論を動かそうとします。
右京が警視庁150年史を通して向き合う「私より公を優先する警察官のあり方」が、事件の反面教師として何度も現れます。
高田創はなぜ右京の“相棒”にならない?
第2話では、高田が右京の捜査を間近で学び、特命係の部屋にも入ります。右京への尊敬が強く、本人も「自分のほうが相棒に向いているのでは」と思うような流れがあります。
ところが、薫と地下室に閉じ込められた経験を通して、高田は右京と薫の間にあるものが単なる推理力や行動力ではないと理解します。薫は右京の思考を完全に説明できなくても、右京なら必ず気づくと信じられます。
右京も高田に、自分自身の相棒を見つけるべきだという趣旨の言葉を伝えます。これは高田を否定しているのではなく、警察官として自分の道を歩けという助言です。
第1話で「警察官A」として戻ってきた高田が、第2話で事件解決だけでなく「相棒とは何か」を学ぶことで、二話連続の物語が完結します。
伏線と証拠はどこにあった?
右京が真犯人へたどり着く決め手は、二つの事件を無理に一つへまとめなかったことです。手口の違い、現場の血痕、日高の病状、地下室で見つかった物証が、それぞれ別方向の答えを示していました。
芦屋事件の血痕は「負傷」ではなく「吐血」
現場に残った血痕を、犯人がケガをしたものだと決めつけなかったことが重要です。吐血の可能性から病院へ進み、日高という人物へ到達します。
日高本人の身体状態では犯行が難しいため、「日高のために動く誰か」という次の人物像が生まれます。ここで仁科の存在が現実味を帯びます。
地下室のボタンが仁科へつながる
薫と高田が閉じ込められた地下室では、犯人の痕跡となるボタンが見つかります。この物証が、身近な警察官だった仁科へつながる決定的なピースになります。
高田にとっては、尊敬していた先輩が犯人だったという残酷な真相です。だからこそ、「正義を見失ったときに支えてくれる存在」という相棒のテーマが事件そのものと重なります。
総理爆破は闇バイトと工藤の線で進む
爆破事件では、材料の購入者、コインロッカー、回収者の映像といった実務的な痕跡が工藤へつながります。芦屋事件のような個人的な復讐の痕跡とは性質が違います。
この違いを右京が見逃さなかったことが、「真犯人は二人いる」という逆転につながります。
ウェブの声で注目された場面
放送当時は、仁科が犯人だと判明した驚きに加え、右京が拳銃を自死に使おうとする仁科へ激怒する場面が大きく注目されました。普段は冷静な右京が声を荒らげるほど、警察官として越えてはいけない線を重く見ていることが伝わります。
また、高田が右京の相棒候補のように見える展開から、最後には右京と薫の信頼関係を再確認する流れを好意的に受け止める声も多くありました。事件の真相だけでなく、season23の最初の二話で「相棒」という作品タイトルそのものを語り直した点が支持された回です。
参考にした情報
- テレビ朝日「相棒 season23」第2話公式ストーリー
- Gガイド「相棒セレクション 相棒23 #2」HTB1
- シネマトゥデイ「相棒23 真の意味の“相棒”とは」
- MANTANWEB「相棒 season23 第2話 まさかの議員殺害犯が判明」
- ORICON NEWS「相棒 season23 初回拡大SP」
よくある質問
相棒23第2話で芦屋議員を殺した犯人は誰ですか?
芦屋満を殺害した犯人は、高田創の先輩警察官である仁科征司です。6年前の事件で傷ついた同僚・日高行人への思いと、警察や権力への怒りをこじらせて犯行に及びました。
藤原総理の爆破事件も仁科の犯行ですか?
いいえ。総理爆破では闇バイトと工藤敬が実行系統に浮上し、芦屋殺害とは別の犯行として描かれます。さらに背後には利根川吉伸の政治的な思惑が強く示唆されます。
高田創は右京の新しい相棒になるのですか?
第2話では高田が右京の捜査を学びますが、右京と薫の信頼関係を目の当たりにし、自分には自分の相棒を見つける道があると理解します。この回で右京の正式な相棒になる展開ではありません。
まとめ
「相棒 season23」第2話「警察官A~逆転殺人!真犯人は二人いる!!」では、芦屋議員殺害の犯人が仁科征司だと判明します。一方の藤原総理爆破は闇バイトと工藤敬の線で進み、その背後に利根川の政治的な力が見えるため、二つの事件を一人の犯人で説明しないことが最大の逆転です。
仁科と日高の悲劇、高田が学んだ右京と薫の信頼、そして権力と正義の衝突が一つの後編にまとまっています。10月16日のHTB再放送では、事件の犯人だけでなく、右京がなぜ二つの事件を別々だと考えたのか、そして高田が最後に「相棒」の意味をどう受け止めるのかに注目すると、前後編の狙いがよりはっきり見えてきます。

