ルーブル美術館500年(4)10月20日BSP4K再放送|最終回「永遠の美を求めて」と全4集の到達点|10/20 14:30
10月20日(火)14時30分からNHK BSP4Kで、「ルーブル美術館 美の殿堂の500年(4)『永遠の美を求めて』」が放送されます。
全4集でルーブル美術館の歩みをたどるシリーズの最終回です。今回の中心になるのは19~20世紀で、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、ドラクロワ「民衆を導く自由」など、現在のルーブルを象徴する作品がどのように「美の殿堂」に集まっていったのかが描かれます。
10月13日のBS8K放送を見逃した方にとっても、10月20日のBSP4K放送はシリーズの結論を確かめる機会です。ここでは最終回だけでなく、第1集から第4集までの流れをつなげて整理します。
10月20日の放送日時と番組情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | ルーブル美術館 美の殿堂の500年(4)「永遠の美を求めて」 |
| 放送日 | 2026年10月20日(火) |
| 放送時間 | 14:30~15:29 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| シリーズ | 全4集の第4集・最終回 |
| 語り | 髙橋美鈴 |
J:COMの番組表では、10月20日14時30分から15時29分までNHK BSP4Kで放送されることが確認できます。Gガイドの番組情報では、最終回は19~20世紀を扱い、ルーブルを象徴する名作が次々と収蔵されていく時代として紹介されています。
今回が初見の方でも楽しめますが、第1集からの流れを知っておくと「王のコレクション」から「世界の美術館」へ変わっていったルーブルの歴史がより見えやすくなります。
最終回「永遠の美を求めて」は何を描く?
最終回の大きなテーマは、19~20世紀にルーブルの価値観がどのように広がったのかという点です。
番組紹介では、古代ギリシャの傑作「サモトラケのニケ」がルーブルに到着したこと、ドラクロワが同時代の革命を描いて「民衆を導く自由」を生み出したこと、そして近代化の中でフェルメールが再評価され、中世宗教画の「ピエタ」も再発見されたことが示されています。
つまり最終回は、単に有名作品を並べる回ではありません。ルーブルが「すでに価値が決まっている名作だけを集める場所」ではなく、時代の変化によって忘れられていた美が見直され、新しい価値が加わっていく場所だったことを描く回です。
サモトラケのニケとミロのヴィーナス
最終回では、ルーブルを代表する古代彫刻が大きな見どころになります。とくにサモトラケのニケは、階段上に立つ展示そのものがルーブルの象徴的な風景として知られています。
NHK出版の番組連動記事では、第4集で扱う主な作品として「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」が挙げられています。古代の作品でありながら、19世紀にルーブルのコレクションへ加わることで、近代美術館としてのルーブルの姿を形づくった存在として位置づけられます。
ドラクロワ「民衆を導く自由」
ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由」も、第4集の中心作品です。
番組紹介では、ドラクロワが「我々の美」を求め、同時代の革命を描いた作品として紹介されています。古代やルネサンスの名作だけでなく、自分たちが生きる時代そのものを芸術にする動きが、ルーブルの歴史の中に組み込まれていく点が重要です。
10月13日の最終回記事では作品ごとの見どころを詳しく整理しています。個別作品を先に確認したい方は、ルーブル美術館500年(4)最終回の記事もあわせて読むと流れをつかみやすいです。
フェルメール再発見と中世のピエタ
最終回では、近代に入ってからフェルメールが再発見されたことや、埋もれていた中世宗教画の傑作「ピエタ」が見直されたことも扱われます。
ここから見えるのは、美術史そのものが固定されたものではないということです。ある時代には忘れられていた画家や作品が、研究や評価の変化によって再び光を当てられる。その積み重ねが現在のルーブルのコレクションにつながっています。
全4集を振り返ると最終回の意味が見える
このシリーズは、500年の歴史を4つの時代に分けてたどります。最終回だけを見るより、各回で「誰が何を集めたのか」をつなげると、ルーブルの変化がはっきりします。
第1集 レオナルド・ダ・ヴィンチ
第1集は16世紀。フランソワ1世がイタリア・ルネサンスに憧れ、レオナルド・ダ・ヴィンチをフランスへ招いた時代から始まります。
王の個人的な美術への情熱が、のちのルーブルの基礎になったという出発点です。シリーズ全体を通して見ると、ここではまだ「王の収集」という色合いが強く残っています。
第2集 太陽王が夢見た芸術の国
第2集はルイ14世の時代からロココへ。フランスが国家として芸術を育て、王立アカデミーなどを通じて芸術大国へ成長していく流れが描かれます。
王個人の好みだけではなく、国家の文化政策として美術が位置づけられていく段階です。
第3集 革命とナポレオンのルーブル
第3集では、フランス革命によって王宮だったルーブルが「美術館」へ変化する大きな転換点が描かれます。
ナポレオン時代には「カナの婚礼」や「ナポレオンの戴冠」といった巨大作品が象徴的に登場します。第3集の内容は、革命とナポレオンのルーブルの記事で詳しく整理しています。
第4集で「誰のための美術館か」が広がる
そして第4集では、王や国家が集めた作品だけでなく、再発見された芸術や同時代の表現もルーブルの価値を形づくっていきます。
第1集のフランソワ1世から始まった物語が、第4集では「時代を超えて美を残す場所」へ到達する。これが全4集を通した最も大きな流れです。
2度の世界大戦とルーブル
番組紹介では、2度の大戦下でもルーブルの至宝が守られたことにも触れています。
最終回が19~20世紀を扱う以上、美術館の歴史は作品収集だけでは終わりません。戦争の中で文化財をどう守るかという問題も、ルーブルの歴史の一部になります。
華やかな名作紹介の一方で、作品を「残す」ための努力も描かれることが、この最終回を単なる美術鑑賞番組ではなく、500年の歴史を締めくくる回にしています。
前回までの流れを知ると見どころが増える
前回の第3集は、王宮だったルーブルが革命後に美術館となり、ナポレオンの時代に世界的コレクションへ拡大していく過程が中心でした。
その続きとなる第4集では、政治権力による収集からさらに時代が進み、発掘・再発見・評価の変化によってコレクションが豊かになっていきます。
そのため10月20日の放送では、名作の美しさだけでなく「なぜこの作品がルーブルにあるのか」という視点で見ると、シリーズの結論が理解しやすくなります。
参考にした情報
- J:COMテレビ番組表「ルーブル美術館 美の殿堂の500年」
- Gガイド「ルーブル美術館 美の殿堂の500年(4)永遠の美を求めて」
- NHK出版 本がひらく「映像と本で味わうルーブル」
- 千住明公式サイト「NHK BS4K ルーブル美術館 美の殿堂の500年」
よくある質問
10月20日の「ルーブル美術館 美の殿堂の500年」は何時からですか?
2026年10月20日(火)14時30分から15時29分まで、NHK BSP4Kで放送予定です。
第4集「永遠の美を求めて」は最終回ですか?
はい。全4集シリーズの第4集で、19~20世紀のルーブルを扱う最終回です。
最終回ではどんな作品が登場しますか?
番組情報では、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、ドラクロワ「民衆を導く自由」、フェルメール作品、中世宗教画の「ピエタ」などが中心として紹介されています。
まとめ
10月20日のNHK BSP4K「ルーブル美術館 美の殿堂の500年(4)『永遠の美を求めて』」は、王の収集から始まった500年の物語を、近代の再発見と文化財保護までつないで締めくくる最終回です。
サモトラケのニケや「民衆を導く自由」といった名作そのものに加え、「なぜその作品がルーブルに集まったのか」を意識すると、全4集の到達点がより見えやすくなります。

