ザ・バックヤード中冨記念くすり博物館|江戸の置き薬とスペイン風邪の「黒い薬」は何?10月20日放送|10/20 14:35
2026年10月20日(火)14時35分からNHK Eテレ1・東京で放送予定の「ザ・バックヤード 中冨記念くすり博物館」では、佐賀県鳥栖市にある中冨記念くすり博物館の収蔵資料に入り込みます。
今回の大きな見どころは、日本独自の販売文化である置き薬が残した江戸・明治の細かな記録と、約100年前のスペイン風邪流行時に人々が求めたという「真っ黒で四角い薬」です。放送前に確認できる範囲をもとに、番組で押さえておきたい背景を整理します。
ザ・バックヤード中冨記念くすり博物館の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月20日(火)14:35〜15:05 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| 番組 | ザ・バックヤード 中冨記念くすり博物館 |
| リポーター | 渡辺満里奈 |
| 案内・出演 | 中村倫也 |
| 主なテーマ | 田代売薬、江戸・明治の薬の記録、スペイン風邪と薬 |
渡辺満里奈さんの所属事務所Sony Music Artistsは、10月14日22時からNHK「ザ・バックヤード」に出演し、中冨記念くすり博物館を特集すると告知しています。10月20日14時35分の放送は、番組表では同じ内容の放送として案内されています。
番組表では、渡辺満里奈さんがバックヤードでトラの頭蓋骨を目にすること、日本独自の薬の販売システムである置き薬をたどること、江戸・明治の家庭で備えられた薬の記録、そしてスペイン風邪の流行時に人々が求めた黒い薬が取り上げられるとされています。
中冨記念くすり博物館はどんな場所?
中冨記念くすり博物館は、佐賀県鳥栖市神辺町にあるくすりを専門テーマにした博物館です。施設公式によると、鳥栖市田代から基山町にかけての地域では江戸時代中期に「田代売薬」が起こり、その後の地域産業にも大きな影響を与えました。
博物館は久光製薬の創業145周年記念事業として設立され、1995年3月28日に開館しました。単に昔の薬を並べる施設ではなく、薬の製造・販売に関わる道具や文書を保存し、人と薬の歩みを後世に伝える生涯学習の場として位置づけられています。
1階と2階でテーマが分かれている
1階展示室のテーマは現代の薬と世界の薬です。特に、19世紀末のイギリス・ロンドン郊外にあったアルバン・アトキン薬局を移設した展示があり、当時の薬局空間を具体的に見ることができます。
2階展示室では、田代売薬を含む昔の薬が中心です。約90種類の生薬展示に加え、2016年に佐賀県重要有形民俗文化財に指定された田代売薬関連資料も紹介されています。今回の番組テーマと直結するのは、こちらの歴史資料です。
江戸・明治の「置き薬」とは?番組で注目される理由
今回の放送で重要な言葉が置き薬です。家庭にあらかじめ薬を置いておき、使った分だけ後から代金を受け取る配置販売の仕組みで、薬がすぐ手に入らない時代の暮らしを支えてきました。
中冨記念くすり博物館が伝える田代売薬は、この地域で発展した売薬文化です。売薬業者は家庭を回り、薬を届けるだけでなく、使用状況や取引内容を細かく記録していました。番組では、その記録が江戸や明治の家庭の暮らしを読み解く資料として登場します。
薬の記録から「その家の暮らし」が見える
薬の記録は、単なる商品台帳ではありません。どんな薬をどのくらい備え、何が使われたのかが残っていれば、その家で起きた体調不良や季節ごとの需要を考える手掛かりになります。
番組表では「江戸・明治の各家庭で備えた薬の詳細な記録」と紹介されています。バックヤードに残る資料を通して、当時の人々がどんな不調を恐れ、どんな薬を身近に置いていたのかが見えてくる回になりそうです。
江戸のロングヒット薬は何?
番組表には「江戸のロングヒット薬とは!?」という予告もあります。ただし、放送前に確認できる資料では、その薬の商品名までは明らかにされていません。
ここは推測せず、番組の答えを待ちたいポイントです。中冨記念くすり博物館には、田代売薬に関する製薬・行商の道具、文書、昔の薬に関する展示がそろっているため、長く使われた薬の背景を、販売方法や家庭の備え方と合わせて理解できるのが見どころです。
スペイン風邪のとき誰もが求めた「真っ黒で四角い薬」とは?
今回もっとも気になる予告の一つが、約100年前のスペイン風邪の流行時に人々が求めたという真っ黒で四角い薬です。
番組表ではその存在までが示されていますが、商品名や成分は放送前資料では特定できません。見た目の特徴だけで市販薬や民間薬を当てはめると誤情報になるため、ここでは断定しません。
当時の流行と薬の記録を見る意味
スペイン風邪は1918年前後に世界的に流行し、日本でも多くの人が影響を受けました。現代のようにウイルスに対する治療薬やワクチンが整っていなかった時代、人々が何を「効くかもしれないもの」として求めたのかは、医療史だけでなく社会史としても重要です。
番組が博物館の収蔵資料からその薬を取り上げることで、感染症流行時の不安と、家庭で薬を備える文化がどのようにつながっていたのかを見ることができます。黒い薬そのものだけでなく、「なぜそれほど求められたのか」という背景にも注目したいところです。
トラの頭蓋骨がバックヤードにあるのはなぜ?
予告では、渡辺満里奈さんがバックヤードでトラの頭蓋骨を見る場面も案内されています。中冨記念くすり博物館は、動植物を原料とした生薬の歴史も扱う施設です。
館内には約90種類の生薬展示があり、薬用植物を集めた薬木薬草園も併設されています。現代では意外に感じる動物由来の素材も、昔の薬文化を知るうえで重要な資料になります。
ただし、今回登場するトラの頭蓋骨が具体的にどの薬や処方と関係するかは、放送前資料では確認できません。番組では、収蔵の理由や当時の薬との関係がどこまで説明されるかが注目点です。
中冨記念くすり博物館の見学情報
施設公式によると、中冨記念くすり博物館の所在地は佐賀県鳥栖市神辺町288番地1です。開館時間は10時から17時までで、最終入館は16時30分です。
休館日は原則として月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休館となります。番組を見て実際に訪れたくなった場合は、企画展や臨時休館の情報も含めて施設公式サイトで最新案内を確認すると安心です。
薬木薬草園も見どころ
博物館には約2600平方メートルの薬木薬草園があり、公式サイトでは約350種類の薬用植物を楽しめると案内されています。「四季の道」「彩りの丘」「香りの庭」「燦々の部屋」というエリアに分かれ、植物を通して薬の原料や文化に触れられます。
館内の歴史資料と薬草園を続けて見ると、昔の人が薬を「商品」としてだけでなく、植物や生薬の知識と結びつけて理解していたことが実感しやすくなります。
参考にした情報
- 中冨記念くすり博物館 公式「博物館について」
- Sony Music Artists「渡辺満里奈 10/14 NHK『ザ・バックヤード』出演情報」
- NHK番組表情報を掲載する10月20日Eテレ番組表
- 中冨記念くすり博物館 公式トップページ
よくある質問
ザ・バックヤード中冨記念くすり博物館はいつ放送ですか?
2026年10月20日(火)14時35分から15時05分まで、NHK Eテレ1・東京で放送予定です。番組表では渡辺満里奈さんと中村倫也さんの出演が案内されています。
今回の見どころは何ですか?
江戸・明治の家庭に残った置き薬の詳細な記録、江戸時代に長く使われた薬、スペイン風邪流行時に求められた真っ黒で四角い薬、バックヤードにあるトラの頭蓋骨などです。
スペイン風邪のときの黒い薬の名前は分かっていますか?
放送前に確認できた番組表や施設公式資料では、商品名や成分までは確認できません。見た目だけから推測せず、番組内で示される説明を確認するのが確実です。
まとめ
10月20日放送の「ザ・バックヤード 中冨記念くすり博物館」は、佐賀県鳥栖市で育った田代売薬の歴史を手掛かりに、薬が家庭の暮らしをどう支えてきたかをたどる回です。
江戸・明治の置き薬の記録、スペイン風邪の時代に求められた黒い薬、トラの頭蓋骨といった資料を通して、昔の人々が病気や健康とどう向き合ってきたのかを知ることができます。博物館そのものの展示も豊富なので、番組をきっかけに田代売薬や薬文化へ興味を広げやすい内容です。

